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東京の旅行代理店で働く咲子は、故郷の徳島で一人で暮らす母・龍子が末期癌であと数ヶ月の命と知らされる。ちゃきちゃきの江戸っ子で、気風のいい母は、「神田のお龍」として、沢山の人々から慕われてきた。徳島に滞在し、母を看取ろうと決心した矢先、咲子は、母が自分に言わずに「献体」を申し込んでいたことを知る。それはなぜなのか?やがて咲子は、母が残した箱から、まだ会ったことのない父のことと、母の想いを知っていく―。
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4月に学会で徳島へ行きました。行く前に読んでおこうかなぁ、と思っていたのですが、今頃になってしまいました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
で、やっぱり行く前に読んでおけばよかった![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
さだまさしさんの小説は「解夏」にも泣かされましたが、この「眉山」にもやられちゃいました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
独特の透明感、というか澄んだ空気が伝わってくるような文章・・・何度も映画化、ドラマ化されるのにも納得。
何といっても母・龍子が魅力的で引き込まれていきますが、とりまく回りの人々もそれぞれ味があってイイ
龍子の凛とした、ある意味では「愛に満ちた」とも言える生き方、娘として女として、咲子の揺れる心・・・・じわじわと心に沁みる小説でした。ラストの「献体」をめぐる・・・ご本人、ご遺族、そして医学生たちの気持ちには・・・思わず涙
が。
東京の旅行代理店で働く咲子は、故郷の徳島で一人で暮らす母・龍子が末期癌であと数ヶ月の命と知らされる。ちゃきちゃきの江戸っ子で、気風のいい母は、「神田のお龍」として、沢山の人々から慕われてきた。徳島に滞在し、母を看取ろうと決心した矢先、咲子は、母が自分に言わずに「献体」を申し込んでいたことを知る。それはなぜなのか?やがて咲子は、母が残した箱から、まだ会ったことのない父のことと、母の想いを知っていく―。
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4月に学会で徳島へ行きました。行く前に読んでおこうかなぁ、と思っていたのですが、今頃になってしまいました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
で、やっぱり行く前に読んでおけばよかった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
さだまさしさんの小説は「解夏」にも泣かされましたが、この「眉山」にもやられちゃいました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
独特の透明感、というか澄んだ空気が伝わってくるような文章・・・何度も映画化、ドラマ化されるのにも納得。
何といっても母・龍子が魅力的で引き込まれていきますが、とりまく回りの人々もそれぞれ味があってイイ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)