お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

春休み終了

2021-03-29 08:14:57 | 2021年の暮らし


桜の花って不思議ですね、どうして幹からつぼみが生まれ出て咲くのかな。
毎日見に行ってますけど開花はまだです。
これからしばらく気温も上がらずお天気も良くないのでまだまだかもしれません。
明日にかけての最低気温は零下になりそうです。
荒れていて、暴風雨警報出てます。


二週間の春休みでしたが、本日日曜日が最終日。
明日から学校再開。

もともと6月で学年が終了ですし、11年生(高校二年生)のわが息子はこの年度AP (Advanced Placement®)という大学科目相当のコースを6個取っているので5月と6月は試験の嵐。
APの試験は例年5月に行われます。
9月から10週間ごとに一つの学期(本来なら一年で履修する科目を10週間で終える)というスケジュールが、新型コロナ禍に対応して変則運営されているので、秋ごろ勉強していた科目も冬に取っていた科目もすべてまとめて5月に試験するという・・・。
最終学期の分の試験だけは6月だそうですが。
これを無事乗り切れますように・・・親子ともども。

変異株への感染件数が増え、とくに若い世代への影響が報じられています。
ニュースでは「もっとグレードの高いマスクの在庫が落ち着いてきているから、マスクの種類をアップグレードして外出せよ」と言ってます。
日々新規感染者数が増加傾向。
ワクチン接種はなかなか進まず。
出かけるのも人に会うのも、お上のお達しを守ってやらないようにしていて、息子が学校に行くのだけがリスクという状況です。


だから、親としては自分の免疫力を高めるためにできるだけ規則的な生活してほしいんですよね。
でも、いろいろ理屈がわかったとしても、そういうことを素直に聞いて全部実行してくれるわけがありません・・・うちの16歳が。
世の中にはちゃんと実行してくれるお子さんもたくさんいると思いますが、何しろわたしの息子なので期待できません(笑)
バランス良い食事も大事。
野菜料理と肉料理を別々に作ると肉だけを食べようとするから、野菜も強制的に一緒に食べなければ仕方がない食事を作るしかありません。
それはまあできます。
しかし、この二週間の間、学校のプレッシャーから解放された勢いで長時間友達とオンラインでつないでゲームしてるのはなぁ。
昼夜逆転生活が免疫系統にいいわけない。
ゲーム会社も考えたもので、友達グループでゲームしていて誰かが抜けるとグループ全体が敗けるようになっています。
だから、自分だけ抜けようとすると友達への裏切りになるのです。
一方で、通常の友達づきあいができないコロナ禍の世界で、無理やりゲームをやめよというのも気が進まないんです。
精神衛生も大事ですからね・・・楽しいんだろうし、ほかに楽しみも少ないんだろうし、エネルギー余ってるし。
学校が再開して忙しくなればゲームする暇もなくなります。それはわかります。
しかしながらこの二週間はほんとにやってくれました。
夜中あんまりうるさいので注意したぐらいで、あとは放っておきましたけど・・・。

これ、去年の3月にロックダウンが始まってからずっと懸案事項なんです。
ゲーム時間を少なくできないか色々試してみました。
が、ほとんどどうにもなりませんでした(笑)

でも、試行錯誤と汗と涙を経て、この一年で学んだんです。
わたしが正しいと思うことをきちんと伝えて、あとは待つ。
理解して成長できると信じる。
いちいち部屋に行ってごちゃごちゃ言いたくなるのを我慢する。
見守る。
たまに「自分の面倒見てる?大丈夫?」と聞いてみるだけ。
そしたらずいぶんよくなりました。
話もしやすくなりました。

(時々これを忘れて息子の部屋に殴り込みに行きたくなる衝動が沸き上がってくるので、紙に「信じて待つ」と大きく書いてわたしの今いる机のところの壁に貼っています(笑))

ゲームやめろとは言ってません。
元気でこのコロナ禍を乗り切ってほしいだけ。
今の十代にとっては、オンラインゲームもスマホもない世界は存在しないし経験もない。
優先順位に気をつけてほしいと思うだけ。
三人目とはいえ、上の二人の娘の思春期にはなかったことなので、こういうことに関しては初心者マークの親です





今日書いた記事「本日の音楽」'Shenandoah' キースジャレット

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'Shenandoah' キースジャレット - お~カナダ! たてよこナナメ歩き

TheMelodyAtNight,WithYou/KeithJarrett長女が在学していた大学のイベントであったキースジャレットのコンサー...

'Shenandoah' キースジャレット - お~カナダ! たてよこナナメ歩き

 

'Shenandoah' キースジャレット

2021-03-29 05:17:03 | 本日の音楽

The Melody At Night, With You / Keith Jarrett

長女が在学していた大学のイベントであったキースジャレットのコンサート。
ひとつひとつの音に魂を載せて、心からあふれ出る音楽を届けてくれた。
最近、キースジャレットが病気のために演奏ができなくなってしまったというニュースを読んだ。
最高のピアニストから演奏を取り上げてしまうなんて、なんて無慈悲な・・・。

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キースジャレットのコンサートに行った - お~カナダ! たてよこナナメ歩き

さっきまでキースジャレットのコンサートに行っていました。某アメリカの大学の学校行事の一環で企画されたものです。大学のお祭りのようでいて、日本...

キースジャレットのコンサートに行った - お~カナダ! たてよこナナメ歩き

 


このCDは、事故のケガで精神的に追い込まれていたわたしが夜眠れるようにずっと一緒にいてくれた。
今でもこれを聴き始めると一曲終るか終わらないかのうちに安心して眠れる。

Shenandoahという歌を初めて聴いたのは、娘たちが小学生の頃に参加していた合唱団で歌っていたから。
美しいメロディー・・・すぐに大好きになった。

19世紀から歌い継がれ、いろんな人が演奏したり歌ったりしている。歌詞も違うものがある。
アメリカの歴史と関係しているという背景があるといい、そしてもちろんその他解釈が諸説ある。

わたしは追われてカナダにきたわけではないけれど、
今のわたしが聴くと、どうしても日本に帰りたい気持ちがこみあげてきてしまう。
特に桜の花の咲くころと年越しお正月のころは日本が恋しい。
桜の花が美しく、大きな川のある街で生まれ育った私はこんなに遠くに来てしまったんだと。
これからまたどうなっていくんだろうと。

そしてまたこの美しい歌を聴いている。


キースジャレットの演奏するShenandoah


ブルーススプリングスティーンの歌うShenandoah


Peter Hollens 男声のアカペラ


Voces8 混声のアカペラ


Oh, Shenandoah, I long to see you,
Away you rolling river.
Oh, Shenandoah, I long to see you,
Away, we're bound away
'Cross the wide Missouri.

おおShenandoah あなたに会いたい
流れゆく川よ
遠くへ、遠くへ行く
広いミズーリ川を越えて


'Tis seven years since last I've seen you,
Away, you rolling river.
'Tis seven years since last I've seen you,
Away, we're bound away
'Cross the wide Missouri.

最後に会ってから7年
遠くへ、遠くへ行く
広いミズーリ川を越えて