だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

退院の朝

2024年06月11日 | 病気あれこれ
午前6時半という爆睡時間に朝食が来る事にも慣れた今朝の事。

午前8時頃に、ブラックジャックがやって来て、「退院していいですよ~」だって。

外来が始まる前に様子を見に来てくれたんかな、何とも忙しい毎日だな。

ナースが二人がかりで、24時間点滴の針を抜いて下さる。
針の上に薄い透明の紙が付いていて、回りが5mm幅の紙テープで念入りに留めてある、その紙テープを、そろそろと、本当に、2mmづつ剥がしている。

「びり~っと剥がしてくれてもいいよ。痛くないし」
「あら、そうですか、案外怒ってこられる患者さん多いのですよ。もっと丁寧にやれとかね」

「あらま、こんなんで痛い痛いなんて言うてたら、お産なんかできないわ」
「それが、男性に多いんですよぉ」

成程ね、男はお産経験しないもんなあ。

そこで、ナースは勢いよくめりめりと剥がしてくれて、その後私は、シャワーして、荷造りして、とっとと院外に出たのである。

たった3日間とは言え、中身の濃ゆい日々でしたわ。

こんなポンコツ中古車を遠隔操作で新品とまでは行かないけれど、新古車程度にして下さったブラックジャックに感謝。あれ?本当のお名前何て言うんだったっけ??心の中で「切り傷の無いブラックジャック」と言ってたら、忘れちゃったワ。

お兄ちゃんカーで無事帰宅。

私のドアの前でうなだれては、ため息をついて、娘の部屋に戻っていたと言うからには、フクは狂喜乱舞してお迎えしてくれるんだろうなあ、楽しみだ。

玄関ドアを開ける。ドアの音で私と分かる筈だ。あれ?しーんとしている。

そろそろと2階に上がると、私の机の脚によっかかりうとうとしているヤツ発見!

「ただいまっ」と言ったら、ぽかーんとして、一瞬分からなかった様子。



あ!お母ちゃんだ!と思ったのかどうか、この後ぺろぺろ攻撃激しく、今私は口角炎になっているオソマツ。