風に吹かれて

ハーレーツーリングと山旅やクライミング、そしてグルメ

盆の一日

2012年08月15日 | 日記

母親から早朝の墓参りを命じられた。

花を供え、線香をあげるだけなのだが、
市内に3個所も管理しなければならない墓地がある。
しかも墓石の数にすると15墓石以上にもなるので結構な仕事だ。

玄関のドアを開けると玄関照明の下に『鬼ヤンマ』がとまっていた。
立派なトンボだ。子供のころは麦わらトンボや塩からトンボがほとんどで
鬼ヤンマや銀ヤンマなどの『ヤンマ』と呼ばれるトンボが飛んでくると最高に興奮したものだ。

不思議なことに今は普通のトンボより『ヤンマ』のほうが多く見られる。
トンボの世界になにが起こっているのか?少し気になる。




トンボがいた玄関の脇にはサフィニアが咲いている。
この花はたぶん今年3回目の花と思う。
今年のサフィニアの苗はまあ当りのようだ。



アゲハ蝶も飛んできた。


寺に行くと蓮の花が綺麗に咲いていた。朝は綺麗に咲いている。



墓の脇には小さなカエルがいた。



寺まわりからもどり、10年前に亡くなった親友の墓参りに行った。
彼のお墓はお寺ではなく自宅の裏山にある。

裏山までの道を、腰が90度に曲がった母親が毎年案内をしてくれる。
(下の写真は自宅から彼の墓に続く裏山の道)

スタッフォード大学の講師から東北のある大学の准教授になった彼だが、
日本に戻ってから一年後には癌に侵され亡くなった。

彼が一人前の学者になるために母親は相当な苦労をした。
毎年、盆には母親から同じ苦労話と彼の優しかったことを聞かされる。




友人の墓参をすませ、今度は15年以上は行ったことのない
茨城にある親戚の『新盆見舞い』に行った。

ここの主人は蕎麦打ちが趣味と聞いていたが、
本格的な『蕎麦打ち小屋』が母屋の脇にあった。

もちろん、打ったばかりの蕎麦と蕎麦汁をもらって帰ってきた。
絶品であった。

こんど僕も打ってみようかな・・・・




家に帰った。最後の写真は我が家にあるメダカの池。
この小さな水たまり?の中にメダカがいるのだが、もう10年以上繁殖を繰り返し自然に生息している。

冬の夜と真夏の昼間だけ、池の上にスダレをかけてやる。
それと、ほんのたまに新しい水を補給してやる。

それ以外は何もやらない。
一切自然・・・強いものだ。


ちょっと忙しかったお盆の一日。

(撮影:iPhone)