こんにちは。
山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。
今年は例年になく暑い日が続いています。
北国である山形県酒田市においても例外ではなく、10月に入っても半袖で過ごせる陽気の日が続いています。
そんな陽気の影響もあり、今年の酒粕の仕上がりは例年になく色づきが良いようです。
漬物の梨屋では、「酒粕(練り粕)」を酒田市内のスーパーマーケットなどで販売しておりますが、現在販売している「酒粕(練り粕)」も例年より色が濃い傾向にあります。
漬物に使用する酒粕は、酒造りが盛んな冬場から春先にかけて踏み込みを行い、夏の土用を越させて自然熟成させたものです。
自然熟成させることにより、踏み込み時白色だった酒粕はメイラード反応により茶褐色に変化します。
この茶褐色の色素はメラノイジンと呼ばれ、活性酸素の抑制、コレステロール値の抑制、糖尿病の予防、腸内環境を整えるといった効果があるとされています。
酒田市内のスーパーマーケットの店頭には、「板粕」と「酒粕(練り粕)」の2種類が店頭に並んでいますが、「板粕」は新酒のようなアッサリとした味わい、「酒粕(練り粕)」は秋上がりの酒のようなコクのある味わいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ae/1db5d3a41d37861d0ba533f6651af174.jpg)
漬物の梨屋の「酒粕(練り粕)」と「板粕」
メラノイジンの効果は「酒粕(練り粕)」にはありますが、「板粕」にはありません。
用途や味の好み,健康効果を考えたうえで使い分けるのも面白いと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/96/4c586839e15e03a8b741d8b1cfe03810.png)
漬物王国 山形 漬物の梨屋ホームページ
山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。
今年は例年になく暑い日が続いています。
北国である山形県酒田市においても例外ではなく、10月に入っても半袖で過ごせる陽気の日が続いています。
そんな陽気の影響もあり、今年の酒粕の仕上がりは例年になく色づきが良いようです。
漬物の梨屋では、「酒粕(練り粕)」を酒田市内のスーパーマーケットなどで販売しておりますが、現在販売している「酒粕(練り粕)」も例年より色が濃い傾向にあります。
漬物に使用する酒粕は、酒造りが盛んな冬場から春先にかけて踏み込みを行い、夏の土用を越させて自然熟成させたものです。
自然熟成させることにより、踏み込み時白色だった酒粕はメイラード反応により茶褐色に変化します。
この茶褐色の色素はメラノイジンと呼ばれ、活性酸素の抑制、コレステロール値の抑制、糖尿病の予防、腸内環境を整えるといった効果があるとされています。
酒田市内のスーパーマーケットの店頭には、「板粕」と「酒粕(練り粕)」の2種類が店頭に並んでいますが、「板粕」は新酒のようなアッサリとした味わい、「酒粕(練り粕)」は秋上がりの酒のようなコクのある味わいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/1c/0de43c2e77666734847a2172f1856170.jpg)
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メラノイジンの効果は「酒粕(練り粕)」にはありますが、「板粕」にはありません。
用途や味の好み,健康効果を考えたうえで使い分けるのも面白いと思います。
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