お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

冬の林のディスタンス

2021-01-28 05:50:00 | 2021年の暮らし


カナダポスト(郵便局)の配達車両に貼ってあったメッセージ。
左側の人は配達員さんだと思われます。

ほとんどの人がほかの人との間に距離を保つ今日この頃。

普通なら相当な距離を保ってくれるのに距離感覚がおかしくなっていて、ビックリしたしちょっと怖くもあったという話を書きます。

晩秋からこのかた、同居家族以外と会うときは距離を保って屋外で、というお達しが出ているので、都心部のすぐそばにある大きな公園まで二女に会いに行きました。





ここの公園の中は自然が保たれてますが、都心部の近くにあるので人がたくさんいました。
わたしがいつも写真を載せている湖のトレイルとは大違い。
長い雨季の、つかの間のたいへん貴重な晴れ間でしたので、人が大勢いましたし、鳥たちも散策中でした。





実はこの公園、私がカナダに移住してきたころにそこで起きた殺人・死体遺棄事件のニュースを見て、あまり良いイメージをずっと持たずにきて、子どもの学校の行事でもない限り、行くことがなかったんです。
なので、歩いてみると、へぇ~、都会にこんな自然が残されてるとは贅沢だねぇと思って新鮮でした。

が!

どこに行っても丸々太ったリスが至近距離まで近寄ってくるんです!











リスはかわいらしいです。
両手に食べ物を持って食べてる姿とか、木に登る動きとか。
でも、それは自然な距離を保ってくれてるからこそです。
二年ほど前、うちの家の壁に穴をあけて天井裏に入ってきたときはなかなか出てきてもらえずに往生しましたし、こうやって近づいてこられると怖さを感じます。
『チャーリーとチョコレート工場』の映画に出てくるリスのイメージが強すぎたせいもあるかもですが・・・
リスが媒介する感染症もありますからね・・・。

いずれにしても、これは変です。
リスは人を見ると警戒するし、さっと逃げるのが普通です。
こんなに近くに寄ってくるリスを見たのは初めてでした。
(例によって、望遠レンズで撮ったのではなく、携帯電話のカメラで撮っています)

歩いていくうちに、意味がわかりました。
公園に来た人がエサをやっているんです。
ああああ、だめですよこれ。
そして、エサをやる人たちが写真を撮るので、携帯電話を向けられることにも慣れているんです。
途中で何度か赤ちゃんリスを見かけましたが、ちびちゃんたちが例外なく人間を見ると逃げましたので、大人になるにつれて学習したんだと思います。

そして、こんな、初めて見たポスターも。


いやいや、エサをやる人たちはこういうの読まないんですよ
これって、元の自然なリスの生態に戻すのは大変だと思うんですが。

なんとかならないもんかなぁ。

国境を越えて届け

2021-01-27 06:26:26 | 2021年の暮らし

(CBCニュース)

このブログ開設から4500日だそうです・・・12年以上ですか・・・。
読んでくださる方に感謝の気持ちをお伝えしたいです!

時の経つのが早い! たまにこういう節目のときなどには「うわぁ」と実感します。

実は今日は長女の誕生日。
娘は『大阪で生まれた女なので、正確に言うと日本時間の誕生日で、ここから見ると一日前に生まれたことになります。
なので、ちょうど生まれた時刻に合わせて昨日ビデオ通話してお祝いを伝えました。
長女はサンフランシスコに住んでいるので、わたしの住んでいるカナダ西海岸とは時差がなく、そこにややこしい計算はありません。

いま、郵便事情が不透明です。
ただでさえカナダポストにはいろいろ紛失されたり遅延されたりが日常茶飯事なので、この新型コロナ禍ではよけい信頼できません。
カードを贈り合うことが大事にされている北米ではありますが、郵送しても届かなかったら嫌だなぁといろいろ考えていて、一か月ほど前にふと、長女が小さかった頃の写真を使って、音楽や字幕や効果をつけたビデオを作って、デジタルで送ったらどうだろう?と思いつきました。
思いつきはしましたがやったことないのでできるかどうかは定かではない
末っ子に「調べてみてもどうしてもわからなかったら手伝ってよ」と頼んでから作業にとりかかりました。

当時はデジカメなどありませんから、ネガティブスキャナーを使ったり写真をスキャンしたりしました。
当たり前なのですが、写真の中の自分が若い!!
いやはや、ほんとに若い・・・時の経つのは早いんですよ

結果、手間暇はかかりましたが、手伝ってもらわずとも4分ほどの自分でも「えらいっ!」とほめたくなるほどの超大作ができあがりまして、無事に昨日の「日本時間での誕生時刻」に放映することができました。

それはいいのですが、
私が心配したのは、感受性の強い長女が親兄弟と写っている写真が連続して出てくるビデオを見てさみしさが募ってしまうんじゃないかということ・・・
実際、ビデオが始まったとたんに長女は大泣き。
ビデオ通話で二女もつないで一緒に見たのでまだよかったとはいえ・・・。
もちろん喜んではくれたんですが、やはり会いたい気持ちが強く強くなってしまったようです。
新型コロナ禍以前はなんやかんやでかなり頻繁に会うようにしていましたが、もう一年くらい会えていません。

