「順調だ」…ハイパーレスキュー放水
「
2011.3.19 21:29
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東京電力福島第1原発に派遣された東京消防庁の屈折放水塔車(同庁提供)
「どうか無事に帰って」。東京消防庁のハイパーレスキュー隊による福島第1原発3号機への放水は19日、日が落ちても続けられた。通信事情が悪い中、最前線の現場から入ってくる「順調だ」の情報。推移を見守る同庁職員は放水の成果を期待しつつ、同僚たちを思いやった。
「怖いという気持ちはあるが、事態を収束させなければならない。全力だ。命懸けでやってる」。部隊とともに現地入りしている東京消防庁関係者は言葉に力を込めた。
高圧の送水車や22メートルの高さから放水できる屈折放水塔車を投入し、7時間にわたって原子炉建屋に水を浴びせ続ける前例のない作業。
ある男性職員は「現場の隊員はやる気満々だろうが、家族は心配していると思う。無事に帰ってきてほしい」と話した。
」
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2011.3.19 21:29
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東京電力福島第1原発に派遣された東京消防庁の屈折放水塔車(同庁提供)
「どうか無事に帰って」。東京消防庁のハイパーレスキュー隊による福島第1原発3号機への放水は19日、日が落ちても続けられた。通信事情が悪い中、最前線の現場から入ってくる「順調だ」の情報。推移を見守る同庁職員は放水の成果を期待しつつ、同僚たちを思いやった。
「怖いという気持ちはあるが、事態を収束させなければならない。全力だ。命懸けでやってる」。部隊とともに現地入りしている東京消防庁関係者は言葉に力を込めた。
高圧の送水車や22メートルの高さから放水できる屈折放水塔車を投入し、7時間にわたって原子炉建屋に水を浴びせ続ける前例のない作業。
ある男性職員は「現場の隊員はやる気満々だろうが、家族は心配していると思う。無事に帰ってきてほしい」と話した。
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