津波の脅威…大きな被害、揺れは想定以下 福島第1原発
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2011.3.19 21:30
福島第1原発で、東日本大震災で観測された揺れは最大507ガルで、想定されていた地震による最大の揺れの強さ(基準地震動)の600ガルを下回っていた可能性が高いことが、東京電力の暫定データで19日判明、大きな破壊につながる津波の脅威があらためて示された。
東電によると、観測した揺れの強さ(暫定値)は原子炉建屋の基盤部分で、3号機が507ガル、4号機は319ガル、6号機は431ガル。いずれも基準地震動を下回っており、運転中だった原子炉は、想定通りに自動停止した。1、2、5号機はデータが取れなかった。
だが、停止後に予定していた非常用ディーゼル発電機が使えなかった。津波による浸水の影響とみられ、炉心などが冷却できず事故が拡大した。
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2011.3.19 21:30
福島第1原発で、東日本大震災で観測された揺れは最大507ガルで、想定されていた地震による最大の揺れの強さ(基準地震動)の600ガルを下回っていた可能性が高いことが、東京電力の暫定データで19日判明、大きな破壊につながる津波の脅威があらためて示された。
東電によると、観測した揺れの強さ(暫定値)は原子炉建屋の基盤部分で、3号機が507ガル、4号機は319ガル、6号機は431ガル。いずれも基準地震動を下回っており、運転中だった原子炉は、想定通りに自動停止した。1、2、5号機はデータが取れなかった。
だが、停止後に予定していた非常用ディーゼル発電機が使えなかった。津波による浸水の影響とみられ、炉心などが冷却できず事故が拡大した。
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