アメリカで新型コロナ感染が急拡大し始めてから、アメリカ=カナダ国境は物流輸送など以外は封鎖されています。
ここから国境検問のゲートまでは車で30分ほど。
以前アメリカドルとの為替レートがよかったときには、日常の買い物やガソリン給油のために国境を越えてアメリカに行ったりしていました。
(アメリカに行って帰ってくる行程にかかるガソリン代を差し引いてもどーんとおつりがくるくらい、アメリカのガソリンは安いんです! 牛乳・卵・バター・肉なんでもアメリカの方が安いし、ほかのものもお店や商品の選択肢が多いし、その他もろもろ物を買うということ全体がカナダ側とは全然違います)
カナダ側に住んでアメリカに通勤している人も、特に東部ではたくさんいました。
いま、国境が再開するめどはたっていません。

こういう状況ですが、隔離措置などの条件つきで飛行機に乗ればアメリカに行けます。
運転して国境を越えることは基本できません。
去年ニュース記事に出ていたのが、アメリカ人とカナダ人の夫婦の話。
この夫婦は国境を挟んで7キロの距離に別々に住んでいます。
以前は車で国境を越えていつでも会えました。
しかし、いまはできません。
会うためには、航空券を買って空港に行って飛行機に乗ってそれからまた到着した空港から会いに行くという、冗談のようなプロセスをたどらないといけないということでした。

ある国境検問ゲートの周囲が大きな公園になっています。
そこにあるモニュメントの門には、今後この国境が閉じられることがありませんようにと書いてあります。
その公園には以前は自由に入れました。
しかし、実際にはこの公園はアメリカの扱いなので、もし足を踏み入れたら、カナダ側に戻ってから二週間の隔離措置になると、ラジオで繰り返し警告していました。
まだ規制が緩いころには、アメリカとカナダに住む家族や友人などがこの公園で落ち合っている様子が報道されていましたし、アメリカ人とカナダ人のカップルが結婚式を挙げたりしていましたが、どんどん厳しくなっています。

たとえ、飛行機に乗ればアメリカに行けるとしても、厳格な隔離措置がありますし、日々報道される長い「新型コロナ感染者が乗っていた航空便リスト」を見ると恐ろしく感じます。
今は我慢。
いつか会える日を待つ。
それまで元気でいる。
誕生日は一緒に過ごせないけれど、国境を越えて届け。
生まれてきてくれて、ほんとうにありがとう!の気持ち

らくがきを乗せてどこまでも

2021-01-26 06:10:43 | 2021年の暮らし


リハビリの一環で外に出て歩きなさいと言われているわけですが、ここのところ毎日ブログに書いているように、わたしの意志が弱くてモチベーションが続かないので、工夫が必要です。

昨日おとといに写真を載せていた鳥たちに会いに行くトレイル沿いにはすぐ近くに線路が通っていて、しばしば貨物列車が通ります。
新型コロナ禍が始まる前は一日に一回か二回、運が良ければシアトルと行き来する国際旅客列車が見られることもありましたが、今は運行されていないようです。国境も封鎖されていますし・・・。
観光シーズンにはカナダ横断の二階建て列車を見かけるのが楽しみですが、これも今は難しいですね。
鉄道愛に満ちあふれるわたしですが、この貨物列車には時に困ることがあります。
それは、連結が長い上に貨物留め置きの地点と近いので減速していて、通り過ぎるのに時間がかかるからです。
うちからほど近いところに踏切があります。
ちょうど踏切を渡ろうとするときに鉢合わせると待ち時間が読めず、ガックリきます。
目の前で遮断機が下りると、Uターンして元来た方に戻りたくなるのが心情ですが、何年か前に、それができないように道路の真ん中に障害物を設置されてしまいました。
急いでいるときは最悪です。
一度、いったい何両連結しているのだろうと数えてみたことがあるのですが、220両過ぎたあたりで目がクラクラしてきてやめました!
20分以上待ちました、その日。





この写真を見てお気づきと思いますが、貨物車両にはだいたいらくがきが・・・。

ほんとにいろんな図柄のものがあるので、踏切では考えたことがなかったですが、線路沿いのトレイルを歩くときには、貨物列車が来たららくがきを見ることにしました。

列車にらくがきをするのは違法行為です。
なぜ、このらくがきをすることにこれほどの情熱を傾けられるんだろう?
わたしが思ったのは、まず、このペイント、結構高いです。
そして、列車というのはあちこち移動して、自分がらくがきした列車にまた出会えるかどうかはわかりません。
さらに、大きな列車に大きならくがきをしようと思ったら、時間もかかるし設備も必要だし、見つからないように書くのもエネルギーが要るんじゃないでしょうか。
誰が見てくれるのか、また見てくれないのかわからないキャンバスに才能を活かして費用をかけてらくがきをする。
なんでなんだろうなぁ?

