Uさん、こんばんは。
少し前の投稿で、オーディオ機器への電源供給は、パワーディストリビューター(パワーコンデショナー)で行っていると書きました。
今回は、具体的に機材を取り上げます。
「TASCAM AV-P250」です。
TASCAMは、オーディオメーカーTEACの業務用ブランドです。
通常この機器は、PAラックなどに格納するので、耳(ラックマウント部)が付いています。
耳がついていることと、デザインが実用一点張りな感じで素っ気ないこともあり、オーディオ製品らしい高級さは感じられません。価格相応ということです。
”TASCAM”のロゴも、”私は業務用機です。余計な架飾・意匠は致しません”と言っているような感じの字体です。
これはこれで本体の意匠・造りこみとのバランスが取れているとでも言いましょうか。
なお、TASCAMでは、「TASCAM AV-P250」をパワーディストリビューター(電源分配器)と呼んでいるようです。
が、自分にはパワーコンデショナーとの差が良く分かりません。
購入の経緯(動機)です。
先の投稿で購入対象に挙げたFURMAN(ファーマン)のPL-8Cですが、これはそれなりのお値段が致します。
で、購入してみて、”思ってたんとちゃう”状態になっても困るので、まずは、似たようなジャンルの製品であるもっとお安い当機にしようと考えて、先にこちらに手を出しました。
実際には、オークションで入手しています。
入札競争で熱くなってしまい、結構な値段で落札してしまいました。
調べたら新品と数千円しか違わないので、新品を選べばよかった思いましたが後の祭りです。
AV-P250は結構安いのです。調べが足りませんでした。
さて、このAV-P250です。
持った感じかなり軽いです。中身は恐らくスカスカなのでしょう。
PL-8Cと同じように、サージフィルターとラインフィルターフィルターが入っているそうです。
軽すぎる本体内部にどんなフィルターが入っているのでしょうか。
ひょっとしたらフェライトコアが1個か2個入っているだけなのかもしれません。
このラック型タップの特徴です。
まず、前面に3つ差込口があり、ここは電源スイッチと非連動になっています。
実際にこの記事を作成しているノートPCもここから電源を取っています。意外と便利です。
それから、差込口は裏面にも10個ありますが、かなりそれぞれが近接しているので、大きなプラグを持つ電源ケーブルですと、隣接して接続出来ません。
電源スイッチ部には、間違って押してしまわないよう、透明のカバーが取り付けられています。日本製品らしい細かい気配りです。
すぐ横に、ブレーカースイッチが付いています。裏面には極性チェッカーがあるようです。使ったことはありません。
直付けの電源コードが3mあります。業務用ですから。
これほど長いと持て余してしまうので、せめてあと1m短ければ良かったと思います。
そして、肝心の音響的な効果です。
音質的に向上している、つまり音響的な効果があったのかは全く判りません。
実は、この後、PL-8Cも買いまして、どちらか良い方を残そうとあれこれ比べていますが、どちらも今一つ決め手に欠けます。
PL-8Cと比べると、AV-P250で電源を取った場合、出てくる音は、気持ちスッキリしたもの・あっさりしたものになると感じます。
余計な付帯音が付かない感じです。
でも気持ちの問題でしょうか。
本当にそうかと問われると、正直良く分かりませんと答えてしまいそうです。
現在は、こちらのタップを使って音楽を聴いています。
綺麗に電源コードを纏めることが出来たという点では、手に入れて良かったと思っています。
この次は、PL-8Cを取り上げます。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう。
さようなら。