Echidna's Diary♪ エキドナの日記

エキドナの幸せ♪結婚生活

最後の決断

2008-10-02 | おとうと
今日、脳外科の先生からお話しがあった。

昨日の説明の時に、
ご家族でお話合いをされて、ご決断をお待ちしています、
のような形で終わってる。

その決断のタイムリミットがもう今ぎりぎりの状態と
なってしまいましたので、
今、自分たちは席を外しますので、
お話が済みましたら、呼んでください。

と席を外された。

今日のこの席上には、母の母、母の姉妹、
いとこ達がいた。

父は一応昨夜の時点で、自分の母や妹たちと話をし、
だいたい決めてきてる。

でも、決め切れない、決断するのが辛いのだと思う。
すぐには先生には答えを言うことが出来なかった。

席にいた人たちと、こういう事にすると話した上で、
先生を呼びに行った。


前回のブログで書いたかどうかもう忘れてしまったけど、

その決断というのは…

『今後、体調が急変した場合、新たに手を加える、
例えば心臓マッサージをするとか、強心剤を使い、
延命という形を取るか。
こうなると、心臓マッサージの時、肋骨が折れてしまったり、
という事にもなる。
または、このまま新たな手を加えず、
自然のままで見守る形でいくか』

の2つの選択。

昨日と今日の時点で、血圧がガクンと下がっている状態。
自分の心臓もさらに弱っている。
時間の問題。
いつ急変してもおかしくない状態。
急変というのは、血圧がさらに下がっていき……

と、なんかここに書くのもまだ辛い言葉やから、
まだ書きたくないので、それはまたいつか。。。

で、その選択は、自然のままで見守る方をお願いした。

身内以外で面会出来るのは、もう今日か明日でお願いします、
と言われた。

両親と相談した後、友達にも連絡する事にした。
すると、すぐに行動を起こしてくれて、
もう1時間後には、病院に駆け付けてくれたみたい。
ありがとう。。。。。。
ビックリしたやろうなぁ。
ついこの間まで、メールしてたし。

そして、循環器の先生達の計らいで、
弟がずっといたフロアーへ移動してもらう事になった。
この階の方が慣れたところやし、
居心地がいいと思いましたので。と。

思わずその時に聞いてしまった。

『景色が見える方ですか?』と。

北側、南側の両方とも景色は見えるんやけど、
大阪一帯…というと大げさやけど、
そちら側が好きだったので、そっちかなぁ?と思って。
じゃあ、

『こっち側(大阪一帯の方)ですよ。
こっち(大阪一帯の方)の方が、弟君、好きだったもんねぇ。』

と。。。涙が出た。
本当にありがとうございます。

2日午前中に移動してもらう事になった。

最期を看取るということで、寝泊まりも8階だと
一緒の部屋で寝れるし。

よかったなぁ、みんなよくしてくれて。
そうそう、一人の看護師さん、あっ、もちろん女の看護師さんやで
が、
『大好きだったんですよ。』
って言ってくれた。
にじみ出る優しい笑顔や、カッコイイところや。

と、私にだけ告白してくれた。
大好きっていう意味は、likeかloveかは聞かなかったけど、
そうやって言ってくれる看護師さんがいてくれただけで、
弟はうれしいと思う。

でもでも、まだ奇跡は起こるかもしれへん。
それにビックリして、起き上がるかもしれへん!!
そのサプライズ、いつでも待ってんでーー!!
ちょっと引っ張り過ぎちゃう??ためすぎっ!

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