以前、末っ子のスポーツ遠征で高速を4時間くらい運転して内陸の方へ行ったことがあります。


目的地はこんな小さな町。


ここに行くまでに貨物列車が通って行くのを見ました。




いつも踏切で足止めにしてくれる貨物列車はこういう内陸部を延々通って遠い遠い目的地に行くんだなあと、改めて思った日でした。

遠目から見てもらくがきがあるのは見えますけど、作品としてはよく見えないですよね・・・。
だから、なおさら、このらくがきに込める情熱が不思議。

さて、トレイルに戻ります。










OSAKAの文字が・・・。何か関係あるのかな?


落書きで消してしまった車両の個体番号をペイントで書き込んでる(正しいかどうかは不明だけど)




だれかさんへのメッセージ付き


車体番号や社名を邪魔しないように配慮したらくがき


らくがきを消したあと・・・ですかね?


撮った写真はまだまだありますが、この辺でやめておきます(笑)

こういう落書きは、アメリカに行くとハイウェイにかかる高架の壁面の高いところにもあったりします。
もう、どうやったらそんなところにペイントできるのか全くわからないようなところです。
肝試し?
いやぁ、わたしにはわからないです。
ただ、こういうサイト(Train Graffiti)を作ったりする人がいるくらいなので、愛好家がいて、何か注目される機会や場所はあるということなのでしょう。

どこまで行っても自分の知らない世界があちこちに広がってますね。


アメリカのいとこ

2021-01-25 06:43:23 | 2021年の暮らし

(大きな鳥が飛んでいました。通りがかりの人が「サギじゃないかな?」と話しかけてきましたがどうなんでしょう)

昨日オシドリの話をブログに書いて写真を載せましたら、いろいろ教わることができました。
今朝こちらのニュース記事(下線部をクリックで記事を表示)を読んでいたら、越冬してこのあたりに来ている鳥のことが書いてあって、今までならさらっと読んだのでしょうけど、おかげさまで興味がわいてきて、詳しく読んでみました。

その記事の中の『アメリカオシドリ(Wood Duck)』というのがどうやらわたしの写真の中に写っているこの渋くてきれいな鳥なのではないでしょうか?



どうも『オシドリ(Mandarin Duck)』といっしょの画面にいると地味に見えますが、背中の羽の色合いなどとてもきれいです。
携帯電話のカメラの性能の限界と、曇り空の明るさ不足で(そして撮った人の技術やら、写真を撮る目的意識やらの関係で)きちんと写っていませんが、インターネットで検索するとよくわかりました。











このあたりはアメリカ国境とあまり遠くなく、カナダでも南部の方なので、カナダの北のほうから越冬でここに来ているのかもしれません。
調べてみると、東アジアのオレンジ色のオシドリとこのアメリカオシドリは『いとこ』どうしの関係だとか!
アメリカオシドリはその美しさから狩猟の対象になり、かつて個体数が減ってしまったけれど、保護の成果が出て増えてきたということです。
では、美しさが際立つオシドリはなぜ東アジアで生存できたのか?
一説によると、オシドリはおいしくないから・・・だそうですが。そうなんでしょうか?
想像したくないんですが・・・

今朝から雪が降り続いていて、相変わらず外に歩きに行くモチベーションは下がったままなのですが(←言い訳)、今まではきれいだったりかわいかったりとしか見ていなかった鳥たちのことを知るにつれ、またあの湖のトレイルに行って、色々な種類の鳥をちゃんと見てみようと思うようになりました

日々小さな楽しみを見つけてなんとかこの新型コロナ禍を乗り切り、早く日本に帰りたい
ココロは空を飛んでいるんだけどなぁ

地元のセレブに出会う

2021-01-24 09:49:51 | 2021年の暮らし


このブログにたびたび登場する作業療法士さんですが、わたしがケガからのリハビリに取り組む中で、ちゃんと『歩く』ようにと毎回念を押してくれます。
ここは秋冬は雨季ですし、寒いですし、家にいても何かしらやることはあるので、ちゃんと気をつけないとわたしがいくらでもさぼるわけで、そこを心配しての念押しです。
モチベーションが続かないんですよ、なんだか(←言い訳)
健康のためとはわかっているのですが・・・。
それであれやこれやと楽しみを見つけながら、言いつけを守って歩いております。

11月と12月は、末っ子がコロナ感染防止対策が完璧なジムに通っていたので、ジムが倒産してしまうまでの間は待ち時間を利用して巨大な湖の周りにあるトレイルを歩いていました。
ある日元気があったので、途中小走りになったりして、ちょっと遠めの距離を歩いてみたんです。
そしたら鳥がたくさんいるところに行きつきました。









こんなに自然に恵まれたところに住んでいるのに、植物にも鳥にも詳しくないのがとても残念。
ああ、鳥がたくさんいる!と思って見ていて、きれいな色だったり、かわいらしさだったりに魅かれています。

