40からのインラインsk8

娘にさせようと買ったのに、逆にハマってしまった中年男。果たして自由自在に操れる日は来るのか?

祝 近畿大会出場!

2011-08-12 08:17:56 | 日記
相生市の那波中学校が今年の中学校夏季総合体育大会を勝ち抜いてついに近畿大会まで出場しました。地域のこどもを集めて行う学校の部活で兵庫県代表になるなんて、とんでもないこと。ましてや野球なんかは「めざせ!甲子園!」の世界ですから、小さい時から専門的にやらせている地域が多いのに、その地区のチームを破っての栄冠。そりゃ横断幕になりますわな。

 ただ近畿大会では準優勝した大阪代表和泉中学に0-2で敗れて一回戦敗退でした。なんだかなぁ。相手もさほど強くないチームだったんだけどなぁ。内容を振り返ると那波中にも勝機はありましたねぇ。相手の2点もエラーからの得点で、決してバカスカ打ちまくったわけではない。しかし那波中は破れ、片や和泉中はその後波に乗り全国大会出場。もう全国ともなると雑誌の取材だの高校からのスカウトだの華やかな世界が待っているわけで。

 この違いは一体何?

 まぁ戦術的に那波中はチャンスでことごとく送りバントが決まらず、エラーの後に浮き足立って失点を重ね・・・と見る影もないんですが、ワタシの見るところ『近畿大会に出られて、それで満足!』ってみんなが思ってしまったところではないかなー。やはり周囲のチームは「めざせ!全国!」と近畿大会は単なる通過点の捉え方でしたが、那波中の場合は全市を上げて「近畿出場おめでとう!よくやったよなー」の祝杯ムードでしたモンね。すでにゴールテープを切ってしまった安堵感がライバルに付け入る隙を与えたのかもしれない。

 勝利は貪欲に望む者にしか与えられないものなんですねぇ。

 ヒトは一度高みを知ってしまうともう低いレベルでは満足できません。那波中の関係者や親も近畿出場を経験してしまうと市内で勝ったくらいでは”当たり前”すぎて喜ばないでしょう。でも先輩たちが目の前で播磨の片田舎の中学生でも中央で戦える可能性があることを証明したのですから、それに続く後輩たちはきっとさらなる高みに挑戦していくんじゃないかな?今後に期待です。