土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

風神

2008-05-27 23:40:19 | 歌日記

天つ風 曇天の空吹き払い 雄々しき姿ここに顕す



今日は「百人一首の日」だそうです。
という事で、あの有名な歌の本歌取り(?)にトライ。
出来は…いまいち;無理矢理っぽいですかね;



今日の言葉・番外
よけいな事を考えず変に気を使わず遠慮なくほんとうの姿をあらわせよ




追伸。五月二十八日。悩んだあげく、
天つ風曇天の空払い除け 雄々しい姿顕すここに(元歌)
から変えました。



小さな楽園

2008-05-26 21:55:58 | 歌日記

高々と鳩舞い上がる五月空



…の写真は無いので、代わりに。↓




↑ 5/23 撮影のミミエデン。ミニバラです。

ブルームーンと二株ずつあります。
ミミエデンとはフランス語で「小さな楽園」という意味。
スプレー咲きの蕾・花が四カ所に付いてますが、同じ株からでも皆それぞれ個性(色味・色模様)が違う。不思議です。
今日UPした、この子は一番濃くて艶やかな色なので「妖艶ちゃん」と呼んで;ます。
昨日、切って花瓶に挿しました。もう 6 輪目。

5/17(記事) の一群の「清楚ちゃん」;は残り 3 輪。別の一群「可憐ちゃん」「控え目ちゃん」;もまだ。
…内に、新しい蕾がまた二カ所に!
「嬉しい!」…嬉しいんだけど、まだ開かない子と、ブルームーンに蕾が付かない(病気も)事が心配だ。
天気以前に、日当りの問題か……?

う~ん花台をやっぱ買ってこようかな~。等と考えております。



P.S. ネットで調べたら、ミミエデンはかなり花持ちが良いらしい。
(開花が遅いの、心配しなくても大丈夫かな)
飾ってある切り花が、多少の色褪めが来ていても朽ちる様子の無いのが、何故なのか不思議だったのだけど、これで納得。お得な(笑)薔薇です。



お馬鹿

2008-05-25 20:52:41 | 歌日記
朝はめっぽう弱いです。AB の定説(?)どおり眠る事が好きです。
8時間は寝ないと;
昨日の記事は夜になって、(いつもより?)かなり加筆;しました。
加筆修正は(日記部分)ちょこちょこ?やってます;ほんのちょこっとですが。(言い訳完了)


最近ある事に気が付きました。
ログインして Broach トップに飛んだ後、本/文学に行き、気になったブログを覗く。
その度に、
「なんで、この方は(この方も)記事数が(1ページに)1つなんだろう?」
「前後関係も(いっぺんに)見たいのに…」

お馬鹿です!;
記事のタイトルをクリックしてるから(その記事にしか飛ばない;)だという事に、最近やっと;気づきました。(ブログ始めてから何ヶ月経っているんだよ…;)
カレンダーの日付をクリックするとその日に行く、その日にしか、と同じ具合。
ブログタイトル(私のなら「Open Sesame」)をクリックして、初めて設定した( 1ページにいくつという)記事数のトップページが見れる。

私はいつも、記事のタイトルの方をクリックしてました;で、ブー垂れて(?)いました。
本当、お馬鹿です;
「すみません!」濡れ衣を着せてしまった方々。
(バレてなくて……バレないから良かった;)

…いやはや;



五月二十五日
(雨)
いつまでか莟のままに走り梅雨

(のち曇り。夕映え)
軒先に隠れて見えぬその姿 映して立つ(建つ)や影の中にも



三越「日本美術展」続き

2008-05-24 07:57:59 | 歌日記

寒・暖の並ぶ趣向の巧みさよ



向かって左に西村五雲「淡光」、右に山元春挙「雪渓遊鹿図」。
「淡光」は寄りかたまって寝ている、兎の息や体温まで感じられる画。
その隣には雪、圧倒的な厳しさで降りしきる「雪渓遊鹿図」。
一種、異様な?取り合わせ(並べ方)なのですが、このコントラストが凄い!温度の差が。画の力の凄さが。
入場料、一般・大学生1000円/高校・中学生800円。小学生以下無料。
見て損は無い;と思います。明日までです。(宣伝;)


でも、ただ一つ不満が。この展覧会、会の出版図録がありません。
その為、出品作の殆どを所蔵、収録する「大倉集古館の名宝」という本を購入。

「不満」の種…
私が気になった作品の数点は、他の諸機関に分蔵されていた作品であった。
為、つまり;この本には収録されていなかった!
から;結果、また散財;(出品画家の画集等はショップで売られていた)
に!なるじゃないか~~;

極力…出費は控えたいところであるのだよ。(「ケチ!;」)


で、悩むこと10 ?数分;で、結局…
鏑木清方と安田靫彦で迷った末、安田画伯(「卑弥呼」「額田王」等々)の学研「巨匠の日本画・7」を買い求めました。
決め手は「風神・雷神」も、でしたが。
とにかく…見ていると、えも言わず…引き込まれる…。懐かしさというか、言葉では言い表しにくい画境(偉そうにすみません;)があって。