で、携帯電話でビデオを撮っていたら、ひときわ目につくオレンジ色の鳥がいたんです。



それで子どもたちにそのビデオを送ったら、二女が
「その鳥は新聞記事とかに何度も載ってて、ちょっとしたセレブだよ」
とメッセージをくれました。

わたしは歩くのが主目的で、たまたま持っている携帯電話で写真を撮っているわけですが、トレイルでは大きな望遠レンズをつけた本格的なカメラを持った人を何度か見かけていました。
きっとこの鳥たちを撮るのかな。

これはオシドリですか?
新聞記事にはOrange Mandarin Duckと書いてありました。
日本などに生息している鳥なのに、なぜか一羽だけこのオレンジ色のダックがここにいる、どうやってここまで来たのかわからないという記事でした。







望遠レンズがないので、そーっと忍び足でかなり近づいて撮りましたが、逃げることもなく、写真を撮らせてくれました。
被写体になることに慣れてるセレブなんですかね?

夢中になって見ているうちに時間があっという間に経ち、息子の迎えの時間になってしまい、あわてて走って車のところまで戻る羽目になりましたが、まるで夢を見たような、いい気持ちになりました。

見切りをつけて最善手をさがす

2021-01-23 14:43:18 | 2021年の暮らし

                  CBCニュース・・・これから一週間ほど雪が降るという予報です

新型コロナのワクチン接種が始まって、少しずつ進んできて一か月以上が経ち、日々新しい情報が政府から発信されています。
進捗状況については、何事もそうですけど、みんなが好意的に受け止めているわけじゃないんですが、誰も経験したことがない道を進んでいることを思えば、できる限りの努力をしてくれていると思って感謝しています。
今朝も州政府の会見があって、ワクチン接種の優先順位や、年齢別にはいつ頃接種の順番が回って来るかというスケジュールなど、かなり詳しい発表がありました。
それによると、私には夏から初秋にかけて接種の順番が回ってきそうです。

説明のあとは、メディアの質疑応答があります。
「政府の計画に対しては不公平だと異議を唱える人が多いがどうするのか」という質問に対して、州首相が「州民はたとえ自分が早い接種を希望していたとしても、自分より健康リスクの高い人が先に接種を受けられるように譲ることができる人たちだ、カナダ人はそういうことがちゃんとできる」と答えていて、「ほめて育てる」流なのかもしれないけど、日本では考えられない答え方だなぁと、いつもながら思いました。
文句を言う人はなにに対しても文句言うのでしょうが・・・こんなコメントされて州民はどう思うのかなぁ?
論点ずらされてるとか思うんだろうか?
以前のようにいろんな人に会う場に出られるのなら考えを聞いてみられるんだけどなぁ。

いずれにせよ、今日はとても具体的なワクチン接種情報が出ました。
計画に遅れとか変更は出るでしょうけど、手探りで前に進んでいるのは確かです。

ワクチン接種の進行を受けて、質疑応答には今後の見通しを聞く人が多くいました。
「いつ頃マスクをしなくてもいい生活に戻れますか?」
「春休みにどこかに行く計画を始めてもいいですか?」
「夏休みは旅行できますか?」
などなど・・・

いま、州内は去年の秋からずっと、2月初めまでが期限の厳しい行動制限が課されています。
違反者には罰金が科されるし、逮捕される場合もあります。
責任のある立場の人が遠くに出かけて、結果、辞職に追い込まれたりというのが続いています。

いつまでこのつらい我慢をつづけなければいけないのか、というのは誰もが知りたいところです。

やはり今後の感染者数や医療機関の状況などが改善しないと規制解除は難しいようで、旅行の計画はしないでください、移動するにしても州内に限ってくださいとの回答です。
秋ごろには何らかの改善がありそうと言ってましたが、正確に見通すのは難しいですね。

そうこうしているうちにも、たとえ新型コロナの今後の影響の見通せないとしても、すぐに人生の決断をしなければいけない人はたくさんいます。

いつになったらやろうとしていることができるようになるのか?
仕事は?
進学は?
スポーツは?
遠いところに移り住むのは?

あれこれ迷って考えてみたところで、不確定要素が多すぎて、正しい決断ができるかどうかとても難しい。
何かを選ぶときにはほかの何かを切り捨てなければいけないのは当たり前なんですが、見切りをつけて前に進むのには判断材料に自信が持ちにくいです。
最善手はなんだろうと考えてもぐるぐると巡るだけ。
自分なりの選択をしても、決断した後に状況が変わって大きく後悔することになるんじゃないかと思うと怖いですから。

