「御中元・お歳暮を贈る人」の割合☆

おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋　齋藤真です。

８月２５日（火）の山形県酒田市は、雲が多少あり風が少し強いものの晴れの天気です。

今日の天気は、曇り時々晴れ、最高気温は２６度、降水確率は１０～４０％で、午後６時以降の降水確率がやや高くなっています。

先日のニュースで、都内の男女１０，０００人を対象に聞いたアンケートで、「御中元・お歳暮を贈る人」の割合が、３０年前の６０％から２０％に減って来ているとの結果が出たそうです。

サンプルが少ないのでどれだけ信憑性があるかは疑問ですが、贈答品を多く扱う立場として、「御中元・お歳暮を贈る人」が大幅に減少しているということは、危機的な状況です。

このニュースでは、会社への帰属意識の薄れと個人情報保護法案が影響していると結んでいました。

しかし、本当にそうなのでしょうか？

漬物の梨屋本舗の店頭で、長年お客様の対応をしておりますが、確かに会社関係の方に贈られる人もおりますが、「御中元・お歳暮を贈る人」の多くは、親族や親しい友人に贈られるケースが多いように感じます。

親族や親しい友人であれば、個人情報保護法案に関わらず、連絡先の住所や電話番号を知っていても可笑しくはありません。

会社への帰属意識の薄れや個人情報保護法案が原因というよりも、普段生活をしている中で、周囲の人々や親族との関係性が以前に比べて希薄になって来たためではないかと推測します。

「御中元」「お歳暮」は、周囲の人々や親族との人間関係を良好に保つための慣習で、口下手な日本人が考え出したコミュニケーションツールなのだと思います。

この日本独自の素晴らしき慣習を、これからも続けて行って欲しいと願わんばかりです。



漬物王国 山形 漬物の梨屋ホームページ