脳梗塞には負けられない!

2008年12月26日に脳梗塞を発症。負けずに自転車と写真とBAND活動に熱中しているY.MATのブログ。

転院を検討中

2009-01-27 21:09:09 | 脳梗塞
点滴+薬を飲む治療で、脳梗塞は順調に小さくなってるようだ。
MRIでは部位の白いのが明確に小さく、薄くなって来てる。
しかし、詰まって死んでたんではないのか?
てっきり壊死すると思ってたのに、まぁイイんやけど。

血糖値も血圧も正常になって来たので、ようやく風呂に浸かってイイと許可が出た。
これまではシャワーだけやったから、語り尽くしてあり嬉しい。
しかし、病院のは毎回湯を入れ替えるとはいえ共同やから、やっぱり外泊して自宅でゆっくり風呂にしょう。

脳梗塞とブログ・タイトルにしてるけど、カルテではそれだけじゃなかった。
脳梗塞の他に糖尿病、高血圧、高脂血症と4大生人病が鎮座されていた。
ホンマに、よく生きてるよねぇ?
と誰に同意を求めてるのか・・・

そんな諸々含めて、かなりの快復らしい。
てことで、今は転院を考えてる。
今の病院の制度上、最長でも三ヶ月しか入院は出来なくなってるらしい。
国で決められているようで、今の急患からの治療をする病院ではなくて、もっとリハビリが充実した専門病院に移ろうかと。
ここのリハビリの先生方も非常に良くしてくれて、かなりの快復ぶりに感謝しているが、しれでも更に先へと進みたいのは確かで、厳しいくらいのリハビリ病院を探し中。
また、そういうリハビリ専門の所は発症後二ヶ月以内の患者しか受け入れないので、素早い決断も必要。

てことで、地域連携室から色々な病院の資料をもらって来て熟読中。

もうすぐ一か月

2009-01-24 22:02:45 | 脳梗塞
月曜日で入院一か月。
病院生活も板についてきた感じ、と、長居はする気はないんだが、まずは仕方ない。

低カロリー食にもだいぶんと慣れてきた。
というか、十分に満足できるようになってきた。
そして、体重が100kgを切った。
一か月で10kg以上のダイエットってどうよ?

血圧も100減。
こっちは元が250オーバーやから自慢にはならんくらい、まだ高め。

それにしても、よく生きてたもんだ。
血圧が高かったから逆に、太い血管が詰まらずに済んだのかも。

しかし、血圧が下がると、寝起きが悪くなるという、自分には初めての経験をしている。
今後は、低血圧な嫁の寝起きが悪くても、文句は言わないでおこう。
よく考えたら、入院するまでの生活は、3~4時間しか寝てなくても、目が覚めた瞬間からフルパワーで動けたから、かなり前から血圧が高かったんではないかと反省。

今更、反省されてもなぁ・・・との嫁のため息が・・・

さて、左手のリハビリは、ようやくグーとパーが交互に出来るようになった。
握るのは割と簡単で、やみくもに力を入れたらできるけど、パーに開けるのは難しい。
バスケのボールを掴むような、すこし中に丸くなった感じは楽やけど、指がピンと張るように伸ばすのは難しい。
かなりの力が必要。
しかも、指単体の筋肉に指令を送らないとアカンので、頭もつかれる。

しかし、正月は全く動かなかったのが、成長するもんやなぁ。
人間は不思議や。

自分で言うのもなんやけど・・・

ようやく指

2009-01-13 23:53:37 | 脳梗塞
昨日から指が動くようになってきた。
本当にようやくって感じ。

よくドラマとかであるように、指がピクッって感じで最初に動くかと思っていたら、一番最後。
なんでも、胸や肩の大きな筋肉から神経が通っていくらしい。

これまでリハビリ中に「じゃぁ、指に力を入れてみて」と言われて力を入れるが、ぽっかりと記憶喪失になったみたいで、指を動かす特別な魔法を忘れたみたいに、全く動かない。
というか、魔法を思い出せない感じ。
ん~、こうゆう微妙なのは経験者じゃないと分かってもらえんやろうな。

指が動くとはいえ、親指以外の4本が握ることができるだけ。
握った後に開くのはまだ無理・・・
力を入れるより、力を抜く方が難しい。
そういえば、赤ちゃんも手を握って生まれてくるけど、なかなかパーに開かんもんね。
それと同じ。

さすがに指一本ずつの筋肉まではまだ時間がかかりそう。
4本指を握る筋肉は肘から繋がってる筋肉なので、親指は別の動きで、1mm程度動くだけ。
それでも、よく動くようになった。
日々、少しずつ動くようになって楽しいぞ!