わが末っ子は高校2年生で、もうすぐ学年の中間点折り返しです。
幼いころから二つのスポーツで競技生活を続けてきたために、去年3月のロックダウンで急に目標を失った上に学校も閉鎖になり、時間と体力を持て余し、それまで維持していたモチベーションを失って、わけがわからない状況から逃げるように、今までやる時間がなかったオンラインゲームに没頭するようになり、私が悩んでいたことはブログにも書きました。
9月に学校が再開してもなかなか目標が持ちづらく、毎日ゲームに引き込まれることに息子本人もどうしたらいいかわからなくなっていました。
その後、とても安全に管理されているジムに通うことができるようになり、再びいろんなやる気が戻ってきたところ、二か月後にそのジムが倒産。
感染防止対策を徹底しすぎて収益の面でどうしようもなくなったようです。
(安全面を強化しなかったジムはクラスターの現場になりましたが経営は続けられています・・・正直者は何とかということでしょうか)
スポーツの方は、延期に次ぐ延期の末、最近ついに今季予定されていた大会がすべて中止という結果になりました。
来季は正常に競技スケジュールを組むと発表されていますが、これは本当に先行きがわかりません。
ワクチンが奇跡的に働いて、感染者数が激減したとしても、このウイルスがほぼ消滅するというわけではないのでしょうから、以前のように’競技のために各地を転戦する’ということが可能だとは、私には思えないんです。
しかし、強いチームを抜けた場合、すぐに交代要員を探すことになるので、抜けた選手には戻る場所がなくなります。
感染を恐れてチームを抜けて、その後、新型コロナが落ち着いて、自分が抜けた元のチームが大きな大会を勝ち進んで行った場合、後悔の気持ちを持たないでいられるのでしょうか?
そのスポーツを切り捨てて選んだ別の道で成功するか、それでよかったと思えるかという保証はないのですし。
親が言うのは変なのですが、ここではどうか勘弁していただくとして、期待されている選手でしたので、悩みも深いです。
これからどういう生き方をするのか、この不透明な状況でいろいろな決断をしなければならないという、一例ですね・・・。
わが子のことなので、助けになりたいと思いますが、的確なアドバイスができる自信もないですし難しいです。

いくら若いとはいえ、新型コロナに感染した場合に症状も後遺症もないという保証はないですよね。
何が最大に優先すべきことなのでしょう?
これから先の人生はとても長いですから・・・。

だんだんと進学などの決断をする時が近づいています。
限られた環境で何ができるか、頭を働かせることが求められます。
二人の姉といろいろな話をして、そしてゲームから遠ざかり、このごろは決意を固めて勉学に力を入れるようになった息子を見るにつれ、どのような決断をしたとしても、胸を張って前に進める未来がありますようにと、見守るしかないです。


余談ですが・・・おもしろいのは、私がおこもり生活で将棋にはまった結果、息子がオンラインでチェスを習うようになったことです。
ほんとに何がどうつながるかわからないものですね。


ブログを書けなかった長い間いろんな気持ちを抱えてました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます
またお邪魔します

Set Limits 無理しないように

2020-12-30 16:38:51 | 2020年の暮らし


引き続きソーシャルロックダウン中で、同居している人以外は基本的に会えませんので、クリスマスはオンラインでビデオ通話で娘たちと話をしながら過ごしました。

毎日雨が降っているので、たまに小雨になるときがあれば歩きに行くぐらいで、あとは大掃除したりして家にこもっています。

クリスマス前に少し雪が降って道にも氷が張っていたりで、警告表示がありました。




今日は用事の帰りにどうしてもハンバーガーが食べたい息子のお願いがあって、ハンバーガーのお店に持ち帰りで買いに行きました。前回出された新型コロナ感染拡大防止の条例で、やっとお店に入るときにマスク義務化になりました。お店にはマスクをして、人数制限を守って入り、注文と支払いが終わったら外で待つ・・・という順序なのですが、支払いした後、ドリンクを渡したいのでちょっと待ってと店員さんに言われて待っていた時のこと。

東アジア系の中年男性が入ってきて注文を始めて、割引クーポンをレジの人に渡したのですが、クーポンをスキャンしてもうまく割引が反映されなかったみたいで、手間取っていました。注文の詳細と金額は客側から見えるスクリーンに表示されます。それを見て自分の思った金額と違うのを発見したみたいで、男性が何か説明しようとしたのですが、英語があまりよく話せないようで、意思の疎通ができていませんでした。

それを店の外で見ていた奥さんらしき女性が大股歩きで入ってきました。マスクはつけてるけど人数制限無視です。すでに待っていたお客さんがあったので、狭い店内で距離が保てなくなり、ビックリしました。どうしたらいいかなぁと思いながらドリンクを待っていたのですが、突然その女性が大声で怒鳴り始めてもっとビックリ。合計金額が自分の思っていたのより日本円にして100円ほど高いと言って怒り出したのです。

ほかに待っていたお客さんが私の方を見て目をぐるっと回して、なんてこった!というメッセージを送ってきて、自分の注文はあきらめて出て行ってしまいました。女性の怒りの抗議が延々と続き、レジ係の人の上司が出てきました。そこからもっと暴力的な言葉がエスカレートしてきたので、私もいたたまれなくなってしまい、外に出ました。

