お~カナダ! たてよこナナメ歩き

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16歳の運転免許試験

2020-11-04 10:39:04 | 2020年の暮らし

運転試験場の外にて・・・末っ子の試験待ち


朝からずっと雨。
本日、末っ子の運転免許試験。
うちの州は16歳になったら筆記試験を受けることができて、合格すると下の画像の赤いLのマグネットがもらえて、ある条件のもと、路上で運転することができるようになります。

NはNovice(初心者)LはLerner(見習い中?)

(ちなみに隣の州では14歳からできます。)

高校に自分で車を運転して通う生徒がけっこういます。

でも・・・
怖くないですか!!??

16歳ですよ。
運転経験なし。
筆記試験通ったらすぐにでも車にこの赤いLを貼って、路上で運転できるんです。
正式な運転免許を持ってる25歳以上の人が助手席に同乗してないといけませんが。
その人以外にはあと一人しか乗せられませんが。
午前12時から5時の間は運転できませんが。

それにしても、筆記試験通っただけで路上を運転できることには変わりないです。

カナダに来たばかりの頃、このことを知って怖くなりました。

私が日本で免許取った時は先に実技試験に合格してから筆記試験があってその後免許をもらいました。
(今もそうですか?)
その方が安心だと思ってしまいます。

さて、筆記試験合格して交付される仮免は2年間有効です。
現状は、仮免を取ってから12か月間は実技試験が受けられません。
実技試験が通ると、上の画像の緑色のNのマグネットがもらえます。
日本でいう初心者マークですが、これはまだ正規の免許ではありません。
Nをもらってから2年間優良運転だった人は正規の運転免許に切り替える試験が受けられます。

こちらにおいでの際、運転中に赤いLのサインを貼った車を見かけたら、実技試験にまだパスしてない見習い運転手なので気をつけてください(笑)

末っ子が運転の練習を始めると思っただけで胃が痛い・・・
親が同乗です、運転の練習。
上の子たちも通った道ですが、この子で終わりなんだと思うとやや感慨深いというか・・・
いやはや。

新型コロナの影響で、運転試験場はすべて予約制になっていました。
16歳なので、運転免許の試験を受けるには親の同意が必要です。
身分証明書を出し、同意書にサインして、試験の費用を払ったら、わたしは外に出るように言われました。
マスクは強制じゃなかったですが、ほとんどの人がつけてたし、人数制限やアクリル板などの対策はありました。
息子はあちこち消毒するように言われてその都度消毒用のウエットティッシュみたいなのを渡されていました。
試験がタッチスクリーンなので、画面を拭く用に一枚、そして、視力検査の時に検査機器を拭く用にまた一枚。
実技試験の試験官たちはマスクにゴーグルをつけてから車に乗り込んでいました。

試験は満点合格。
ホッとしました。
建物に入れる人数の制限やってるので予約を取るのが難しく、不合格だったら今度いつ試験が受けられるかわからないから・・・。
今日の試験も夏に予約したんです。

余談ですが、私がカナダに住み始めたころは日本人も試験を受けないと免許がもらえませんでした。
めんどくさいなぁ・・・と思いました、正直。
運転歴が長くなると自分の癖がついて実技試験に一発で合格するのがなかなか難しいという話でしたから。
国際免許で運転しつつ、試験いやだなぁとうだうだ考えている間に、なんと、法律が改正されて、日本人は日本の免許と交換でうちの州の免許がもらえることになりました これはなんか棚ぼたというかなんというか。
運転試験場で免許を交換してもらうとき、点滅信号の意味と、スクールバスが停まっているときの注意点を確認されただけで筆記試験もなし。費用を払っただけ。
なので、毎回子どもたちが筆記試験を受けるとき、ああだこうだと質問されてもわかってないことがいっぱいあります
良くないですよね、これ。
でもなんだか、今更勉強する気にもなれず

もう一つ余談。
赤いLの人たちは運転中にデジタル機器に触れません。
ナビなども不可。
わたしの車は電気自動車なので、大きいiPadみたいなのを操作しないといけません。
なので、助手席に乗った人がすべて操作してあげないと運転できないということになりますね。

みなさま交通安全で!