用之必勝!?

偏ってますけど、反面、何でも「あり」ってこってす。 ぽりしぃ薄いッスけど、とりあえず、「横浜」贔屓です。

放射線、福島周辺5県で平常値超える 福島市は低下傾向

2010年03月02日 23時16分07秒 | 放射能?


2011年3月17日22時30分

 福島第一原発の事故の影響で、17日も福島県の周辺自治体で通常より高いレベルの放射線量が観測された。ただ、福島市内でも放射線量は17日夕方現在、ピーク時に比べて半分近くの値になるなど、各地で低下傾向がみられた。専門家は「ただちに、健康に影響を与える値ではないが、今後の変化を注視していくことが重要だ」と話している。

 文部科学省は各都道府県の測定結果を発表した。17日午前0時から午後5時までの間に、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉の5県で平常時の上限を超えた値が観測された。福島県からはデータが届かなかった。

 この間、最も高い値を記録したのは水戸市。午前0時から1時の間に、毎時0.232マイクロシーベルトの放射線量が測定された。これは同市で平常時に観測される放射線の上限の約4倍にあたる。5県以外の都道府県の測定値はいずれも0.1マイクロシーベルト未満で、平常値の範囲内だった。

 文科省の関連機関による茨城県東海村の観測では15日午前時点では、毎時5マイクロシーベルトを超える値を観測したが、17日午後6時には毎時0.88~1.3マイクロシーベルトに減った。

 文科省は17日、事故を起こした福島第一原発から、約20~60キロ離れた地点の放射線量をモニタリングカーを使って測定した結果も発表した。

 原発から北西方向に約30キロ離れた浪江町付近では午後2時に毎時170マイクロシーベルトという高い値だった。一方、原発から約20キロ南に離れた楢葉町付近では毎時4.5マイクロシーベルトと、原発からの距離と放射線量は必ずしも相関していない。

 一方、朝日新聞が17日夕方までに周辺自治体に確認したところ、茨城県の北茨城市、栃木県の那須町や日光市などで平常より高い放射線量が観測された。ピーク時には20マイクロシーベルト台だった福島市内の放射線量は午後6時現在、12.5マイクロシーベルトに下がった。

 福島市では17日に採取した水道水からも放射性のヨウ素が検出されたが、16日朝よりは低下、原子力災害時の飲食物摂取制限に関する国の基準も大きく下回っている。

 東京でもごく微量の放射性物質ヨウ素131とヨウ素132が検出された。しかし、16日に検出されていたセシウム137は、17日午後6時現在、検出されていない。

 東京都産業労働局は測定結果について「現時点では健康に影響を与えるレベルではない」としている。

 人は普段の生活でも、自然界から年間2.4ミリシーベルト(世界平均)の放射線を浴びている。これは、1時間あたりだと0.274マイクロシーベルトになる。胸部X線検診を1回受けると、50マイクロシーベルトの放射線を受ける。