すると、入り口の外で待っていた、年配の女性が微笑みながら私に声をかけてきました。

「私はいいから、寒いから中に先に入って」と。

「私はもう注文は終わったんですが、攻撃的な怒鳴り声に耐えられなくなって外に出てきたんです」と説明。
「でも、ここでは寒いでしょう」と心配してくれました。
私があまり厚くないコートを着ていたからかもしれません。
それでちょっと気持ちがゆるんだのか、思わず

「悲しいことが多すぎるいま、こんなつらい光景を見ていられないんですよ・・・」
と吐き出してしまいました。

その女性も
「そうよね、バスに乗ってもお店に行っても誰かがとげとげしい言い争いするのを見かけるよね。つらいよね」
「はい、気持ちが荒れるのはわかるんですけど、こういう時だからこそもっとお互いに思いやりを持って穏やかに暮らしたいですよね」

そうやって静かに話していると気持ちが少し落ち着きました。

暴力的な言葉で責められていたレジの人が注文のものをもって出てきてくれたので、目を見て
「ありがとう、いい新年を!」と精一杯気持ちを込めて声をかけたらちょっとにっこりしてくれてホッとしました。

立ち話していた女性とも、健康でいい新年を迎えてくださいね、と言って別れました。

私はちゃんと周りが見えているかな。
これからも大丈夫かな。

ハンバーガーを息子に渡して
「もしお母さんがなんか変だと思うことがあったらちゃんと教えてよ」
と頼みました。

文句を言っていた女性は虫の居所が悪かったのか何なのか・・・瞬間湯沸かし器みたいな突然の理不尽な怒りかた。会計が正しくなかったとはいえそれもたった100円ほどのことだと思うのですが、その負のエネルギーがあまりにも強くて圧倒されてしまいました。

私が春からずっとお世話になっている作業療法士さんとのリハビリの過程で、いろいろな意味で自分の限界を知って無理をしないことが心身共に大切だということを常々話しています。
忘れがちなので、明るい黄緑色の紙に書いて壁に貼っています。


今日あの場面で私が割って入って仲裁するというのは現実的には無理だったと思うので、自分の限界を感じて外に出たのは正解だったのではと。

凍って滑りやすくなってる道でつるっと転ばないように・・・







Do What U Feel とのせめぎあい

2020-12-09 10:33:04 | 2020年の暮らし


夏の初めにマンモグラフィーの予約をしてくださいという通知をもらい、少し経ってから予約を取ろうと電話したところ、私がいつも検査を受けている検査施設は2021年の3月まで予約がいっぱいと言われ、では隣の市のはどうかと思って聞いてみたら2021年の4月という。
予約センターの人が、某病院だったら11月の終わりに空きがあると言ってくれたので、病院は嫌だなと思ったけど背に腹は代えられず予約を取ってもらった。
新型コロナ感染対策で、多くの人を一度に受け入れることができないのだろうな。
今まではここまで待たされることはなかったから。

夕方の道が混む時間帯に、縫うように車線変更をしながらなんとか病院にたどり着いてみると、やはり通常よりは人が少ない感じがした。
よさそうなところに車を停めてから、久々のストレス満載の運転の後だし、ちょっと深呼吸してひとやすみ。

この病院は何年も前、末っ子が野球の練習試合のウオームアップのとき近くにいた子が急にバットを素振りしたのがヘルメットの下に直撃して眉毛のところから大量出血した時に救急に連れてきたところ。
額からぼとぼとと血が流れ落ち、頭が割れてしまったのかと思うほどで生きた心地がせず、どうやって運転して病院までたどり着いたか覚えてないくらいだったし、待合にいる間、血まみれの子どもを見る人の視線が突き刺さるように思えた。
あれから時間が流れ、幸い縫ってもらったところは言われなければはっきりとはわからないほどに回復したけれど、打ち所が悪かったらどうなっていたかと思うといまだに背筋が凍る。

そんなことを思い出しながら、車を降りて駐車料金を払おうと思って支払いの場所を探す。
やっと見つけたところに行ってみると



支払いのために人が集まるのを避けるためなのか、入力キーを不特定多数が触ることによって感染拡大の可能性があるのがダメなのか。

いずれにしても、待ち時間が長くなったときに駐車料金追加の心配しなくてもいいのは助かる・・・。
ただ駐車料金は病院の収益の一部になるのだから大変だろうなと思う。

前回は救急から入ったので入り口はどこかと探して行ってみると



人影がなく、誰も入って行かないのでここでいいのか迷う。
入って行くと女性が一人椅子に座っていた。
私は自分で作った布製のマスクをつけていた。
女性が「手指消毒してマスクを外して」と言った。
ん?
マスクを外したら、長いトングで医療用の不織布マスクを箱からつまんで渡してくれた。
そういうことか。。。

受付に行くと、普通は保険証を出してと言われるけど、今回は見せるだけにしてと言われた。
名前の確認をするだけ。
廊下に貼られたピンク色のラインをたどって検査室に行ってと言われる。

