読者の皆様、こんばんは。
管理人の、Danchoです。
今回の「東北地方太平洋沖地震」…犠牲になられた皆様の数が、一人、また一人と、増えていきます。20日、17時頃のニュースでは、遂に8200人に達してしまいました。
行方不明だった、岩手県大槌町の加藤町長も、残念な結果になってしまいました…。
宮城県では、犠牲になられた方が、万単位に上ると推測される…と報じられています。
とても悲しくなります…。
犠牲になられた皆様のご冥福を、謹んでお祈り申し上げます。
そして、避難生活を余儀なくされている皆様には、まだまだ不安が続き、福島県の福島第一原子力発電所も、とってもシビアな状況です。海外では、国際原子力事象評価尺度(INES)でレベル6または7に相当する程…と報じている様です。実際、日本では、レベル4から、レベル5に引き上げられてしまっています。
3月20日に日付が変わっても、緊迫感は未だ拭えず、原乳や葉物野菜にも、直ちに人的な健康を損なう量ではないにせよ、放射性物質が検出されてしまっている状態にまで、深刻化しています。風評被害が懸念される程です。
昨日19日には、福島第一原子力発電所近くの双葉町の機能全体を、一時的に移動すべく、埼玉県さいたま市に、町民の皆様がバスで移動された様です。
避難生活を余儀なくされいる状況にある皆様に対して、謹んでお見舞い申し上げます。
更新の日付は、明日3月21日としていますが、只今、3月20日、19時30分頃です。
今日も、無事に新たな1日を迎え、ここまでつつがなく過ごせた事に、そして、このまま無事ならば、明日の「春分の日」が迎えられる事に、先ずは感謝です。
昨日は、なるべくインターネットから離れていました。
理由は分かりません。
恥ずかしながら左肩の「肩関節周囲炎(いわゆる“四十肩”)」を昨年4月頃から発症していて、午前中、今月から再開したそのリハビリに出かけ、その後、知的財産権全般を学ぶ通信教育の受講期間が、今月で切れてしまい、まだレポートを提出していないので、それを終わらせる事が、今の私の「課題」だったから…というのも理由にはあるのかもしれません。その「課題」は、「私が今、やらねばならない事」として、無事に終えることができました。郵便事情は関東以西は問題なさそうなので、22日に郵便局に出かけて提出する予定です。
でも、それだけではない様な気がします。
今回の大地震と対峙して、思う事を素直に書いているけれど、少しその「重さ」がもたらした疲労からかもしれません。被災地で避難生活を余儀なくされている皆様や、救助活動や、福島第一原子力発電所のシビアな状況を回避しようと懸命に働いている皆様に比べたら、その度合いは低いはずなのに…。
情けないですし、私の力のなさを感じます。
しかし、そういう事も含めて、私自身で私をもっと認めてあげることが大切な事も、この大地震と対峙して知った事も事実です。
その上で、私自身が今できることを精一杯やる…。その気持ちは変わりません。
そして今日、20日、17時頃の事です。
NHKの地震情報を見ていました。
すると、宮城県石巻市門脇町のがれきの下から、2人を救助した…というニュースが報じられました。
トップの写真は、救助され、ヘリコプターで石巻赤十字病院に搬送される様子のテレビ画面です。
石巻がれきの下から2人を救助(読売新聞) - goo ニュース
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宮城県警に入った連絡によると、同県石巻市門脇町で20日午後、80歳女性と16歳男性が、がれきの下から見つかり、救助要請があった。
午後4時7分に発見され、2人とも意識があるという。
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大地震発生から、何と218時間ぶりの、救出劇です。
心の中で「やったぁ~!」という気持ちと、「良かったぁ~」という気持ちと、嬉しさに、思わずこみ上げるものがありました。
しかし、敢えて申し上げましょう。
これは、奇跡でも何でもないと思います。
日本中、いや、今は世界中が、この大震災に視線が注がれる中、皆様の「復興」を目指す、強い思い、祈り、そして願いが、通じた結果だと…。
私達が「生きる」っていう事も「当たり前」ではないのだから、一般に言われる「72時間」という「タイムリミット」も、もはや無意味な線引きなのだと…。
「信は力なり」
そういう事なのでしょう。
それが「常識」をも覆す、大きな力に変わるのだと。
だからこそ、気持ちをより強く持って、祈る事が、諦めない事が大切なのだと、改めて学んだ気がします。
繰り返しになりますが、敢えて…。
「明けない夜」はありません。
「春」がやってくるまでには、今年に限って言えば時間を要するかもしれませんが、日本には「四季」があり、近年にないほどの「厳しい冬」もやがて姿を消し、必ず「春」はやってきます。
だからこそ、希望を胸に、インテルで大活躍中の長友選手の様に、拳を天高らかに突きあげ、心を一つにして、必ず「復興」させるという強い気持ちを持って、皆様と一緒に頑張ります!。
末筆ながら、未だ行方不明になられている皆様のご無事を、願って止みません。そして、拙文であります事、ご容赦下さい。お詫びも申し上げます。
では。
追記
先程、山口の住まいも「瞬停」がありました…。
理由は分かりませんが、びっくりしました。
今回の大地震も、こんな感じでやってきたのかな…と思わせた時間でした。