「温海かぶ」の種まきの時期です☆

おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋　齋藤真です。

８月２２日（土）の山形県酒田市は、雨となっています。

今日の天気は、雨のち曇り、最高気温は２８度、降水確率は４０～５０％です。

一雨ごとに涼しさが増し、夜は半袖では肌寒く感じるようになって来ました。

皆様、くれぐれも風邪などひかぬようにご注意ください。

毎年、夏の土用が過ぎた８月の中・下旬は、山形県庄内地方の特産在来野菜「温海かぶ」の種まきの時期でもあります。

土用が過ぎ、暑さが収まったのを見計らって焼畑を行い、種まきをするのです。


温海地区の焼畑の様子


「温海かぶ」の種は、地中に埋めるのではなく、地表に撒くだけです。

そのため、強い雨が降ったりすると、発芽する前に種が流されてしまうこともしばしばです。

「温海かぶ」の発芽の適温は２０～３０度で、あとは適度な雨があれば発芽します。

昨年の８月は、穏やかな天気が多く、適度な雨も降ったために早や捲きの「温海かぶ」が順調に成長し、出荷も早く、大豊作の年となりました。

今年は、お盆休みの期間中、猛烈な雨が降り温海付近の羽越本線が不通になって、村上～酒田がバス代行となった日がありました。

恐らく、早や捲きの「温海かぶ」の種は流されてしまったのではないでしょうか。

しかし、雨不足だった山形県庄内地方も、ここに来て定期的なお湿りがあり、「温海かぶ」が発芽するには良い条件となっています。

「赤かぶ（温海かぶ）」は、漬物の梨屋においても秋冬の目玉商品のひとつです。

１０月の早い時期に漬け込みを開始できると嬉しいのですが！



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