森の隠れ家  by KEIZI

森の中の小さな俺の隠れ家。
隠れ家の中は、他人から見れば子供のおもちゃ箱のようにガラクタばかりなのかもしれない。

東北関東大震災 ~津波の驚異~

2011年03月21日 | 東日本大震災
その時、私は次男の中学校卒業式を終えて、自宅へ帰りコタツの中で休んでいた。
すると、突然と妻と次男の携帯電話の緊急地震速報のアラーム音が鳴り響いた

数秒後、地震で家が揺れはじめた。
はじめは、「いつもの地震だろう」と軽く考えていたが、意外と揺れが大きく、さらにどんどん大きくなっていく

その内、室内で物が落ちる音。
足元の床が何十センチも動いていると感じるほどの大きな揺れ、そして異常に長い時間揺れが止まらない

やっと揺れが収まった時には、本棚やCD、DVDラックから殆どの物が床に落ちて壊れ、200キロ以上ある薪ストーブも位置が若干ズレて、炉台の石壁も一部剥がれ落ちていた。

子供の頃に経験した宮城県沖地震よりも大きいと感じた

直ぐにテレビをつけてニュース速報を見ていると、今まで見たこともないような映像がLIVE映像で写し出された・・・津波である

事の大きさに気付き、まだ学校へいるはずの長男の安否が気になった

しかし、学校へも長男の携帯にも全く電話が通じない。

車で長男の学校まで行って安否の確認をする・・・長男は、地震後、既に帰宅したとのことでどうやら無事のようだ

しかし、そこまでの道のりでも一部倒壊した家屋や崩れ落ちた石塀、地割れや隆起して段差の出来た道路・・・。

想像を絶する大惨事だった。


下に掲載した写真は、仕事で津波の被災地へ行った時に携帯電話で撮影した写真である。
被害の悲惨さと怖さ、そして、忘れてはいけない歴史のひとつとして残すために写真を掲載するものである。



地震が発生した午後2時46分を少し過ぎた時間で止まった時計。



防波堤は、もろくも波の力に壊されて決壊し、壊された防波堤の巨大なコンクリート塊が何メートルも離れた場所まで流されている。























誰かが置いたのか、たまたま流されて、この場所に立っていたのか、ウルトラマンの目覚まし時計が海の方を見て立っていた・・・。



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コメント (9)
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