ドクターリコの明日もHappy!

形成外科医リコの、美容と医療と育児と趣味のブログ。http://kitamurariko.com/

ミュージカル「レベッカ」

2010-06-13 23:08:02 | 演劇・映画・落語


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内気で上流階級の振る舞いに不慣れな「わたし」(大塚ちひろ)は、
ヴァン・ホッパー夫人(寿ひずる)の付き添いでモンテカルロの高級ホテルを訪れる。

そこで出会った裕福なイギリス人マキシム・ド・ウィンター(山口祐一郎)に見初められ電撃結婚をすることに。
あまりの幸せに夢見心地の「わたし」に対してヴァン・ホッパー夫人は、彼の先妻レベッカはイギリスで評判のレディであり、
「わたし」にマンダレイの女主人が務まるはずがないと告げるが、「わたし」は愛の力でマキシムを幸せにすると決意する。
ハネムーンを終え、彼の後妻としてイギリスのコンウォールにある大邸宅マンダレイへ到着した「わたし」は、
家政婦頭のダンヴァース夫人(シルビア・グラブ/涼風真世)はじめ大勢の召使たちに出迎えられ、
その雰囲気に圧倒されてしまう。
マキシムの親友であり、マンダレイの管理をしているフランク(石川禅)、マキシムの姉ベアトリス(伊東弘美)たちから
温かく迎えられるが、屋敷は1年前に事故死した先妻レベッカの見えない影に今も覆われていた。

レベッカのものを生前と変わらずに管理するダンヴァース夫人、
マキシムに隠れて屋敷に出入りするレベッカの従兄弟ファヴェル(吉野圭吾)―
屋敷のいたるところ、人々の心の中にまで、レベッカの存在は今も色濃く残っている。
期待に満ち溢れた結婚生活に忍び寄るレベッカの影に、しだいに追い詰められていく「わたし」。
そして、レベッカの死に関する疑惑が持ち上がり―。
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梅田芸術劇場で

大塚ちひろさん、舞台で拝見するのは初めて若くて初々しい「わたし」の歌声、ぴったりマンダレイでの経験を経て成長していく様子も健気でよかったです。

山口祐一郎さんの美声は、いつ、どの脚本で、どの役柄で聞いても素敵・・・ですがいつ、どのシチュエーションで聞いても「山口祐一郎」の歌声になってしまうのが・・・惜しいと言えば惜しいかも・・・素敵なんですけどね・・・。

そして、Wキャストのダンヴァース夫人は涼風真世さんの回を拝見しましたいやぁ・・・素敵・・・そして、コワイですあのダンヴァース夫人のコワさ、意地の悪さときたら・・・ゾッとします・・・・もし、シルビア・グラブさんだったら・・・・もっとコワかったような気がしますね

全体としては楽曲もいいし、脇役やアンサンブルの動きも楽しいミュージカルなんですが、原作・・・というより、ヒッチコックの映画作品を意識しすぎているのか?ひたすらあらすじを説明されている感じがしたのが惜しいところ・・・

コメント
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