(「バックパッカーの旅」カテゴリーは大学生時代の回想シリーズです。本文中の名前はだいたい仮名です。タイの通貨1Bバーツは当時3円程度。前回までの話はこちら)
移動で疲れたなーと思っていたけれど、おばちゃんの神技タイマッサージですっかり元気になったので、ノーンカイの市場をぶらぶら。かき氷を見つけて食べる。
イチゴミルク味のかき氷の下に寒天や何かよくわからない甘くて半透明のかたまりが入っている。わしわし食べていると、かき氷機をじーっと見つめるおじさんが。ん?日本人?
おじさんはやっぱり日本人で伊丹さんという名前。伊丹さんと話しながらかき氷を食べ、おごっていただく。伊丹さんは69歳、若く見えるなーと思ったら、総白髪を染めてらっしゃるようだった…うん。気付かなかったことにしておこう。
伊丹さんはしゃべり始めるととまらない人で、もう一軒行こう、と、Barでビールとサラダをごちそうになった。アメリカ1か月レンタカーの旅の話やバイクの話、日本の歴史は侵略されていないから資料が多く残っているんだ、という話など、ひたすら聞き役だったけど楽しかった。ごちそうさまでした。
この旅一番の清潔なホテルで快適に眠る…