土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

九月二十七日(土)

2008-09-29 22:39:36 | 歌日記

間違えて降りるホームに秋の風 

見渡せば生垣ばかり秋潜む 

夜の駅ホームに遠く人居ればスピーカーから郭公の声 


見つめれば吾(あ)と彼(か)の二人 竹の春 



(「竹の春」秋の季語。竹の新葉の茂る九月の頃)

久しぶりに遠出?をしたれば、電車を乗り違えて;(おまけに快速;)
見知らぬ駅。
引き返すにも電車待ちに20分程も;(30分だったか;)
ま、帰り道で急ぐ用事も有る訳で無し…

人気の無い駅のホームに郭公と小鳥のさえずり。
電車の窓から眺める夜の景。

久しぶりに満たされた…

良き日でした。