「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【参加報告】「止めよう!辺野古埋立て2.21国会大包囲」、「T-nsSOWL0221全国一斉高校生デモ」(寄稿)

2016-03-10 23:54:05 | 参加報告


<管理人より発信>
2/21の標題の2つの行動への参加報告をアップします。

【参加報告】「止めよう!辺野古埋立て2.21国会大包囲」
<K.Mさんからの写真と寄稿>
 2/21の辺野古埋立て反対の国会大包囲行動に参加したが、個人参加者のエリアの割り当てが直前に国会前エリアが追加になっていたこともあり、「生協9条だれでもネットワーク」のメンバーは当初の予定の国立国会図書館前と国会前エリアといつもの19日行動の参議院会館前に分かれてしまったのは少し残念だった。やはり国会図書館前は遠かったが、冒頭の写真と下の写真のように宗教者ネットの皆さんが読みやすい横断幕を掲げていた近くに数人で陣取った。辺野古の美しい海をイメージした青い服や布などを身に着けての参加の呼びかけに応えて、私は青いバンダナを頭に巻いて参加。
 名護市の稲嶺進市長が「政府は『辺野古しかない』と強引に埋め立て工事を進めようとしているが、正義と道理はわれわれにある。力を貸してほしい」と訴えた後、参加者に手をふりながら全てのエリアを回っていた姿を見ることができたのは嬉しかった。そして、この日一番考えさせられたのは、辺野古の埋め立てに使う土砂を瀬戸内海の島々の山肌を削って運んでいるということとそれを止めさせようと立ち上がった人たちの存在が報告からわかったこと。参加者は約2万8000人と発表された。
 スピーカーから流れた三線に乗った「沖縄を返せ」の歌も歌声喫茶で聞いたのとまるで違った印象を受けた。沖縄返還闘争の現場ではこのように歌われたのだろうか。1/28のシンポジウムで報告を聞いたSEALDs RYUKYUの元山仁士郎さんのコールにあわせて人間の鎖のように手をつないでのコールにも新鮮な感じがした。この日の行動の「平和フォーラム」のまとめ記事はこちら

 このような声が政権を動かしたのか、3/4になって辺野古代執行裁判について政府が裁判所の和解案を受け入れ、沖縄県も和解案を受け入れたことで一時停戦かと思える状況となった。ところがわずか3日後に、政府は辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事に対して取り消し処分の是正を指示。安倍は「辺野古移設が唯一の解決策であるという姿勢に変わりはない」と明言したという(『琉球新報』3/8付け社説より)。
 安倍政権には油断が禁物だと痛感。
(追記)
 共同運営ブログ「リベラル21」の3/13付けの宮里政充さんの記事に「安倍政権が和解を受け入れた裏にはしたたかな計算が働いている」との言及があるので参照をおすすめする。



【参加報告】「T-nsSOWL0221全国一斉高校生デモ」
<山本邦雄さんからの寄稿>
 2・21の国会包囲行動に参加したあと16時からのティーンズソウル(高校生による渋谷デモ)集会・デモにも参加しました。若い人の歩幅の広い行進と早いテンポのコールに息が上がりましたが、快い疲労感でした。
 当日は東京だけでなく全国的な取り組みになったそうですが、参院選に向けての「選挙に行こうよ、野党は
共闘」のコールは頼もしい。若者が動けば政治が変わる、われわれ「かっての青年たち」も頑張りましょう。
コメント
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