CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

秋ライドの悩み

2024-10-18 14:49:16 | ツーリング
 ここのところ札幌の気温は一機に下がり、朝は一桁、日中の最高気温も20度を下回ることが多くなって来ました。まあ。10月の中旬なので当然と言えばそれまでで、過去には10月初旬の雪で全く走れなくなった年もあり、この時期に外をロードバイクで走ることが出来るのはとても有難いことではあるのです。

 春なら雪が融けたら、まってましたと走り出すのに、秋は少し状況が異なるのです。それは、モチベーションの差だと思うのですが、気温が15度を下回ると走る気持ちが急激に下がってしまうのです。春先なら最高気温が10度あれば、絶対走りに出るのとるというのに…
 雪が消え残る春先の北海道は気温も低いし、風も冷たいので、ウェアも完全冬仕様なのですが、この時期はウェア選びが大変なのです。特に15度~20度という気温が一番難しい。今朝の最低気温は7度で、気温が上がるのを待って走り出したのが9時半でしたが、気温は13度でした。

 とりあえず、ロングビブに長袖ジャージに防風ベスト、頭にはスカルキャップ、グローブはフルフィンガーという仕様でスタートしました。冬仕様はウインタージャージにネックウォーマーやシューズカバー等が加わります。
 気温が15度を越えればスカルキャップやフルフィンガーグローブは不要なので、この辺りの調整が難しいのです。長袖ジャージの生地は薄めのものを選び、その分防風ベストを着用しました。ベストにするかウィンドブレイカーにするかも迷い処なのですが、まずはベストで走ることにしました。
 それでも、途中、気温が20度近くまで上がるとベストでも暑くなります。暑ければ脱いでバックポケットに収納すればいいのですが、日が陰ると寒くなりますし、日差しが出ると暑くなる。これが、この時期の大変さなのです。

 私の場合、走りながらウォームアップするので、4kmルールを設けています。4km約10~15分程は軽いギアで脚に負荷をかけずに走り始めます。この間がとても寒いのです。脚の動きを確認しながら、徐々にギアを掛けて行くのですが、札幌の場合、市街地を抜ける迄は信号でのストップ&ゴーが多くなるので、心拍数が上げられる負荷で走るのは市街地を抜けてからになります。ローラー台でウォーミングアップしてから走り始めるのが理想なのですが、なかなかその時間が作れないのです。
 レース強度なら心拍数も上がり身体も内側から熱くなるので、半袖半パンでもOKなのですが、そんな走りでは30分と持ちませんので、和ヤシの場合は心拍数120~140bpm程度で走ることになります。このゾーンに入れば寒さはさほど気にならなくなるのですが、市街地区間は心拍数が100bpm代なので、風を切るとより寒さを感じることになるのです。
 今朝も信号で止まると秋の柔らかな日差しが快く感じられるのですが、走り始めると寒さを感じます。夏場は真逆で走っている方が涼しくて気持ちが良いのですが…勿論、信号で止まれば大汗になるのは必然です。このように、風を切って走るロードバイクの場合、体幹温度が3度~5度ほど違ってくるのです。
 秋口で気温が低くなると筋肉も硬くなりやすいので、あまり無理な走りをすると怪我の原因にもなりかねませんので、寒い時期に無理は禁物です。また、寒さ対策として防風ベストやウインドブレイカーは必ず携帯するようにしましょう。特にロングライドの場合、後半は疲れから脚が動かなくなると、心拍数が上がらなくなり寒さが身に染みるようになります。
 札幌は今夜から明日に懸けて前線が通過し、日曜日の最高気温は10度を下回る予報です。紅葉が進む前の雪だけは勘弁して欲しいと願ってやみません。そろそろ冬用のMTBの出番になるかもしれません。
 



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ヘルメット選びを考える(1)

2024-10-18 11:33:28 | 自転車用品
 自転車のヘルメット着用が努力義務になって久しいのですが、装着率はわずか17%だそうです。私が自転車通勤を始めた頃は努力義務化が無かったので、ノーヘルでした。私がヘルメットの必要性を感じたのはロードバイクに乗り始めてからのことなのです。
 正直ロードバイクに乗り始めた頃も、サイクリングキャップだけという状況が続いていました。というのも、当時TVで観ていたサイクルロードレースでも、選手たちはヘルメットの着用を嫌ってきたからです。UCIは選手の死亡事故を受け、義務化に動き出しますが、登りではヘルメットを脱ぐ選手が大半という状況でした。当時は登りでヘルメットを投げ捨てて走る選手をカッコいいとさえ感じていたのです。

 プロ選手の立場としては技術が高いので転ばない自信があるのと、ヘルメットは暑いということが大きかっのだと思います。ただ、ヘルメットの技術の進歩や死亡事故の多発で、今は全選手がヘルメットを被っています。
 私はといえば、ロードバイクで急な下り坂を走っている時に、ふっと「このまま転べば死ぬかもしれない」という恐怖感を覚え、ヘルメットを被るようになりました。ただ、ロードバイクに乗る時だけで、自転車通勤は普通にキャップを被っていたのです。
 自転車のヘルメット着用が進まないのは、おそらく怖さが無いからだと思っています。確かにママチャリ速度の16km/h程度では、余程頭の打ち所が悪くない限り大きな落車事故にはならないだろうとは思います。ただ、これはあくまでも歩道を自転車が走ることが前提になっていることも忘れてはいけません。同じ速度でも車道を走り、車と接触したらと考えてみて下さい。それでも怖くはありませんか?
 ヘルメットはOGKカブトの普及品が最初でしたが、恰好がイマイチでMETのヘルメットを海外通販で購入してしまいました。ただ、ヨーロッパメーカーのヘルメットは頭の形状の違いで、横幅が狭いことを知らず、OGKカブトと同じMサイズを選んだのですが、キツクて直ぐに諦めました。ショップでひとサイズ大きめの製品を注文したのですが、今度はヘルメットが大きすぎて、「完全キノコ」状態に…

 欧米メーカーのヘルメットは欧米人の頭の形状に合わせているので横幅が狭い傾向にあります。ポガチャルが被っているMETのTRENTA 3K CARBON MIPSという製品が気になり、今年のサイクルスポーツフェスティバルで試着させてもらったのですが、やっぱりMサイズではキツク、どうしてもLサイズになってしまうのです。こうした日本人の頭の形に合わないメーカーもあるので、ヘルメットを選ぶ際には注意が必要です。
 
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