FabricのCellというサドルに出会い、サドル選びに終止符を打ったと思っていたのですが、コロナ禍でCellの生産が終了になり、Fabricというメーカー自体もcannondaleに吸収される形で姿を消してしまいました。
それまではフィジークのアンタレス(ANTARES)を使用していたのですが、FabricのCellが私のお尻に見事にフィットし、CAAD12、第3世代のSupersix EVOと10年近く愛用し、昨年購入した第4世代のSupersix EVOにも第3世代で使用していたものをそのまま使っているのです。
それまではフィジークのアンタレス(ANTARES)を使用していたのですが、FabricのCellが私のお尻に見事にフィットし、CAAD12、第3世代のSupersix EVOと10年近く愛用し、昨年購入した第4世代のSupersix EVOにも第3世代で使用していたものをそのまま使っているのです。
Cellの特徴は大手スポーツブランド「ナイキ」の人気スニーカー「AirMax」に取入れられている『エアスプリング技術』を採用したコンフォートサドルでした。その特徴は、頂点を切り落とした六角錐がセル状に並んだエアフィルムシェルとエアを、表皮とべースで挟み込む独自構造です。ゲル入りサドルのような柔らかさはありませんが、エアスプリングが程よく圧力を分散してくれる優れものだったのです。
ただ、座面の素材がTPUのため、経年劣化で徐々に硬くなり、クッション性が無くなってしまいました。この10年で3つ目のCellですが、それもそろそろ限界に近づいているのです。そこで、来シーズンに向けて新しいサドルを探し始めました。以前のフィジークに戻すか、今、世界で最も注目されているポガチャルが使用しているPROLOGOのNAGO R4にしようか迷っているところです。フィジークに関しては以前も使っていたので、感じは分かっていますので、今回はPROLOGOのNAGO R4に注目して行きたいと思います。
PROLOGOのサドルは第3世代のSupersix EVOに付いてきたものがあり、現在はCAAD12で使用しています。穴あきではないタイプです。PROLOGOとフィジークとの大きな違いは穴開きタイプのモデルが多い事でしょう。PROLOGOにはPASSというモデルが昔からあり、穴開きモデルの代名詞にもなっていたほどです。
穴開きサドルのメリットは尿道の圧迫を少なくすることですが、同じ目的で作られたフィジークのヴァーサスを使用した時に、「溝に肉が落ちる」その肉がペダリングで擦れて痛いというトラブルがあり、今は使用していません。「溝」でこれなら「穴」ならどんなことになってしまうのかが怖く、穴開きサドルは全く使用して来ませんでした。
ところがNAGO R4には穴開きか溝有りかの2択なのです。ただ、私が使用していたフィジークのヴァーサスは初期モデルで直ぐに「ヴァーサスX」というモデルが出ていることを考えると、「溝に落ちた肉が擦れる」という問題は「ヴァーサスX」で改善されているかもしれません。
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