髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

Perfume×植物

2009-11-24 | Perfume
「髑髏フラワー」と名乗っているが、その理由は面倒なので秘密だ。
しかし、花を名乗るだけあって、植物に対しての知識はそこそこある。
という訳で、本日の考察は「Perfumeと植物の類似性」についてだ。
こんなテキストは、世界中どこを探しても無いだろう。

ぶっちゃけ、紅白出場はおめでたいが、書くためのネタが無い状況だ。

一般の人たちの多くが、木々や花を見るときに、その枝ぶりや咲き誇る花を見て「美しい」と感じる。
しかし、実のところ、その美しさを必死に支えているのは、その木々や花の「根っこ」だ。
「根っこ」が生き生きと健康に伸びている植物は、ほぼ間違いなく上に伸びている枝葉や花も美しく育っている。
逆に、どうも様子がおかしいなと感じる植物は、引っこ抜いて「根っこ」を見ると、明らかに腐っていたりする。

観葉植物などを育てた経験のある人は分かるだろうが、ほとんどの観葉植物の水遣りは「土が乾いたらたっぷりとあげる」という説明になっている。
これをもうちょっと詳しく解説すると、

土が乾いてくる

根っこが水分を求めて伸びてくる

そこでたっぷりの水分投入&土の中の酸素を入れ替える

根っこが水分と酸素をたっぷりと吸う

土が乾いてくる

根っこが水分を求めて伸びてくる

というサイクルになっている。
だから、「一日に一回水をあげる」などという管理は間違っているのだ。
その日の気候などによって、土の乾燥の具合は大きく変化する。
土が乾ききらない状態で水を与え続けると、上記したように「根腐れ」が起きて、枝先などにその兆候が現れる。

つまり、植物を美しく育てようとするならば、土の中に隠れている「根っこ」をどれだけ意識して育てるのか、ということになる。

少し大きな風呂敷を広げると、これは組織についても言及できることである。
しっかりとした根を張らずに膨張した組織は、枝葉がもろくて徒長しやすい。
太陽の力を受けるための葉っぱが少ない枝は、密度が少なくて折れやすい。

「枝葉」よりも「根っこ」が大切なのだ。

Perfumeが根を伸ばし続けた期間は約8年。
枯れる寸前だったが、水遣りが少なかったお陰で、根っこは太くたくましく育った。
その根っこが、文字通り彼女たちの魅力の根源になっている。
計算高い大人たちが、二匹目のドジョウを狙っても上手く事が進まないのは、地上より上の彩りにしか考えが及ばないからだ。

Perfumeの根っこは深く、健康に伸びている。
まだしばらくは美しい花を咲かせるだろう。
コメント (2)
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