家の近所で、広大なところに花が咲く公園
というと浮かんでくるのが
「和泉リサイクル環境公園」だ。
産業廃棄物最終処分場跡地を
再利用して作られた公園で、
季節に合わせて花を植え、
リサイクル品や再使用したものでできた、
広さ76900㎡の公園です。
もう30年以上前からあるよなあ
って思って調べたら、もう40年以上も前に
着工しているようです。
ここにはヒマワリやラベンダーなどが植えられて、
山間に素晴らしい景色を作っています。
よく行く山手の野菜市場に行く途中なんで、
そんなときも含めて、
年に10回くらいはここに
出かけているように思います。
そんな公園ですから、秋の始まった今は
きっとコスモスが山のように
咲いているだろうと見込んで、
先日出かけていくことにしました。
加えてここに良く植えられている
「コキア」にも興味があります。
今度はこのコキアも絵に描こうかな
と思っていたので、ちょうど行き頃ですね。
丁度天気のよさそうな日を選んで、
車で和泉府中から和泉中央に
上がってゆく道を走ってゆきます。
松尾農道と言われる道に入ってゆくと
すぐにその公園が現れます。
広い駐車場に入って車を止めましょう。
遠くには和泉山脈が見え、
景色の良い山の中に広大な
花畑が広がっています。
ここがねえ、廃棄物の最終処分で
作られたという雰囲気はないですねえ。
周辺に土が流れていかないように、
地中にはシートがひかれているようです。
そして、ここは入場無料です。
建設時に最終処分場後に公園を作る
という廃棄物関連会社が約束を
果たした感じですが、
経費もすごくかかっているでしょうねえ。
がんばって運営してほしいですねえ。
なかなか、廃棄物処理というのは
先の見えない業種ですから、
大変だと思います。
公園の中にはいってゆくと、
黄色いコスモスが最初たくさん咲いています。
もうここからがんばって
写真を撮りますか。
花と周りの雰囲気を写そうとするのですが、
なかなか思うようにいい写真が取れませんね。
と、そこに、アゲハ蝶が飛んできましたよ。
いいですねえ。
まさかここで育成しているんじゃ
ないでしょうねえ。
アゲハは柑橘類が食草ですから、
周りのミカン畑等から
飛んできてるんでしょうねえ。
廃棄物が作った自然と
人々の管理する自然が合体。
これをまずは一枚とっておきましょう。
うんいい感じです。
そんなことをしていると、
周りでも写真を採っている人が多いですねえ。
カメラを構えた人がいっぱいいます。
昔は三脚カメラをえっちらおっちら運ぶ
こんな高齢者が多かったのですが、
最近は意外にも、大型一眼レフを
首からぶら下げた若い女性が多いです。
SNSブームもあって、
こういう趣味も幅広く
広がってきているようです。
あ、向うの方にコスモス畑が見えていますよ。
赤やピンクが咲き誇っています。
ぼちぼちと向かってゆきましょう。
ほら、これがコスモス畑です。
キク科の植物。
アメリカ原産の植物で、
コスモスとは宇宙をあらわす言葉で、
確かに満天の星のように咲き誇る姿から、
日本では「秋桜」とも呼ばれているようです。
続く