そうですね…私が、
「わんぱく王子の大蛇退治」(東映動画長編アニメ)が好き、な事も多分に影響してるかもしれませんが。
でも歴史画だけではなく…何か、静物でも風景でも気になる。
で、どうしても(笑;)「気になる!」のでこちらを選んでしまいました。( …鏑木画伯の方はまた今度;)


ちなみに(御存知の方も大勢いらっしゃるとは思いますが)
「わんぱく王子の大蛇退治」は日本画タッチの背景に、日本アニメ界最高峰のアニメーター、森康二氏の絵(動き)が素晴らしい大作。
(テーマ曲は「ゴジラ」でお馴染みの伊福部昭氏)
これは、アニメのお好きな方は「必見!」です。一押し!

これまた宣伝;
さくら?いいえ、三越・学研・東映ビデオのまわし者ではありませんので;



でも、これを読んで…気になってしまった(笑)方は、
どうぞ「展覧会」と「本」と「DVD」のセットでご覧下さい。

「是~非~。」(これで貴方も『散財!』です)


P.S. むむっ;↑ なんか?;怖いぞ!;



時間軸・2

2008-05-23 02:16:09 | 歌日記

一人なぞ全く苦にはならねども 不在の君は「欲しい」思ふや
(「直球!」笑)



世の中には『(常に)誰か側に居てくれないと淋しくて耐えられない。』という人が居るらしい。
私は <うさぎ> ではなく <猫> なので;その感覚は、よく解らないが…



(↓ つづき)
「時をかける少女(小説)」 結局ネットで買ってしまいました;妹に頼んでもらって。(私が登録してないサイトだったので)
けれど、まだ途中、拾い読み状態;「スミマセンッッ!;(?)」

本が届いた二日後に DVD(アニメじゃなくて原田知世さんの方)も購入。
5/7 に書いた言葉、正確には↓

和子『どうして時間は過ぎて行くの?』
深町『過ぎて行くもんじゃない。時間はやって来るもんなんだ。』


(私は当時『やって来る』という概念に驚いた。心腹に落ちたのですが)
このセリフは小説の中には無かったんですね。(時間の遡行等々の記述が有る)
いきなりの別れに対する切ない想い。そして未来に会えるという希望。
映画では、深町君が会いに来た未来が描かれていますが…。
エンディング前に。あれもいつもの大林監督一流の括り(『フィクション』の提示。映像的にはフレームや白黒映像・パートカラー等で区分される)の内なのでしょうか?
と、ちょっと思ったりもして原作と違ったから。
(あの)映画に原作のラストをそのまま持って来た場合、映画としては弱く?なってしまうからなのか。
一人称で終わらせない的な?カメラ(客観)の目線で終わらせるという。

改めて見返して…
土曜日の午後に戻る(決意)為に鍵を受け取った和子が、一人理科室(先)に向かう廊下を歩く後ろ姿と。
再び現れた深町を解らなかった和子が(過去を置いて)廊下を歩いて行く後ろ姿と重なっている。
だろうラストシーンが(映画は)印象的です。


ややっ!本の話じゃなくて映画の話になってしまった;(いいのか?;)
元々(?)絵・映画系の人間(仕事だった)なので、どうしても;すみません。


5/20の本命「フラゲ」は「ALWAYS 続・三丁目の夕日」DVD 。
この映画は実は三度見た;昨年の 11月と12/5 。今年1月。
先の二回は地元「神保町シアター」で。最初見た時は、帰りパンフを買う時はヤバかった!目が腫れちゃってて;
二度目はなんとかエンディング、歌を聴くだけでなく画面も見る事が出来た。(時折目を閉じてたけど;)
そこで、初めて気が付いた!オーラスのカット。

三人のカットで締めくくる、は容易に想像出来てたのだが。
茶川と淳之介の <あれ> は、アドリブだったのだろうか?それともコンテにあったのか…
「知りたい!」いや、どちらであっても(あの時の私にとっての)価値は変わらない。
あのエンドロールの衝撃(?私にとって;)は、まさにシンクロニシティ。あの頃の私を支えてくれた、他の誰でも(私でも)無く。
だから「思い入れ( → 3/13)」なのです。


やややっ!;「時かけ」と「三丁目」の二つで随分書いてしまった。『長いっ!』?:という?事で無理矢理「締めっ!」

『いや~映画って本当にいいもんですね~(パクリ)』

( …って;「本読めよ!!」)



追伸。「1」「2」の流れで、よもや読み違える、は無いだろうと思って断りは入れませんでしたが……
↑ 上の「欲しい」は「居て欲しい」の意(略)です。
って、今頃(5/28)になって…;
大丈夫でしたよね?(変な勘違いされてませんよね?;汗)