どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『生誕100年 船田玉樹展@練馬区立美術館』なのだ

2012年09月13日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

もう終わってしまった展覧会のことなんだけど ぼくらわ 練馬区立美術館9月9日まで開催していた<生誕100年 船田玉樹展 -異端にして正統、孤高の画人生。->を見に行ったのだ


この展覧会わ 前期と後期に分かれていて ぼくらが見たのわ 後期展示で 約160点を展示していて 船田玉樹(ふなだぎょくじゅ)の作品が約140点と 違う画家の作品約20点が展示していたのだ

その中で ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ

1番良かったのわ 展覧会のポスターにも載っている作品で船田玉樹の作品の<花の夕>なのだ

描かれているのわ 桃の花で 樹木と枝わ 日本画のようだけど 桃の花わ 日本画でわ ないような描き方に感じたのだ しかも花が丸く塗りつぶしているように見えるから桃の実のように見えてきて ちょっと桃が食べたくなっちゃうのだ


1階に展示していた船田玉樹の作品の<暁のレモン園>も良かったのだ

蛍光の黄色のレモンの実が 人間の魂のようにも見える不思議な作品で ずっと見ていたくなるのだ


なんで もっと 早くに見に行かなかったのか と後悔したのだ ぼくが惹かれた作品わ 日本画とわ 一線を画すような作品だったから すごく驚いたのだ でも 展示していたものわ きちんとした日本画もあったのだ

今回見れた<花の夕>や <レモンの園>わ また 見たいのだ




展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


練馬区立美術館 <生誕100年 船田玉樹展 -異端にして正統、孤高の画人生。-> 終了しました

※終了した展覧会なので、HPがないようです。




展示構成

1.画業のはじまり

2.新たな出発

3.水墨の探求

4.孤高の画境へ

160点が展示されていて、船田玉樹の作品約140点、他の画家の作品約20点が展示されていました。


気になった作品

10.船田玉樹 白蓮

伝統的な日本画の画法で描かれた美しい白蓮。白蓮の葉は、墨の濃淡のみで表現したいた。


31.船田玉樹 花の夕

最も見たかった作品。桃の木と桃の実、木から見える月?(夕日?)を描いている。赤、白、ピンクの花びらは、丸く塗りつぶして表現していて、花と言うよりも果実のようにも思えましたし、花や枝が四方に散らばる様は、華やかで花びらが弾けた花火のようにも思えた作品でした。


34.船田玉樹 紅葉

富士山の麓の紅葉。画面の半分以上が紅葉を表す紅(赤)が、私には燃え盛る炎のように見えてしまう。


57.船田玉樹 暁のレモン園

暁に照らされたレモンの果実が、まつで民家の明かりのように見える作品で、ずっと見ていたい。


68.船田玉樹 松

墨一色で、右半分は、松の木が、左半分には松の葉が描かれ、ケースなしで展示していた。松の葉は、円のように放射状に広がり、花が咲いているように思えた。


96.船田玉樹 牡丹

まさしく『百花の王』ごとく、堂々と咲き誇る牡丹が描かれ、艶はあるが色彩は抑え目であった。


問題があったら、削除しますが、作品を載せていないので、代わりにチラシを載せます。(クリックすると拡大します。)
   


船田玉樹さんのことは、全く知らなかったのですが、こんな素晴らしい作品を見れて良かったと思いました。作品数に比べ会場はちょっと狭かったのですが、作品もケースなしで展示があったりして、良かったです。

もう当分、船田玉樹展は、開かれないでしょうけど、<花の夕>や、<暁のレモン園>が展示の時は、見に行こうと思っています。



巡回情報

広島県立美術館 2013年1月21日(月)~2月20日(水)



この後わ 新小岩に移動して<麺屋 一燈>に寄って塩ラーメン(塩そば)を食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ(※お店の看板を撮り忘れたので 前に撮ったのを使っているのだ)