ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

尾鷲旅行で熊野古道と触れた2

2025-01-07 20:39:31 | 旅行

熊野古道伊勢路の街道筋で、
ひときわ目立っていたのが
この尾鷲神社の大クスです。



二本あり、樹齢は1000年以上で、



幹回りがそれぞれ10m、9mほどの天然記念物。
昔は尾鷲神社の本殿はこの木の横に
あったのですが、1707年の津波で流出して、
奥の方に今は建っています。



ということは、このクスノキは
そんな大津波も超えて生き続けているのですねえ。

そんな木の強さに感心しつつ、
いまからこの尾鷲のここから少し
離れたところにある
「三重県立熊野古道センター」を
尋ねようと思ったのですが、
午後四時ですからあまり
ゆっくりできないなあと思い直し、
とりあえずは海を見ようと
尾鷲漁港に向かったのです。



ま、これはこれで尾鷲の豊かな海の
景色をみれたのですが、
とても大きな勘違いをしていました。
それは、尾鷲でおいしいものを食べて
宿泊した翌日の事でした。

さあ、きょうはまた一日あちこち
尋ね歩くぞと昨日仕入れた情報をもとに
スケジュールを確認すると、
どうも時間が足りません。
仕方ないので、宿から朝早くに
出発することにしたのですが、
そんな時間に熊野古道センターが
開いているわけはありません。

一瞬どうしようかと迷ったのですが、
ほかの情報も大事なので
閉まっててもいいからそこに
行ってみるかと思い、
紀勢線の尾鷲のひとつ手前の
駅近くにあるそのセンターに
向かって行ったのであります。



海沿いをしばらく走り、
住宅街に入っていったところにある
案内でそこにたどり着いたのですが、
やはりね。
駐車場に車は一台もなくひっそりとしています。
時間はまだ朝8時前です。
海風に枯葉がぱさぱさと舞い
静かな雰囲気でまるで童話の中に
紛れ込んでいったような雰囲気ですねえ。



そこから岡に斜面につけられている
階段道を上がってゆくと、
ああ目の前にセンターが現れました。



左右二館に分かれて、
なんか熊野大社横の世界遺産センターに
よく似ているところです。
もちろん人っ子一人いません。





施設の周りを写真撮影したり、



無人の建物の中を撮影したり



しながら周りをうろうろと歩き回ります。
まあだいたい中にはいっても、
熊野古道の地図や歴史的な遺産、
あるいは地域の人々の取り組み
なんかがあるんでしょうねえ。

関係者にしたら「いやいやそんなことはないよ」
と怒られそうな感想を抱きながら、
無人の施設の周りをうろうろ歩く
高齢夫婦なのでありました。

また機会があれば訪ねていくこともあるでしょう。

さあ、ではさらに熊野古道に沿って
紀伊半島を南下してゆきましょう。

海から少し離れて進んでいくと、
地名で「飛鳥」という場所を通ってゆきます。
へえ、こういうところにも
「あすか」があるんやと思いつつ下ってゆくと、
「飛鳥神社」というのがありました。



何か奈良県の飛鳥と関係があるのかな
と思ったら、どうも新宮の阿須賀神社と
関連があるそうです。



そしてこの飛鳥神社は熊野古道に沿って、
何か所かあります。
国道横にありましたので
ちょっと寄ってみましょう。

熊野の信仰ときっと関連があるのでしょう。

続く


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