今日は明神平に登ってきた。
今週は雨が多くて天気が心配だったが、やっぱり、小雨のような、霧のような、そんな感じの天気。
今回は朝に家を出るのでなく、前の晩から大又林道の、いつもの駐車スペースに車を停めて車中泊。
こういう時にアルファードで良かったと思う。(給油の時は・・・)
山奥の午前一時、天気が悪くて月も星もなく、ヘッドライトを消せば真の暗闇だ。
物の怪が出ないかとワクワクするより、眠気に勝てずに睡眠。
ふと物音がして目覚めたら、隣に車が停まった音だった。
時計を見ると午前5時半。
こちらも起きだして、山行きの準備を始める。
今回は明神平なので、スノーシューを持ち物に入れている。
というか、リュックにぶら下げている。
はっきり言って、重い。
一眼レフカメラ+ズームレンズ+三脚+スノーシューと、肩にずっしりとくる。
ここ数日の雨で、登山口までは雪が少なくなってるが、その先は変わらずに多い。
それでも足が取られるほどではないので、アイゼンのまま登って行く。
明神の滝を越えても、時たま足が深くまで入るが、もう少し大丈夫かなとそのまま登っていく。
しかし、それが間違いだった。
滝を超え、沢も細くなりいくつかの分岐に分かれたのち、右側の山肌へ回り込む手前の場所で事件が起きた。
道としては順調に山肌を登ってきたが、ちょうど、その部分だけ山側が岩が飛び出ており、道幅が50cmほどしかない場所。
慎重に歩いて行くが、崖側の足が太もも辺りまで踏み込んでしまった。
雪の下には地面が存在しない場所だったようだ。
「やばい」と思った時には遅く、一瞬平衡感覚が無くなったかと思ったら、背中から倒れるように、頭を下に滑り出した。
最初は滑り落ちるスピードがすぐに緩んで止まるかと思ったが、まったくそんな様子はなし。
下には、滝の上流の沢が流れており、ここらの沢には大きな岩しか転がっていなことを思いだした。
このまま頭から落ちれば大けがは免れないと思い、なんとか足を下にしようと考えた。
たかだか10mなので、下に到着するまで色々できる時間はない。
しかし、うまい具合にリュックが起点となって足が下の方を向いた、と思ったら沢の岩に、仁王立ちで立っていた。
足元は座布団1枚分より小さいスペースしかない。
まさしく、特撮ヒーローもののスタントのようだ。
数分間か、そのまま茫然としていた。
しばらくして、仁王立ちのままで、滑り落ちた場所の動画を撮った。→youtube
見上げると途中にトレッキング・ポールが止まっていたので、急だか、目の前の崖を登って行くことにした。
30分はかかったか、なんとかポールを拾い、登り切った。→youtube
これだから雪山は気をつけないいけないなぁ、と思いながら明神平へ登って行った。
途中で道がわからなくなって、無理やり斜面をショートカットしたりしたが、なんとか明神平に辿り着いた。
すぐ手前の数10mが雪が深くて、スノーシュでも足首くらいまではめり込むくらいに柔らかい雪だが、上まで登れば普通に歩ける。
しかし、ここでも霧のような小雨のような天候は健在で、カメラを取り出して撮影をしてても、レンズに水滴がすぐに付くような状況で、あまりいい写真が撮れない。
空を見ても晴れ間が出そうな雰囲気は全くないので、数枚だけ撮って早々に下山開始。
帰りに定番の「やわた温泉」に入って生き返ったのちに帰宅。
今週は雨が多くて天気が心配だったが、やっぱり、小雨のような、霧のような、そんな感じの天気。
今回は朝に家を出るのでなく、前の晩から大又林道の、いつもの駐車スペースに車を停めて車中泊。
こういう時にアルファードで良かったと思う。(給油の時は・・・)
山奥の午前一時、天気が悪くて月も星もなく、ヘッドライトを消せば真の暗闇だ。
物の怪が出ないかとワクワクするより、眠気に勝てずに睡眠。
ふと物音がして目覚めたら、隣に車が停まった音だった。
時計を見ると午前5時半。
こちらも起きだして、山行きの準備を始める。
今回は明神平なので、スノーシューを持ち物に入れている。
というか、リュックにぶら下げている。
はっきり言って、重い。
一眼レフカメラ+ズームレンズ+三脚+スノーシューと、肩にずっしりとくる。
ここ数日の雨で、登山口までは雪が少なくなってるが、その先は変わらずに多い。
それでも足が取られるほどではないので、アイゼンのまま登って行く。
明神の滝を越えても、時たま足が深くまで入るが、もう少し大丈夫かなとそのまま登っていく。
しかし、それが間違いだった。
滝を超え、沢も細くなりいくつかの分岐に分かれたのち、右側の山肌へ回り込む手前の場所で事件が起きた。
道としては順調に山肌を登ってきたが、ちょうど、その部分だけ山側が岩が飛び出ており、道幅が50cmほどしかない場所。
慎重に歩いて行くが、崖側の足が太もも辺りまで踏み込んでしまった。
雪の下には地面が存在しない場所だったようだ。
「やばい」と思った時には遅く、一瞬平衡感覚が無くなったかと思ったら、背中から倒れるように、頭を下に滑り出した。
最初は滑り落ちるスピードがすぐに緩んで止まるかと思ったが、まったくそんな様子はなし。
下には、滝の上流の沢が流れており、ここらの沢には大きな岩しか転がっていなことを思いだした。
このまま頭から落ちれば大けがは免れないと思い、なんとか足を下にしようと考えた。
たかだか10mなので、下に到着するまで色々できる時間はない。
しかし、うまい具合にリュックが起点となって足が下の方を向いた、と思ったら沢の岩に、仁王立ちで立っていた。
足元は座布団1枚分より小さいスペースしかない。
まさしく、特撮ヒーローもののスタントのようだ。
数分間か、そのまま茫然としていた。
しばらくして、仁王立ちのままで、滑り落ちた場所の動画を撮った。→youtube
見上げると途中にトレッキング・ポールが止まっていたので、急だか、目の前の崖を登って行くことにした。
30分はかかったか、なんとかポールを拾い、登り切った。→youtube
これだから雪山は気をつけないいけないなぁ、と思いながら明神平へ登って行った。
途中で道がわからなくなって、無理やり斜面をショートカットしたりしたが、なんとか明神平に辿り着いた。
すぐ手前の数10mが雪が深くて、スノーシュでも足首くらいまではめり込むくらいに柔らかい雪だが、上まで登れば普通に歩ける。
しかし、ここでも霧のような小雨のような天候は健在で、カメラを取り出して撮影をしてても、レンズに水滴がすぐに付くような状況で、あまりいい写真が撮れない。
空を見ても晴れ間が出そうな雰囲気は全くないので、数枚だけ撮って早々に下山開始。
帰りに定番の「やわた温泉」に入って生き返ったのちに帰宅。