山や野原に遊びに行って、
そこに生えている植物を採取して
それをいただくという遊びは
意外に自然への征服感があって楽しい。
植物の種類はいろいろあるよ。
わかりやすいのでは、
フキノトウの採取なんかだ。
山の斜面や溝のとこなんかに
それはぽつぽつと生えている。
一回ポツッととるだけでも収穫は結構大きい。
大峰なんかの山だけでなく、
山の下の村々で散策しながらも楽しんだ。
もっと過去にさかのぼれば、
学生時代に金沢の春の雪解けの山で
積んだということも思い出す。
その後も山菜の勉強はそれとなく続けて、
春山で「山ウド」を収穫して作った
サラダは抜群だった。
大峰の和佐又なんかによく生えていたので、
テントサイトでよく食べたなあ。
また首藤さんと山に行き、
大きなタラの芽をその株にザイルを
ひっかけて採集したこともあったなあ。
自然とたっぷりと戯れていた。
ほかにも、ゼンマイ、ワラビ、
ノビルなんかは山ほどとったな。
季節的には春先が多いが、
むかご、アケビなんかは秋の山々の
恵みでもあったし、
夏にはキイチゴなんかもいただいた。
そのキイチゴで冬に見事な
実を付ける植物もある。
それが「冬イチゴ」だ。
あまり収穫のないこの時期でも
山の中に赤い実をつけ、
場所に寄っては見事に実っている。
これまでの経験で言えば、
槇尾山、熊取の永楽ダム周辺なんかで
よく採取した。
それがねえ、近辺の山で恐ろしいほど
生えているよという情報が入ってきたのだ。
それは昨年の秋口に、
よく上った神於山だった。
「いっぱい実っているよ」という
情報をいただいたので、
その冬いちご狩りに出かけて
いくことにしたのだ。
まああまり普段山なんかでの
植物収穫をしていないという
人たちだったので、
反応が楽しみである。
ところがである。
その山行きを4日後ぐらいに控えたある日、
腰に軽い衝撃があったのだ。
何か重い荷物を持ったというわけではない。
普通に日常生活をしていて、
朝起きようとしたときに
そのことは起こったのだ。
ぎっくり腰とまではいかないが、
軽~い違和感が右お尻上部あたりに漂っている。
あ~これはぎっくり腰の予告編だ。
いろんな動き、特に腰をひねる動きは
軽くしないと大変なことになるぞ
という状態だ。
早速その日から、スタジオ内の
ラン練習は休止し、自転車の
軽い漕ぎに変えることにした。
本を読みながらゆっくりとバイクの練習。
消費カロリーも半分くらいに
減っただろう。
正月には体重増えるだろうから、
この時期はしっかり痩せておかないと
という期間だったのですが、
仕方ないですね。
「あれ、走るのはもう飽きたの?」
と何人にも聞かれて、
いやいやこれで腰を休めてるねんと
散々説明しました。
そしてようやく違和感が
薄くなってきたときに、
神於山での冬いちご狩りの日が
やってきました。
「やれやれ、なんとか間に合ったな」
て感じです。
今回収穫した冬いちごを
どのようにして食べるかというと、
これが「ジャム」になるのです。
ネットで、いつも作っているジャムの
製法を改めて再確認し、
最後に仕上げに入れるレモンも
買っておいて準備は完了です。
同行者にも冬いちご狩りなので、
ビニール袋がいるよと言っておいて、
では山の方へと向かって
いくことにしましょう。
途中同行する人を乗せるのに
何か所か回って、神於山の
駐車場に向かいます。
駐車場といっても単に空き地が
あるだけなんですが、
今回調べたらそこは
昔は「里の駅神於山」という
ところだったみたいで
今はその跡地なんですね。
続く
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