本日は『国立公園制定記念日』だそうですよ!
1931(昭和6)年に施行された国立公園法に基づいて、翌年10月8日に12ヶ所が選定されたことにちなんで制定されました。
このうち、1934(昭和9)年3月16日に3ヶ所が国立公園に指定され、同日は「国立公園指定記念日」という別の記念日になっています。
...ややこしい☹️
ちなみにこの国立公園法は、昭和32(1957)年に全面的に改定されて自然公園法が制定されたことに伴い、廃止されています。
法律は変わりましたが、どちらも日本の素晴らしい風景の保護と適正な利用の増進を目的としています。
国立公園内には、自然と触れ合うために環境に配慮したハイキングコースや遊歩道などが設置されているところもあります。
なのでそこから外れたり、ゴミのポイ捨てなどは言語道断、絶対にしないでください。
現在、国立公園は北は北海道から南は沖縄まで、離島も含めて34ヶ所あるそうです。
自然公園法では「自然公園とは、国立公園、国定公園及び都道府県立自然公園のことをいう」と定められています。
違いは、
○国立公園:日本の景勝地の中でも特に優れた場所として、環境大臣が指定し、国が管理する自然公園。
例)釧路湿原国立公園、伊勢志摩国立公園、瀬戸内海国立公園、西表石垣国立公園など。
○国定公園:国立公園に準ずる景勝地として、環境大臣が指定し、その公園がある都道府県が管理する自然公園で57ヶ所あります。
例)津軽国定公園、南房総国定公園、丹後天橋立大江山国定公園、壱岐対馬国定公園など。
○都道府県立自然公園:国立・国定公園に次ぐ自然の風景地として、都道府県が指定し、都道府県が管理する自然公園で、311ヶ所あるそうです。
いや、多いな!?
あと、日本の凄いところは、こういう公園の中でも人が普通に生活してるところだと思うんですよねー。