その後もせっせとデンタルチェックに通っていたある日。今度は反対側の奥歯の虫歯を指摘され、インプラントを勧められた。
インプラントは、お釈迦様信奉のA先生が「ダメダメ、あのね、歯は、歯茎に植わっているんですよ。骨にくっついているんじゃないんですよ」と言われて以来、避けてきた技法だ。
それをオススメされたものだから、考え込んでしまい、疑問を質問すると、からからと笑って、
「それは、昔の事ですよ。今は、そんな事ありません。ボクだって、ほら、5か所やってますけど快適に使てます」と、お口をあーんと開けて見せて下さった。
ふーん・・これがインプラントなんや、ほんまに普通の歯と変われへんなあと感心して覗きこんでいた。
そこで、奥歯2本インプラント決定。
やってみれば、ホンモノの歯のように見えるし、お掃除もラクだし、今でもインプラントはいい治療だと思うが、何せ「高い」それだけがネックだ。
さて、結局私の歯は、左奥歯ブリッジ、前歯ジルコニアそして右奥歯がインプラントとなって、漸く大工事は終了したのだった。
が、しかし、3年位前に、朝パンを齧っていた時、ブリッジが外れた(@_@;)
慌てて電話をして飛んでいったら、接着剤みたいなのでくっつけてくれた。それは半年は、ちゃんとくっついた。
でも半年後又ぽそ・・と取れた。
食事中、もっしゃもっしゃ・・ガリ!となると非常に怖いし、不愉快だ。
そこで、又電話をして駆けつけ、接着剤でくっつけてもらった。
何で?自費でめっちゃ高いブリッジやのに、こう度々取れるのかね!と半ば怒り心頭だったし、私としては、歯に悪いもの、くっつく物は極力避けているのに、なんだか納得いかなかった。
その後外れる頻度が多くなり、その都度再接着してもらい、2週間に一度外れるようになり、先生も段々機嫌が悪くなり、何だか通院するのがイヤになった昨年の10月。
又外れた、でも先生の不機嫌な顔を思い浮かべると行く気になれず、バスで行ける近所の医者に飛び込んだ。
B先生とは、こんな感じで縁が切れた。