この編み機を見つけたのは、今から3年前だった。それまで、ギアハート社の赤い編み機を使っていたけれど、どうしても、「一目ゴム編み」が出来ず、10年間懊悩していたのだ(何と長い間だこと)
そんな中、ギアハート社のスピードスターとは、全く操作が違うこの「LT150」を見つけたのだった。
ギアハートのゴム編みは「タプレット」という平たいお皿のような物をシリンダーに乗せてゴム編みを作る。
いや、私が不器用なのか、スピードスターを操るアメリカ人女性が器用なのか、何度やっても目が落ちるのである。
で、嘘じゃなくて100回位試したけれど、その度に「目が落ちて」すっかり「やる気」も落ちてしまったのだ。
そんな時出会ったのが、この「タトル方式」の編み機だった。
でも、これならできそうだ!と思い切って、マサチューセッツのLam’s Company にメールをしたのだった。
オーダーから到着まで、半年!2020年10月30日に、郵便局のおっちゃんが「こんな重たいもんかなわんわ~」と文句たれながら配達してくれたんである。
でも、LAM's社のエイミーさんは、とても親切で「何でも分からない事は、遠慮なく質問して下さい」とメールが来て、勿論私もお初の編み機で、慣れたスピードスターとの違いに戸惑い何十回メールのやりとりをした事か。。。
お陰で、「難儀」していた一目ゴム編みも出来るようになり、マサチューセッツがアメリカのどこら辺にあるのか探したり・・・(どうでもダメなら習いに来なさいと言われたもんで)苦節3年、何とかスイスイと編めるようになった今頃日本語字幕の説明動画が出たのだった。
これで、日本人のソックニッターさんで、特にレースとか、難しい編み方ではなくて、「メリヤス編みで足首がゴム編みのソックス」を編みたい!と思っていらっしゃる方のお役に立つかなと、この動画を、グーグル翻訳(ツッコミ所満載(笑))ではなくて、日本人の私が頼まれた訳でも無いのに、補足しようとこれを書いている。
参考になれば嬉しい。気になる所は、どんどんコメントして下さい。
動画が長いので、何回かに分けます。
Let's Get Started with the Lamb LT150 Circular Sock Knitting Machine
(最初~2分頃)
編み機のシリンダーの説明。
編み機の上に「緑色」と「青色」に塗られた部分が靴下の「かかと部分」と「足の甲部分を編む境目になる。
上部が甲側、下部が踵側になる。
それだと「青色」は「9時」「緑色は3時」で、殆どの編み機は、「3時スタート」だ。
3時~9時迄引き返し編みをして(手編みの引き返しは面倒だけど、編み機だと、簡単である)踵を作るのである。
次回は;
「カムシェルモード」と「シリンダーモード」の切り替え方法の説明をしましょう。
編み機の機械を海外から取り寄せ、使い方をやり取りされたなんて!
その機械で編まれる作品を、またブログにアップされるのを楽しみにお待ちしています。
私は「典型的なO型」で「後先考えず行動する」タイプのようです。
爪楊枝より細い編み針で靴下を編み始めた所、一段編んでも2mmも大きくならないのにメゲテ、YouTubeをさ迷っていて、発見した編み機でした。
手編みだと一足編むのに、最低3日はかかるでしょうが、編み機だと1時間位です。
でも、その後つま先を綴じるのに、1時間位かかっちゃいますけどね(;^_^A
がんばりまっす!