昨日から、北海道帯広市を舞台に始まった『第48期 王位戦』の第2局。
2日目の今日、勝敗が決しましたね。
結局、127手までで、挑戦者の深浦 康市 八段が羽生王位を破り、2連勝。
タイトル奪取まで、あと2勝としました。
この両者は、1996年(この年、小生は社会人になったのですが…)に対戦したときは、羽生王位の4勝1敗で幕を閉じました。
ところが今シリーズは、深浦八段から見た場合、2局目にして、既にこの成績を上回ったことになりますね。素晴らしいです。
昨日も、大相撲の関取を例えに出しましたが、本当に「横綱・朝青龍キラーの安美錦」の如く、「羽生キラー」ぶりを遺憾なく発揮しています。
この第2局も、棋譜を拝見する限り、自らが「貝を鳴らし」て開戦し、その積極策がそのまま結実したように、小生には見受けられます。
対羽生王位(三冠)には、竜王戦では苦杯を舐めたものの、深浦八段ご自身も…
「戦い方は分かっているつもり。臆することなく戦える相手です」
と、堂々と語っているように、なんとも不気味…です。
開幕局と、この第2局を、深浦八段がほぼ「完勝譜」で制したことで、羽生王位の防衛に、「黄色信号」が灯り始めた感がします。
これで、この両対局者の戦績も、両者15勝15敗の「全く」の五分となりました。
この第2局を少し振り返りますが、一手損角換わり腰掛け銀の戦形で進んだ1日目の封じ手ですが、小生は第一感で「△4六歩」と予想し、昨日のエントリー記事でも披露しました。
理由も、昨日のエントリー記事の通りです。ほとんど直感です。
(酒宴から戻ってきて、早速棋譜をチェックして…でしたから、本当に勘に頼りました。後手を持ったら、指してみたい手でしたし…。)
控え室では「1番人気」の手だったようですが、ビックリです。
またまた、当たりましたね…。
ですが、これに自惚れてはいけません。
入門者ですから、勉強あるのみです。
Logical Spaceさんに、昨日のエントリー記事を拝読をお願いして、この封じ手の意味が、本当に小生の感じたことで合っているのかどうか…質問してみたいと思っています。
(Logical Spaceさん、ご教示、宜しくお願い申し上げます。)
いずれにしても、タイトルの行方が、益々混沌としそうな気配ですね…。
「九州に、タイトルを…」の意気込みそのまま、深浦八段が羽生王位を倒してしまうのでしょうか…。
羽生王位が、先手番になる次の第3局こそ、貫禄を示す形で打開し、灯った「黄色信号」を、また「青信号」に戻し、結局は防衛に成功するでしょうか…。
先の名人戦では、郷田 真隆 九段が、連勝した後の第3局で、慣れない戦形で挑んだものの、これが引き金で自らのペースを乱してしまい、最後にそれが響いた格好で、森内 俊之 名人の4連覇と「十八世名人」の永世称号獲得を許しています。
その名人戦の最終第7局。
BS2の解説者を担当したのが、深浦八段です。
「名人位は、“選ばれる人がなる”のではなく、“自ら勝ち取りに行くもの”と痛感した」
と、最終第7局を振り返り、ご自身が語っています。
ちょっとした流れの変化が、シリーズ全体の行方にも影響することを、肌で感じ取っているはずです。
これで、1週間後の第3局…益々興味は尽きませんね。
2日目の今日、勝敗が決しましたね。
結局、127手までで、挑戦者の深浦 康市 八段が羽生王位を破り、2連勝。
タイトル奪取まで、あと2勝としました。
この両者は、1996年(この年、小生は社会人になったのですが…)に対戦したときは、羽生王位の4勝1敗で幕を閉じました。
ところが今シリーズは、深浦八段から見た場合、2局目にして、既にこの成績を上回ったことになりますね。素晴らしいです。
昨日も、大相撲の関取を例えに出しましたが、本当に「横綱・朝青龍キラーの安美錦」の如く、「羽生キラー」ぶりを遺憾なく発揮しています。
この第2局も、棋譜を拝見する限り、自らが「貝を鳴らし」て開戦し、その積極策がそのまま結実したように、小生には見受けられます。
対羽生王位(三冠)には、竜王戦では苦杯を舐めたものの、深浦八段ご自身も…
「戦い方は分かっているつもり。臆することなく戦える相手です」
と、堂々と語っているように、なんとも不気味…です。
開幕局と、この第2局を、深浦八段がほぼ「完勝譜」で制したことで、羽生王位の防衛に、「黄色信号」が灯り始めた感がします。
これで、この両対局者の戦績も、両者15勝15敗の「全く」の五分となりました。
この第2局を少し振り返りますが、一手損角換わり腰掛け銀の戦形で進んだ1日目の封じ手ですが、小生は第一感で「△4六歩」と予想し、昨日のエントリー記事でも披露しました。
理由も、昨日のエントリー記事の通りです。ほとんど直感です。
(酒宴から戻ってきて、早速棋譜をチェックして…でしたから、本当に勘に頼りました。後手を持ったら、指してみたい手でしたし…。)
控え室では「1番人気」の手だったようですが、ビックリです。
またまた、当たりましたね…。
ですが、これに自惚れてはいけません。
入門者ですから、勉強あるのみです。
Logical Spaceさんに、昨日のエントリー記事を拝読をお願いして、この封じ手の意味が、本当に小生の感じたことで合っているのかどうか…質問してみたいと思っています。
(Logical Spaceさん、ご教示、宜しくお願い申し上げます。)
いずれにしても、タイトルの行方が、益々混沌としそうな気配ですね…。
「九州に、タイトルを…」の意気込みそのまま、深浦八段が羽生王位を倒してしまうのでしょうか…。
羽生王位が、先手番になる次の第3局こそ、貫禄を示す形で打開し、灯った「黄色信号」を、また「青信号」に戻し、結局は防衛に成功するでしょうか…。
先の名人戦では、郷田 真隆 九段が、連勝した後の第3局で、慣れない戦形で挑んだものの、これが引き金で自らのペースを乱してしまい、最後にそれが響いた格好で、森内 俊之 名人の4連覇と「十八世名人」の永世称号獲得を許しています。
その名人戦の最終第7局。
BS2の解説者を担当したのが、深浦八段です。
「名人位は、“選ばれる人がなる”のではなく、“自ら勝ち取りに行くもの”と痛感した」
と、最終第7局を振り返り、ご自身が語っています。
ちょっとした流れの変化が、シリーズ全体の行方にも影響することを、肌で感じ取っているはずです。
これで、1週間後の第3局…益々興味は尽きませんね。