平成24年8月10日から12日までの3日間、田島さんと石橋で奥穂南稜・前穂北尾根を登ってきました。高橋さんも参加予定でしたが、都合によりご一緒できませんでした。
13日以降、石橋は奥又白池に回り、前橋山岳会さんとの合同合宿の予定でしたが、あまりの悪天候予報のため急遽中止決定。前穂高岳東面はまたもやお預けとなってしまいました。
そもそも12日は予報では雨。前日から降ったり止んだりの不安定の天候で、ほぼあきらめモードに入っていました。実際12日3時頃は霧雨のため登れるような状態ではありませんでした。しかし、帰り支度を始めた頃から雲ひとつない絶好の登攀日和となり、運良く北尾根を登ることができました。何かと天候に振り回された夏合宿でした。(石橋記)
【予定】
1日目 上高地-奥穂南稜-穂高岳山荘
2日目 穂高岳山荘-涸沢(休息)
3日目 涸沢-前穂北尾根-奥穂高岳-涸沢
4日目 涸沢-5・6のコル-奥又白池(休息)
5日目 奥又白池-前穂4峰正面壁松高ルート-5・6のコル-奥又白池
6日目 奥又白池-中畠新道-上高地(下山)
【1日目】上高地-奥穂南稜-奥穂高岳-穂高岳山荘
5:45 上高地発
8:00 岳沢小屋(30分休憩)
9:15 奥穂南稜取り付き(登攀準備)
10:40 ルンゼ上部(トリコニー手前)スラブ基部
(この間、2時間30分。【備忘録】参照)
13:20 スラブ上
14:30 トリコニー1峰終了(20分休憩)
15:00 トリコニー2峰終了
16:45 南稜の頭(30分休憩)
18:00 穂高岳山荘着
トリコニー 3 2 1 滝沢
小ルンゼ 滝沢大滝
ルンゼ上部(トリコニー手前)スラブ
【備忘録】(写真とは関係ありません。あくまでも石橋の記憶)
・正面右手灌木にビレー点を構築。
・1ピッチ目。石橋のリードでザイルを30m出したところでバンドに到着。
・右手50cm上にハーケンが打ってあるが、重荷のため届かず。なかなかにバランシー。
・左の草付きから回り込む。
・次のバンドに届くかと思いきや10m弱足らず。ビレー点をどうしたか、覚えていない。
・2ピッチ目。田島さんのリードでバンドに着くも、頭上10m凹角は厳しいとのこと。
・残置ハーケンでビレー点を構築。
・3ピッチ目。凹角は石橋空身で取り付く(登山靴でも問題なし)。
・途中、アンダーを取って右上にトラバース。
・灌木でビレー点を構築し、懸垂下降。
・荷物を背負って尺取り虫での登り返し(思いのほか時間がかかる。1時間近く?)。
・田島さんは15分で登ってくる。
※南稜の頭までどのくらいで抜けられるかわからず、かなり焦る。
※順番としては、石橋が空身で上がる→田島さんが上がる→石橋が懸垂下降→石橋が荷物を持って上がる、がスムーズだったか。
トリコニー1峰を登攀中の田島さん
1峰 2峰
2峰 3峰
南稜の頭にて
13日以降、石橋は奥又白池に回り、前橋山岳会さんとの合同合宿の予定でしたが、あまりの悪天候予報のため急遽中止決定。前穂高岳東面はまたもやお預けとなってしまいました。
そもそも12日は予報では雨。前日から降ったり止んだりの不安定の天候で、ほぼあきらめモードに入っていました。実際12日3時頃は霧雨のため登れるような状態ではありませんでした。しかし、帰り支度を始めた頃から雲ひとつない絶好の登攀日和となり、運良く北尾根を登ることができました。何かと天候に振り回された夏合宿でした。(石橋記)
【予定】
1日目 上高地-奥穂南稜-穂高岳山荘
2日目 穂高岳山荘-涸沢(休息)
3日目 涸沢-前穂北尾根-奥穂高岳-涸沢
4日目 涸沢-5・6のコル-奥又白池(休息)
5日目 奥又白池-前穂4峰正面壁松高ルート-5・6のコル-奥又白池
6日目 奥又白池-中畠新道-上高地(下山)
【1日目】上高地-奥穂南稜-奥穂高岳-穂高岳山荘
5:45 上高地発
8:00 岳沢小屋(30分休憩)
9:15 奥穂南稜取り付き(登攀準備)
10:40 ルンゼ上部(トリコニー手前)スラブ基部
(この間、2時間30分。【備忘録】参照)
13:20 スラブ上
14:30 トリコニー1峰終了(20分休憩)
15:00 トリコニー2峰終了
16:45 南稜の頭(30分休憩)
18:00 穂高岳山荘着
トリコニー 3 2 1 滝沢
小ルンゼ 滝沢大滝
ルンゼ上部(トリコニー手前)スラブ
【備忘録】(写真とは関係ありません。あくまでも石橋の記憶)
・正面右手灌木にビレー点を構築。
・1ピッチ目。石橋のリードでザイルを30m出したところでバンドに到着。
・右手50cm上にハーケンが打ってあるが、重荷のため届かず。なかなかにバランシー。
・左の草付きから回り込む。
・次のバンドに届くかと思いきや10m弱足らず。ビレー点をどうしたか、覚えていない。
・2ピッチ目。田島さんのリードでバンドに着くも、頭上10m凹角は厳しいとのこと。
・残置ハーケンでビレー点を構築。
・3ピッチ目。凹角は石橋空身で取り付く(登山靴でも問題なし)。
・途中、アンダーを取って右上にトラバース。
・灌木でビレー点を構築し、懸垂下降。
・荷物を背負って尺取り虫での登り返し(思いのほか時間がかかる。1時間近く?)。
・田島さんは15分で登ってくる。
※南稜の頭までどのくらいで抜けられるかわからず、かなり焦る。
※順番としては、石橋が空身で上がる→田島さんが上がる→石橋が懸垂下降→石橋が荷物を持って上がる、がスムーズだったか。
トリコニー1峰を登攀中の田島さん
1峰 2峰
2峰 3峰
南稜の頭にて
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