やっぱり、復活じゃなくて、成長って感じ。

昨日が指で、今日は手首が微妙に前後するように。
前後って表現は難しいけど、うちわを仰ぐ感じね。

日々、どこかが新しく動くようになるので、本当に楽しい。

主治医には 「普通はもっと落ち込みますよ」 と言われたが、完治させる気でいるので、全くそんな発想はないと言い切ってやりました。

リハビリに励んでる

2009-01-08 21:45:04 | 脳梗塞
現在、リハビリと空腹感の克服に励み中。

1月1日は全く動かなかった左手が、頭まで上がるようになってきた。
まだ指先は動かないけど、腕の付け根から順に回路が繋がってきているみたい。
歩くのは左足を引きずることなく、なんとか歩ける感じ。
喋りは饒舌だと思います。
口の滑りも見てもらったけど、これは問題ないと言われたので。

年末正月と世間では忙しいのに、連日、色々な方が見舞いに来てくれて嬉しい限り。
友人・知人・同志の方々に感謝。

パソコンで入力をしてるが、左手の指は動かないので、右手片手で打ってるが、全く問題がない。
案外、片手でもそれなりのスピードで打てるんやと、自画自賛。

それにしてもこの時期、TVはグルメ番組が多い。
ついつい見てしまうけど、空腹感は増すばかり。
入院してから 7kg、体重が減った。
まだまだ大勢に影響がないくらいの減り具合。

主治医には 「2ケ月かけて、梗塞になった原因も治しましょう」 と言われたけど、さすがにそんな長期は厳しいので、今月中に終わらしてくれるように頼んだ。
まだシャワーの許可がおりないくらいの高血圧なんで無茶な注文なのは確かで、自分の身体を治すのは自分やろ!
と後から自分に突っ込みいれたり。

痩せそう

2009-01-03 21:41:52 | 脳梗塞
連日の病院食で痩せそう。
多分、普通の病院食よりもかなり、カロリーがセーブしてる感じのメニュー。
廊下に張り出してある献立表を見ても載ってないのが出てくる。
量も少ない。
なにしろ、120kg近いからね・・・

夕食を完食したけど、もうこの時間で空腹。
週明けには心臓等も検査するようなので、更に食事制限になるかも。
(ToT)

二の腕が動く

2009-01-02 23:14:40 | 脳梗塞
脳梗塞で入院しております。

当初は左手が全く動かない状況だったのが、二の腕が少しだけ動くようになって来た。
と言っても、左腕を前後に少し揺らせる程度やけど、全く意識しても動かなかったときに比べたらかなりの成長。

本当に成長している気分。
左手が全く動かなくなったのは、左手があるのに動かせない状態ではなくて、最初から左手が無かったような感じ。
なので、「本当ならもっと動くのに」などと落ち込むような雰囲気ではない。
なにしろ、最初からなかったんやから。

左足も引きずって歩いてるが、後は至って普通。

最初の五日間は寝続けてた。
てっきり点滴の中に眠たくなるようなものが入ってるんやと思ってたが、違った。
看護婦さんに聞いたら「そんなの入ってる訳がないでしょう」と言われた。
多分、日ごろの過労で寝尽くした感じ。
なんせ、平均睡眠時間が3時間切るくらいで、10年以上生活してたから。
人間、していい無理と、したらアカン無理があることに今頃気づく。

それにしても、入院して今日で一週間。
もう暇になってます。
σ(^◇^;)。。。

日々、左半身が動かなくなっているみたい

2008-12-30 23:18:50 | 脳梗塞
明日は誕生日です。
生まれた時以来の、病院で過ごす誕生日となりそうです。

入院して4日になりますが、すっごく眠たくて、食事の時以外はず~っと寝ています。
24時間点滴ですが、眠たくなる薬でも入ってるんでしょうか?

