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2011年3月18日12時37分
東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、福島県や茨城県など周辺の自治体では、18日午前も、通常より高い放射線量の値が続いている。地表に落ちた放射性物質が放射線を出し続けているためとみられるが、直ちに健康に被害が出る値ではないと、専門家は指摘している。
福島県内の1時間あたりの観測値は、午前11時現在、飯舘村で20.5マイクロシーベルト、福島市で11.00マイクロシーベルトを記録。福島市はピーク時の半分程度だが、依然、高いレベルが続いている。
北関東の朝の観測値は、茨城県北茨城市が1.03マイクロシーベルト、栃木県那須町で1.02マイクロシーベルト。北関東での平常時の上限は、毎時0.05マイクロシーベルト前後だ。
首都圏は平常時の上限を下回った。
■九州大学アイソトープ総合センターの百島則幸教授(環境放射能)の話 一部で高い値が続いているのは、二つの理由が考えられる。(1)放射線が広範囲に広がった(2)地面に落ちた粒子からの放出が続いている。ただ、毎時20マイクロシーベルトは、100日程度では業務従事者が年間に許される50ミリシーベルトを超えない。体への影響は少ないと考えられる。
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