本日は『ユネスコ憲章記念日』なんだそうです。
1946(昭和21)年11月4日にユネスコ憲章が発効し、正式にユネスコが発足したことを受けて制定された記念日です。
ユネスコは、正式名称を「United Nations Educational Scientific and Cultural Organization」と言います。
日本語では「国連教育科学文化機関」と訳されますが、この頭文字をとって「UNESCO」なんですね。
ユネスコはその名の通り、教育や科学、文化などの活動を通して世界平和に貢献するために作られた国連の組織です。
2度と戦争をしないと誓った日本もこの理念に賛同し、1951(昭和26)年7月2日に加盟しています。
また、戦争の原因は人の心の中にあるとして、互いをよく知るために世界の教育基準の底上げしようという運動を展開しています。
たとえば、世界寺子屋運動(Community Learning Center)と名付けて教育の場を設け、識字率の向上を図ったり図書館を設置したり。
あとユネスコといえば世界遺産を誰もが思い浮かべると思いますが、これもお互いの国や文化や歴史を知るための大切な場所を保護するための活動です。
世界遺産は文化遺産と自然遺産がありますが、日本は2019年時点で両方合わせて23件登録されています。
世界遺産は一大観光名所となるので観光客も多く訪れます。
経済的にも教育的にも人が来るのはいいことでしょうが、マナーの悪さもたびたび話題にあがります。
世界遺産に限らず観光地は自分だけの遊び場ではありませんし、そこを観光地たらしめている理由や維持してくれている人たちに敬意を持っていたいですね。
...うん、気をつけよう。
ところで、登録件数23件ということですが、「古都京都の文化財」とか「百舌鳥・古市古墳群」とか、すんごいひとまとめにされてる感あるんですよねー。
1件1件場所で数えたらもっともっと数字は増えるのに。
いいことなんか悪いことなんかは分からんけど...。