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漬物の梨屋ブログ-山形の漬物・特産野菜・旬の食材・地域文化のブログ

海岸美化運動☆

2011年02月18日 09時02分37秒 | 異業種交流
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

山形県酒田市はこの時期にしては比較的暖かい日が続いています。

2月17日のブログでペットボトルや空き缶が雪山に捨ててある話をしましたが、先日酒田法人会青年部の新春講演会があり、丁度タイムリーに海岸美化運動に取り組み、「漂着ごみ」と向き合っているNPO法人パートナーシップオフィスの金子博理事の話を聞くことができました。


酒田法人会青年部新春講演会の様子



山形県の海岸に漂着するごみは、国内由来ごみが6割、韓国・中国由来のごみが2割、不明ごみが2割の割合で漂着しているとのことです。

そして、漂着ごみの処分にかかる経費は、日本全体で年間100億円にものぼるそうです。

ペットボトルも家庭に持ち帰り再資源としてごみステーションに出せば再生可能ですが、漂着ごみはいろいろなものが付着しているため、再生どころか焼却もできずに埋め立てるしかないのだそうです。

そして、漂着ごみの処分にかかる経費は、ごみステーションに再資源として出した時の十数倍かかるのだそうです。

その経費は、すべて税金で賄われます。

再資源として活用できるはずのペットボトルをポイ捨てすることで、無駄な税金が使われることになるのです。

また、漂着するプラスチックごみには、有害な重金属が付着していることも確認されており、環境や海洋生物への影響も懸念されているそうです。

ということは、我々の食生活への影響も当然考えられることです。

次の世代につけを残さないためにも、ごみの減量化はもちろんのことですが、ごみはしっかりと分別して、再生利用できるものは再生利用するように心がけていかなければいけないと、あらためて感じさせられた講演でした。



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