さて、最初は普通に動いていた左半身ですが、すっかり動かなくなってきております。
左足も意識したら真っ直ぐ立てますが、気を抜くとすぐに右足一本で動くような歩きになります。
MRIでは、右脳のど真ん中あたりの小さな血管が周辺に白く映ってるのが濃くなってきています。
小さな血管なのでカテーテルも通らず、切り開けることもできません。
なので、ずーっと点滴での治療となるようです。

さすがに、左が使えないのは不便ですね。

嫁に「ちょっと不便やな~」と言ったら悲しそうな顔をしてました。

ん、何を悲しそうな顔をする。
完治させる気満々やで!

救急車で出かけた日

2008-12-26 23:59:59 | 脳梗塞
昨日は飲み会でした。
取引先の方の行きつけ(怪しい関係?)のスナックを貸切状態で、閉店まで二次会。
車通勤してるので、コインPで、車に積んでる布団で朝まで睡眠。

朝からいつもと違って、何だか理由もわからず気分が悪い。
どうせ二日酔いだろうと気にせず仕事へ。
職場でも気分が悪い。
なんだか、力が抜けていく感じ。
低血糖かなぁ? という感じ。
チョコレートをつまみ食いして、体中の筋肉に気合を入れるが、全然好転しない。

今日は仕事納めなので、夕方の早い時間で退社。
家までの車の運転が辛かった。
何度か阪神高速の壁に激突しかけた。
集中力もなくて、バランスも悪い。

さすがに一年の最期なので、よっぽど疲れが溜まっているんだろうと思う。
風呂を熱い目にしてゆっくりと入る。
なんとなくスッキリした気もして、食事もそこそこに布団へ。
19時までに布団に入るなんて珍しい。
絶対に、すぐに目が覚める。

21時くらいにトイレに起きる。
が、布団から出たときに左足に力が入らず、倒れかける。
気を持ち直してトイレへ。
しかし、ここでも、小をしていると勝手に左足の膝が曲がっていく。
気合を入れて真っ直ぐ立ち。
というか、気合を入れないと真っ直ぐ立てないのはヤバいんじゃない?

嫁も状況を察知して心配そう。
やっぱり病院に行こうと、救急車を呼んでもらう。

この時点では、気を抜いたときに左足の力が弱るだけで、他は全く問題なし。
昼間の気分が悪かったのも、仮眠でスッキリとしている。

入院になってもいいような格好に着替えて玄関先で救急車を待つことに。
数分して救急車が到着。
サイレンが自宅前で止まるのは少し恥ずかしい。

救急「患者さんはどちら?」
自分「自分です!」
嫁 「この人です」
救急「では、座っていきますか? それとも寝ていきますか?」
自分「せっかくなんで、寝ていきます」

などとコントのようなやり取りののち、嫁が連絡をしたおで義母も一緒に、三人で救急車で山城病院へ。

救急受付は、年末なのでか、インフルエンザと思わしき人々が列をなしているが、その横をすり抜けて処置室へ。
最初に看護婦さんに左手の握手。
やっぱり力が出ない。

続けて血圧を測る。
最近の血圧計は手首で測るタイプになってるんですね。
しかし、測定値があまりに大きくて、機械がおかしいのかと上腕に巻きつけるタイプに変更して計測。
それでも大きい数値なので、看護婦さんも首をひねりながら、昔ながらの手動式で測り直す。
上が260超えているのは確かなようだ。
人間かい?

準備ができたのでCTを撮りに移動。
別に歩けるけど、ベッドのまま運んでくれる。
撮影が終わてからもベッドに寝たまま。

しばらくして医者からの説明。
右脳の真ん中あたりに小さな点がある。
脳梗塞らしい。

予想通り、入院決定。

「そういえば入院は盲腸以来やから、20年ぶりかな?」
などと事態の重大さも考えず、悠長なことを考えていた。


--後日、書いています--