知らない世界へ帰りたい(日本探求)

自分の祖先はどんなことを考えていたのか・・・日本人の来し方、行く末を読み解く試み(本棚10)。

「梅棹忠夫の理性と英知」

2012年02月06日 07時22分21秒 | 原発
 早くから文明の二面性に気づき、警告してきた民族学者・比較文明学者。
 SF作家の小松左京さん達と共に「日本未来学会」を設立した京都学派の一人。
 彼は文明が発展するほど、人類が滅亡に近づくことに苦悩していました。しかし、絶望で終わってはいません。遺稿となった未完の「人類の未来」の最後の章には「光明」という言葉が記されていたのです。
 果たしてその意味とは?

【ETV特集】暗黒のかなたの光明~文明学者 梅棹忠夫がみた未来~
 大阪に国立民族学博物館を創設、日本の民族学研究の礎を築き、比較文明学者として数々の業績をなした梅棹忠夫(うめさお ただお)が、昨年7月、90歳で亡くなった。梅棹は、大阪と生地京都を根拠地とし、世界中で学術探検を重ね、その知見をもとに戦後の日本社会に大きな影響を与えつづけた「知の巨人」だった。
「暗黒のかなたの光明」
 2010年に亡くなった比較文明学者で「知の巨人」といわれた梅棹忠夫の未刊で、幻の書ともいわれる「人類の未来」の資料が発見された。そこには半世紀前に、地球規模のエコロジーの視点から人類の暗い未来を見据え「暗黒のかなたの光明」を求める梅棹の姿があった。大震災で文明世界の価値観がゆらいでいる今、梅棹と交流があった作家・博物学者の荒俣宏が、宗教学者・山折哲雄やほかの識者と共に、現代への問いかけを考える。


・・・続きは後ほど・・・
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