検査室の入り口に狭い空間があって、先客がひとり。



空いている椅子が二つあるけどどちらにも座らないでという紙が置いてある。

どうしたもんかな、廊下で待った方がいいのかな。

思う間もなく、待っていた人が話しかけてきた。
話がとまらない。
前回ここに来た時にコロナの症状チェックがなかったから本当に心配になって何人もの人に抗議したこと、今回は症状チェックがあってよかったこと、インターネット上の口コミではここのマンモグラフィーの評価が高いこと、今の状況は本当に悲惨だということ・・・。
マスクはしているんだけど、狭い空間で距離も近いし延々話しかけられるのは不安になってきた。

その人が検査技師さんに呼ばれて検査室に入って行った。
すると今度は検査技師さんに向かって延々とあれこれ話し始めた。
検査室はもっと密閉空間なのに・・・。技師さんが気の毒になってきた。

すぐ後に、別の人が待合スペースに入ってきた。
この人も私を見ると話しかけてきてとまらない。

自分の家族以外の人と会ってしゃべることが長い間できていないから、みんな人恋しい気持ちが抑えられなくなるのかな。
こんなに長い間、同居家族以外の人と交流できない生活をすることはないもんなあ。

でもやっぱりちょっとこわい。

私の番になったが、最近のシステム変更のせいで名前が見つからないということで、あとから来た人が先に診てもらって私は後回しということになった。
時間がかかってしまったけど結局検査はしてもらえて、外に出てホッとした。

救急の入り口には、カフェのテラス席などに寒い時置いてある式の暖房があった。
外で待たないといけなくなることもあるのだろうな。



手指を念入りに消毒して、車に乗り込んでからなんだかどっと疲れが出た。

そして、まだこの余韻が残る数日後のこと。
この病院から電話がかかってきて再検査を告げられた。
もう一度マンモグラフィーとエコー検査をするって。
再検査はクリスマスイブの早朝。
そういえば10年以上前もクリスマスイブに大病院でエコー検査やったことがあったな。
検査技師さんが眉間にしわを寄せてため息つきながら1時間近くかけて検査してくれた。
感謝しかない。

昨日、州政府の会見があった。
感染急拡大のため二週間前にソーシャルロックダウンに入っていたので、注目は、規制が少しは緩和されるのか、このまま続くのか、それとももっと厳しい規制が告げられるのか、ということ。
具体的にいうと、州民の最大の関心事は「クリスマスに同居家族以外と集まって過ごしてもいいのか」ということ。

結果としては、規制はもっと厳しくなり1月8日まで延長。
キリスト教だけでなく、これから続く宗教的行事に限らず同居家族以外と過ごすことはできない。
なので、私も少なくとも1月8日まで二女に会うことができないことが確定した。
長女はアメリカ在住なので初めからあきらめていたけれど・・・。

会見を聞きながら、この規制をどれくらいの人が守るんだろうかと思った。

病院で会った知らない人にでも延々と話しかけたくなるほどみんな疲れている。
案の定、ツイッターなどを見ていても、政府系の通知やニュースの記事などに返信するかたちで「これだけいろいろ頑張っているのになぜこんなにひどい罰を受けなければいけないのか」などのメッセージがたくさん投稿されているのを見る。
怒りや落胆をどこにぶつけていいかわからないのかなと思う。

病院が、新型コロナ以外の患者さんや病気発見のための検査に来る人のためにもちゃんと機能できるように守るため、医療関係者の負担を軽減するため、学校や必須のサービスを閉鎖しなくてもよくするため、感染症に弱い人を守るため・・・
マスクをしてお互いを守るという、こちらの人たちには新しい概念とか・・・
繰り返し伝わってはいるのだけれど。

今朝運転していて
Do What U Feel
という歌がかかって、歌詞をなぞりながら気持ちに重いものがのしかかってきた。

『人がなんと言おうとも、自分の感じるままに』

『(勇気を出して)思うとおりにやってみて』

という歌なのだけど、今聞くと「人がどう思おうとも自分の思うようにやってみる」というメッセージがさまざまな意味を帯びているように聞こえてしまい、たとえば公共の場所でもマスクはしない選択とか、感染拡大防止のためにクリスマスはオンラインで、と言われても人と集まって過ごしたりとか、そういうことなどが浮かんできてしまって。
思わぬところに反応して思考回路が働いている気がする。

私もだいぶ疲れているなと思った今朝のこと・・・。





雑用などで忙しかったのもありますが、ブログを一か月くらい書けないほど、気持ちが落ち込んでいました。
自分のことながら、やっと帰ってこられてホッとしました。
またお邪魔します





平和と希望

2020-11-05 10:49:20 | 2020年の暮らし


世界一長い国境を接しているアメリカとカナダ。
隣国同士密接な関係と影響があります。
わが街は国境から遠くないところにありますし、この選挙は対岸の火事、というわけにはいきません。
長女はアメリカに住んで働いていて、二女はアメリカの大学の院生。
高校生の末っ子は姉ちゃんたちを見ていて漠然とだけどアメリカに希望と期待を抱いています。
それ以上なによりも、この選挙がさまざまな意味でアメリカと世界に及ぼす影響の大きさを考えると、何事も平和裏に解決してほしいです。

