公園を歩いていると、お初のプードルさんに会った。
こんにちはと挨拶したら、あ、こんにちは、まあ、可愛いワンチャンですねと言われ、
イヤイヤ、そうでもなかとです、なーんて返していたら、私たちの会話の間ずっと立ち止まって、プードルの飼い主さんを凝視しているフク。
あらま~、この子私の目を見てくれてるわ、ほんとに可愛いわ、えっーっと、、、何犬ですの?
は、ミニチュアダックスです。
プードル飼い主さん、綺麗な眉毛を片方上げて、訝しげな表情。
ダックスですが、ワイヤーなんです。
ダックスでも、毛の短いスムースや、長いロングは、ここら辺でも良く見かけるんですが、この子は、ワイヤーと言う、えーっと、シュナウザーみたいな毛質なんです。
あらあ~、でも、シュナウザーみたいに、カールしてないのね?
そ、そうなんです、パパがワイヤーで、ママがロングらしいです。
あら、そうなのね、つまり、ミックスなのね~。
とにこやかに仰るので、そうなんです、(血統書付のミックスです)と、カッコ内は言わずにお別れした。
お初の人に説明するのは難しいですわ。
お喋りに夢中で、あんまり歩かずに帰宅したフク。
ちいーと不服そうな顔。
女同士の話は、なげーっちゅうねん。
ん?ボクチンの右手が無いみたいだって?
曲げてんだよ、こうやってると座り安いんだ。
おねーちゃん、そろそろ晩御飯にしてくれよ。