資料館の中には周参見の人たちの
昔の道具なんかも展示されていますが、
中にはバリカンやこんな農機具も
触ったことがあります。
それにのこぎりも我が家にあった
巨大のこぎりにそっくりです。
もう頭の中にある触ったことの
あるものも昔の道具として
展示されているのは、
いかにも自分の歴史が文化財的に
長いということをあらわしていますね。
そして事務所の隅っこにあるのが、
周参見村の道路元標です。
この道路元標も各地でそれぞれの
地域のものを見ていますね。
ブログをたどればわかるのですが、
まあだいたい20か所くらいは
見ているはずです。
法的な規制が昔はあったので、
意外に歴史は各地に残っています。
これでまた一つ増えましたね。
そんないろんな展示物を見て、
昔の勉強にもなりました。
自分の頭の中にある道具が
文化財的なのには
ちょっと驚きましたねえ。
それではこの資料館の下見も
これで終えておきましょう。
担当の人にお礼を言い、
「またそのうちに歩いてきますね」
と言っておきました。
外に出て階段を降りると
一本の道があります。
これが大辺路ですね。
待っていてくださいねえ~。
帰りには隣の王子神社にも
もう一度立ち寄りました。
先ほどは王子社だと思って
参ったのですが、
そうでないこともわかり、
参り直しです。
階段を上って本殿の左の方に
建物がありますので、
絵馬なんかはそこに
置かれているのかもしれません。
さあではまた駅の方へと戻ってゆきましょう。
駅に着いたので、次に来るときのために
時刻表を撮影しておきました。
だいたい1時間か2時間に一本だし、
各駅停車だともっと少なくなるので、
次回来るときは注意が必要ですね。
そしてこの駅は近畿の素敵な駅
百選に選ばれているようです。
こっそり中にはいって
写真を撮ったりしましたが、
まあ特にこれという特徴もなかったのですが、
まあ選んでもらっているので
きれいにクリアに保っていって
くれたらいいですね。
じかんもぼちぼちお昼なんですが、
駅前に小さな食堂が一つあっただけなので、
しばらく車で走って
昼食の場所を探しましょう。
帰りは、次の目的地である
「見老津」を眺めて走り、
すさみ南ICから帰ることにしましょう。
それにしても和歌山南部のこの辺り、
ひらがな三文字の地名が多いですねえ。
いなみ、きりめ、みなべ、すさみ、
みろつ、なんか頭の中がもう
すっかり混乱しています。
地図を眺めつつ周参見を頭に
叩き込む用にして、
枯木灘の海を眺めながら
車で南下していきましょう。
さすがにこの辺りは
リアス式と言われるだけあって、
遠くまで海岸線が見えるような
地形ではありません。
海に浮かぶ小さな島なんかを
見ながら進んでいきます。
前に施設が見えてきましたよ。
ここがイノブータンランド・すさみの
道の駅です。
何かイノブータンに関する
食べ物とかあるかなと思ったのですが、
ぱっと見た目ではそれほど
大きな施設ではないので、
もう少し先の道の駅すさみを
目指しましょう。
そこからしばらく行くと
JRの見老津駅の横を通ります。
この駅が熊野古道の次の次の目的地ですね。
海岸線沿いの小さな村のところに、
国道に面して駅があります。
続く