全国的に9月も終わり。もうすぐ10月ですな。兵庫県では9月30日~10月10日まで「のじぎく国体」が開かれます。震災復興への支援に感謝し、さらなる飛躍を目指して行われるこの国体、県は力を入れております。
というわけで、マスコットの「はばタン」。フェニックスをイメージ(?)しているとか。どぉでしょうかねぇ?カワイイですか?はばタンとは「はばタン」という種の生物、と言うことになってるので後ろにファスナーが付いてるとか、日本語喋るとか、そんな無粋なコトを突っ込んではいけないことになっております。(ディズニーランドのミッキーとおんなじですな)
しかし!運動会に登場したはばタンに小学生や中学生は冷めた視線を浴びせるじゃないか!せっかく”はばタンダンス”踊ってくれてるのに!見よ、保育所のお友だちが見せるキレのある腰つきを!彼らは”はばタンだー!”と無心に喜びを現しているじゃないか!まったく中に入った市役所の人がかわいそうじゃん。こんなに暑いのに・・・おっと、はばタンは着ぐるみじゃないんでしたね(^^;
かくいうワタシは朝礼台前の最前列で”はばタンダンス”しましたとも。ええ。しっかり2セット。そんで、終わった後は「はばタ~ン♪」と手だって振っちゃうんだから!いやぁ、思いっきりはしゃぐとなんか新鮮でおもしろかったですな。こーゆー時は変に気を遣わず、はじけた方が絶対楽しい。後ろで立ってた小中学生、もっとやってようぜ!人生楽しくいかなくっちゃ♪
ワタシ、百姓もしていまして。週末は稲刈りでした。今年は農機具屋の兄ちゃんが「新型コンバインの試乗車があるので(←そんなんアルノ知らんかった)コイツを持ってきますわ」「そんなん、なんぼ見せてもろても買わへんで」「いえいえ。実はボクが使うて見たいですわ」という展開になってしまいました。
実はこの兄ちゃん、一定期間内に日本一の売り上げをしてク○タ本社で表彰してもらったというヤリ手の営業。ワタシ達の地区では「買わされるから要注意」とされている人物なんです。
さて、当日は一家総出(稲刈りは農家にとって一大イベント)で待っているところへ2tトラックに載せられて本日のメインゲスト登場!なんだか雪上車か装軌兵員輸送車みたいなでっかいボディですな。しかしその図体に似合わずジェントルな音と振動でずずーっと進んでいきます。
ライトなんかに保護フィルム貼ったままのピッカピカを兄ちゃんは惜しげもなく田んぼへ。 キャタピラが泥をボディへ跳ね上げるのもかまわずズオーッと刈り始めますと「おおっいきなりかよ!うわぁやるなぁ!」なんか小学校へフェラーリが来たみたいな”非日常感”にみんな大盛り上り。かなりのスピードで進むけど見てると揺れが少ない。それはコンピューター制御で田んぼの凸凹をキャンセルし、車体を一定に保つ機能が付いているから。なんかレオパルドⅡの走行中でも砲口は目標を捉えたままっていうヤツを思いだし「日本の技術ってスゴイ」と感心したり・・・しばらくの間あぜ道で盛り上がるワタシ達を尻目に兄ちゃんはずんずん刈進み、長方形に稲を残して休憩に入りました。
しばらく雑談した後、「どおです?使ってみませんか?」ときた。見せつけられる高性能にハイな我々、特にオヤジ(今年で77)なんか「もう年やし、難しいのはアカン」とか言いながらわくわくしてるし。早速試しましたよ。コントロールはジョイスティックで一発だし、難しい調整はコンピューター任せだし、刈るところは兄ちゃんが”オイシイ”状態に整えてあるしで初めてでも”きれいにできた”んです。
兄ちゃん:「上手ですねー。初めてなのに」(上手くできるようにセッティングしてるクセに)
オヤジ:「これええなー。でも高いしな・・・」(少し傾きかけてる)
兄ちゃん:「こいつより一回り小さいやつなら15万円安くてこの広さなら同じくらいですよ」(営業トークになってる要注意!)
オヤジ「ほぉぉ、安いのに同じ機能か」(?なんか脳内変換してないか?)
怒濤のように刈り取りが終わった兄ちゃんは籾を乾燥機まで入れてくれるサービス。そこまでしても昼までで作業完了。例年に比べて無茶苦茶早い。もうオヤジ感動です。「そうか、15万円安いか・・・」(完全に傾いてる)ぶつぶつ言い出したけど、15万安いモデルでもマークXが買えるんだぜ。しかも年間6日ほどしか使わないでしょー!!
ブーツをたくさん購入するのは「足にフィットして思い通りにコントロール」したいから。この要求が昂じてくると足形を取って、「自分専用に整形したブーツ」になるでしょう。スピードでは普及しているそんなブーツがスラローム界にも広がりそうです。ワタシもお金があれば作りたい。セバがそんな”カスタムメード”のきっかけになりそうな予感がします。
ツイスターの時に比べて動きが大振りではない気がします。反動を付けなくとも曲がってくれるのかな?またブーツがタイトな分、足下が小さく見えます。これは視覚的にコンパクトに見えて、技のキレが上がったように感じました。