何年前だったか忘れたけれど、昔から、台風が来る前に片頭痛がしていた。
最近では、台風の卵が南大東島に生まれると頭痛がするのだ。
と家族に言えば「気のせいや」とか「ありえへんわ」なぞとバカにされる。
だって、本当に気分悪いんだもん。
数年前だったか、日本のどこぞのお医者さんが「気象病」なるものがあるようだとテレビで発言されていた。
「ほらほら、お母さんと同じ病気の人おるねんで」
「そんなアホな。みな気ぃ使いすぎやで」と気にも留めてもらえなかった。
だがしかし、昨日の「ゲリラ豪雨?」はこたえたな・・・・
私はこのような時の為にこの薬を愛用している。ステマではありませぬ。効く人にしか効きませぬ。
それが証拠に息子は効かなかった。
昨日は、起きた時から、「片頭痛、耳鳴り、肩こり、腰痛が左半身のみ出現」したものだから、さあ大変、ヒエピタ貼って、薬飲んで、ベッドに潜りこんでいたのだけれど、そうにわかに服用しても効き目は薄く、これにセデスをトッピングした。
耳鳴りは、うっとおしい。私の耳鳴りは、高音である。キィーンと24時間鳴っているのである。それが昨日は、結構な音で鳴っていた。
そこで、テレビで見た「耳たぶマッサージ」をやってみたり、耳かきでほじってみたけど、一日を半病人状態で過ごした。
低気圧に敏感に反応する私の体にとって、梅雨は、まっこと「イヤな季節」なのである。
そして、薬を真面目に飲んだ翌日の今日、雨が止んだからか、薬が効いてきたのか、昨日よりマシなのだ。
「ねえねえ、お姉ちゃん、今日はちょっと気分がいいわ。雨が止んだからかね?」
「え?雨まだ降ってんで」と言われ、外を見ると、昨日の「土砂降り」ではないものの、しとしとと降り続けている。
それを見たら、まーた頭痛がしてきた。
「お母さん、気のせいやって」と笑われるが、痛いものは仕方がない。
テレビで気象病を解説していたドクターが、
「でもねえ、私の患者さんで、ハワイに行ったら治るとおっしゃる人が多いのですよ」と首を傾げておられた。
そうよ!きっと私の中の「ハワイタンク」が今まさに枯れそうになっているのだわ。それで低気圧に負けるのだわ。
仕方がないので、ハワイの「レイハワイ」という不動産屋さんのYouTubeを見て、ハワイアンタンクを満タンにしようと、昨日は40分もYouTube見ちまったゼ。
あ、編みかけの靴下が、「何してんねん、早よ編まんかい!」(をを、関西弁って強烈だわ)とせっつくのだけれど、鑑賞するのを止められない。
そうだ、だから、いつも6月にハワイに行っていたのだわ。ハワイは日本のじめじめの季節とうって変わって、あちこちで花が咲き乱れるのが6月なのだ。
シャワーツリーがあちこちで満開になり、道路の側の木々に色とりどりの花が咲き乱れ、この木何の木のあるモアナルアガーデンの奥に行けば、「野良のマンゴー」が落ちている。
ハワイって、やはり「楽園」なのだなあ。