昨日からずっとテレビ・ラジオ・ネットニュース何もかもアメリカの選挙速報と分析をわーわー繰り返しています。
日本のニュースも見ているのですが、情報が多すぎる上に錯綜していてわけがわからないです。
ケーブルテレビではカナダ、アメリカ、日本の一部のテレビ番組が見られます。
報道の仕方が違うので興味深いといえばそうなんですが・・・。

今後のことはいろいろな可能性があって先行きが不透明。
今日は別の事を記事に書こうと思っていたのですが、気持ちがざわざわしているのでまた別の日にします。
どのようになるにせよ、なるべく早く落ち着いて平和で希望の持てる世界に近づきますように・・・。





16歳の運転免許試験

2020-11-04 10:39:04 | 2020年の暮らし

運転試験場の外にて・・・末っ子の試験待ち


朝からずっと雨。
本日、末っ子の運転免許試験。
うちの州は16歳になったら筆記試験を受けることができて、合格すると下の画像の赤いLのマグネットがもらえて、ある条件のもと、路上で運転することができるようになります。

NはNovice(初心者)LはLerner(見習い中?)

(ちなみに隣の州では14歳からできます。)

高校に自分で車を運転して通う生徒がけっこういます。

でも・・・
怖くないですか!!??

16歳ですよ。
運転経験なし。
筆記試験通ったらすぐにでも車にこの赤いLを貼って、路上で運転できるんです。
正式な運転免許を持ってる25歳以上の人が助手席に同乗してないといけませんが。
その人以外にはあと一人しか乗せられませんが。
午前12時から5時の間は運転できませんが。

それにしても、筆記試験通っただけで路上を運転できることには変わりないです。

カナダに来たばかりの頃、このことを知って怖くなりました。

私が日本で免許取った時は先に実技試験に合格してから筆記試験があってその後免許をもらいました。
(今もそうですか?)
その方が安心だと思ってしまいます。

さて、筆記試験合格して交付される仮免は2年間有効です。
現状は、仮免を取ってから12か月間は実技試験が受けられません。
実技試験が通ると、上の画像の緑色のNのマグネットがもらえます。
日本でいう初心者マークですが、これはまだ正規の免許ではありません。
Nをもらってから2年間優良運転だった人は正規の運転免許に切り替える試験が受けられます。

こちらにおいでの際、運転中に赤いLのサインを貼った車を見かけたら、実技試験にまだパスしてない見習い運転手なので気をつけてください(笑)

末っ子が運転の練習を始めると思っただけで胃が痛い・・・
親が同乗です、運転の練習。
上の子たちも通った道ですが、この子で終わりなんだと思うとやや感慨深いというか・・・
いやはや。

新型コロナの影響で、運転試験場はすべて予約制になっていました。
16歳なので、運転免許の試験を受けるには親の同意が必要です。
身分証明書を出し、同意書にサインして、試験の費用を払ったら、わたしは外に出るように言われました。
マスクは強制じゃなかったですが、ほとんどの人がつけてたし、人数制限やアクリル板などの対策はありました。
息子はあちこち消毒するように言われてその都度消毒用のウエットティッシュみたいなのを渡されていました。
試験がタッチスクリーンなので、画面を拭く用に一枚、そして、視力検査の時に検査機器を拭く用にまた一枚。
実技試験の試験官たちはマスクにゴーグルをつけてから車に乗り込んでいました。

試験は満点合格。
ホッとしました。
建物に入れる人数の制限やってるので予約を取るのが難しく、不合格だったら今度いつ試験が受けられるかわからないから・・・。
今日の試験も夏に予約したんです。

余談ですが、私がカナダに住み始めたころは日本人も試験を受けないと免許がもらえませんでした。
めんどくさいなぁ・・・と思いました、正直。
運転歴が長くなると自分の癖がついて実技試験に一発で合格するのがなかなか難しいという話でしたから。
国際免許で運転しつつ、試験いやだなぁとうだうだ考えている間に、なんと、法律が改正されて、日本人は日本の免許と交換でうちの州の免許がもらえることになりました これはなんか棚ぼたというかなんというか。
運転試験場で免許を交換してもらうとき、点滅信号の意味と、スクールバスが停まっているときの注意点を確認されただけで筆記試験もなし。費用を払っただけ。
なので、毎回子どもたちが筆記試験を受けるとき、ああだこうだと質問されてもわかってないことがいっぱいあります
良くないですよね、これ。
でもなんだか、今更勉強する気にもなれず

もう一つ余談。
赤いLの人たちは運転中にデジタル機器に触れません。
ナビなども不可。
わたしの車は電気自動車なので、大きいiPadみたいなのを操作しないといけません。
なので、助手席に乗った人がすべて操作してあげないと運転できないということになりますね。

みなさま交通安全で!