まともに取り上げるのも、ちょっとバカバカしいかなぁ、「小泉劇場政治終わった」 加藤紘一氏が新著 元盟友ばっさり(産経新聞) - goo ニュース なんぞというネタが転がっていた。 反応したのは、著者の加藤氏が「リベラル思想とも背反しない、地域コミュニティを大切にする『日本型保守』の旗を立てる」なんぞと宣ったってな話。
そも小泉なんざ、タロウさん立てて選挙だぁって意気って倅立てたら、一向解散しないんでゴネるようなヤツだし、誰がバッサリ切ったところで、大した話じゃないとは思うんだけど、気になったのは、小泉バッサリに託けて、加藤氏の話が、さも「新しい」ことのように語られている点...。
例えば、先の千葉県知事選の話...。 千葉県民の価値観の行き着く先が、森健だったとまとめるつもりはないものの、選択肢さえありゃ話の流れとしての落ち着き先は見出せるもんなんじゃないの?というのが、奇しくも体現された結果と言えなくはない。 言うまでもなく、千葉県民が求めたのは、アメリカ大統領選で、現大統領が、流行語大賞でも狙ってた風に繰り返してた言葉であって、必ずしも、森健に該当するのかどうかは定かでない。 仮に瓢箪から駒ってことになっても驚かないし、やっぱり...って結果に墜ちても傷つかずに済むヘッジみたいなもんだ。 それでも、起きた事象を分析する人間が分析してみりゃ、価値観の多様化が叫ばれて久しい昨今にあって「森健で行こう!」という能動的な選択でないまでも「森健も可...」とした有権者が、多かったって話程度は、容易に導き出せる「中間結果」と言えるだろう。 地域活性化を打ち出す知事なんてのは、大抵リベラル標榜とした地域に対する保守を叫ぶ人種でないんか? 要は「騒いだもん勝ち!」の結果に過ぎないし、加藤氏でなくとも、東や橋下が「受ける」現状を冷静に見てる人間だったら、皆そっちに迎合しようって腹積もりでいると思うんだけど...。
大きく話が反れたけど...恐らく、こんな本出したところで、加藤氏が改めて脚光を浴びる局面なんて、そうそう起こり得ないんだろうとは思う。 が、小泉叩いた結果が、マスコミ受けする現状は、少々理解し難い。 危機感の根源は、マスコミが持ってて然るべき「中立性」のようなものが揺らいでないか...と、考えさせられる点。
振り返って自省するに、ついつい「モノ言うキャスター」に踊らされてる点も問題だ。 起きた事柄ひとつひとつを、自身消化して結びつけて考えることに慣れてないって情けない自覚もあるにはある。 正直触れたくないから、好き嫌い「だけ」で書けるスポーツ談義は気が楽って、安直な方向に流れるのだし...。
ただ、小泉改革と呼ばれた諸々の取組が、とても「半端」に終わってしまっているだけに、GM前会長、年金20億円 支給は社内で検討中(朝日新聞) - goo ニュース といった話は、単なる対岸の火事で済まない気がしてならない。 事実、竹中とかいう元大臣の評論家は、何が不足しているのか!?を、メディアに表明することに躍起になってることだし...。 とは言え、ここで言えることと言えば、「そこを明確に「質す」政治家の出現を、待望して止まない!!」なんて話にしか帰結できないもんだから、情けなさに一層拍車がかかる...。
やっぱり「森健も可」だなぁ...。
そも小泉なんざ、タロウさん立てて選挙だぁって意気って倅立てたら、一向解散しないんでゴネるようなヤツだし、誰がバッサリ切ったところで、大した話じゃないとは思うんだけど、気になったのは、小泉バッサリに託けて、加藤氏の話が、さも「新しい」ことのように語られている点...。
例えば、先の千葉県知事選の話...。 千葉県民の価値観の行き着く先が、森健だったとまとめるつもりはないものの、選択肢さえありゃ話の流れとしての落ち着き先は見出せるもんなんじゃないの?というのが、奇しくも体現された結果と言えなくはない。 言うまでもなく、千葉県民が求めたのは、アメリカ大統領選で、現大統領が、流行語大賞でも狙ってた風に繰り返してた言葉であって、必ずしも、森健に該当するのかどうかは定かでない。 仮に瓢箪から駒ってことになっても驚かないし、やっぱり...って結果に墜ちても傷つかずに済むヘッジみたいなもんだ。 それでも、起きた事象を分析する人間が分析してみりゃ、価値観の多様化が叫ばれて久しい昨今にあって「森健で行こう!」という能動的な選択でないまでも「森健も可...」とした有権者が、多かったって話程度は、容易に導き出せる「中間結果」と言えるだろう。 地域活性化を打ち出す知事なんてのは、大抵リベラル標榜とした地域に対する保守を叫ぶ人種でないんか? 要は「騒いだもん勝ち!」の結果に過ぎないし、加藤氏でなくとも、東や橋下が「受ける」現状を冷静に見てる人間だったら、皆そっちに迎合しようって腹積もりでいると思うんだけど...。
大きく話が反れたけど...恐らく、こんな本出したところで、加藤氏が改めて脚光を浴びる局面なんて、そうそう起こり得ないんだろうとは思う。 が、小泉叩いた結果が、マスコミ受けする現状は、少々理解し難い。 危機感の根源は、マスコミが持ってて然るべき「中立性」のようなものが揺らいでないか...と、考えさせられる点。
振り返って自省するに、ついつい「モノ言うキャスター」に踊らされてる点も問題だ。 起きた事柄ひとつひとつを、自身消化して結びつけて考えることに慣れてないって情けない自覚もあるにはある。 正直触れたくないから、好き嫌い「だけ」で書けるスポーツ談義は気が楽って、安直な方向に流れるのだし...。
ただ、小泉改革と呼ばれた諸々の取組が、とても「半端」に終わってしまっているだけに、GM前会長、年金20億円 支給は社内で検討中(朝日新聞) - goo ニュース といった話は、単なる対岸の火事で済まない気がしてならない。 事実、竹中とかいう元大臣の評論家は、何が不足しているのか!?を、メディアに表明することに躍起になってることだし...。 とは言え、ここで言えることと言えば、「そこを明確に「質す」政治家の出現を、待望して止まない!!」なんて話にしか帰結できないもんだから、情けなさに一層拍車がかかる...。
やっぱり「森健も可」だなぁ...。