Uさん、こんばんは。
昨日の投稿で、桜やコブシの花の撮影について触れました。
あの後ですね、ちょっと夜風に吹かれたい気分になりまして、カメラを肩にぶら下げて近所に出掛けて行きました。
ぶらつく目当ては、夜のコブシ撮影です。
薄ら記憶では、ライトアップこそしていませんが、街路灯に照らされて撮影に必要な照度があったような気がするのです。
晴天を待っての日中の撮影では、花の時期を過ぎてしまうのではないかと危惧しまして、兎に角、今年の花の姿を写真に収めておこう、そんな算段で、外套を羽織ました。
風は、、、全く吹いていませんでした。
全くの無風です。
昼間は曇り空で日差しもあまりありませんでしたが、それでも夜のとばりが下りた外の空気は暖かかったです。
寒さが無くて、体がこわばることが無いから、何となく気分は良かったですね。
気を付けたのは、警邏中のお巡りさんです。
夜半にカメラを担いでいますから、盗撮ですとか、変な嫌疑を掛けられないよう、
余計な方向にはレンズを向けたり、花以外の写真は撮らないよう、気を配りました。
職質でもされたら面倒です。
幸い、お巡りさんには出会いませんでした。
撮影機材として持って行ったのは、GX7Mk2です。
年代物のカメラばかりですから、そこそこ高感度で撮れるものといったら、これぐらいしかありません。
高感度に強いK-1はこの間手放してしまいましたしね。
マイクロフォーサーズでも已むを得ません。
別にコブシは夜に咲く、というわけではありません。
昼間っから、と言いますか、開花期間中はずっと咲きっぱなしのようです。
ただ、夜は花がしぼむものもある中、コブシは花弁が開きっぱなしで、そして甘い良い香りがします。
目立つ白い花といい、良い香りといい、夜中に虫を誘っているのかもしれませんね。
撮りました。
上の写真はなんだかモノクロ撮影みたいになりましたが、ちゃんとカラー撮影です。
葉の緑が僅かに色づいているのが分かります。
少しだけ幽玄な感じがして面白いです。
この並木以外にも、近辺にあちらこちらにコブシがあることに、初めて気が付きました。
昼間だったら、気がつかなかったかもしれません。
夜だからこそ、あの白い花が一際目立ったのですね。
少しだけ夜桜も撮りました。
こんどの週末の天気が良ければですね、遠方まで桜の撮影に出掛けても良かったのですが、残念ながら、雨の予想です。
桜ならば、日本全国、どこにでも見どころはあります。
いうなれば、地元の桜の名所、みたいなところは日本全国それこそ無数にあります。
その中でわざわざ桜を撮影しに出かけようとするのは、自分が桜並木よりも、一本桜の方が好きだからです。
家の近くには、これだという一本桜が無いのです。
田舎の村落にある、桜。
でも、そこに暮らす人々の生活がちゃんと感じられるようなのところにある一本の桜に強く惹かれます。
高速を使って少し遠くまで桜を探しに出かけてこともありました。
全くの山中に自生する桜や、山道に植えられている桜には余り興味はありません。
都会や市街地の桜並木も一見豪華で実に鮮やか・華やかですけれどね。
今はもっと素朴なもので良いです。
といいながら、やはり機会があれば豪華絢爛な桜並木にもレンズを向けてしまうのは、やはり自分も日本人だからなのでしょうか。
ではこれで失礼します。
ごきげんよう、さようなら。