徒然日誌(旧:1日1コラ)

1日1枚画像を作成して投稿するつもりのブログ、改め、一日一つの雑学を報告するつもりのブログ。

8/10は何の日?

2020-08-10 11:04:19 | 日記


 なんと今日は、あの! ルーヴル美術館が開館した日なんだそうです!
 しかも1793(寛政5)年8月10日のことだそうで、思った以上に古くてびっくりです。
 日本で一番古い公立美術館は1933年(昭和8年)開館の京都市京セラ美術館です。200年ぐらい後ですね。
 ちなみに日本で一番古い博物館は、上野の東京国立博物館で1872(明治5)年開館です。こっちでも100年ぐらい差がありますね...。


 「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」など、知らぬ人はいないぐらいの超有名な作品を数多く所蔵しているルーヴル美術館は、元々12世紀にフィリップ2世によって城砦として建てられたものだったそうです。
 その後16世紀にフランソワ1世によって宮殿に作り替えられ、ルイ14世がヴェルサイユ宮殿に移る1678年まで歴代君主の居城として利用されていました。
 ちなみに居城がヴェルサイユ宮殿に移ったことで空いたルーヴル宮殿は、芸術作品の保管だったり芸術家たちのアトリエとして使われたりしていたそうです。
 君主の好みはもちろん、流行の建築様式に合わせてどんどん増改築が行われ、ルネサンス様式やバロック様式が入り混じった美術館自体が芸術品としての価値を持っています。
 そして1793年。フランス革命が起こり、貴族や教会の所蔵品が国有化され、それ以前からルーヴル宮殿内にコレクションとして保存されていたものも含めて、美術作品を展示するための一般に開かれた美術館として生まれ変わりました。
 1980年には「ダヴィンチ・コード」にも登場したガラスのピラミッドを中庭に設置する大規模な改築を実施し、ルーヴル美術館は今の形になったそうです。

 国境と時代を超えた所蔵品が38万点をこえるルーヴル美術館は、展示されているものだけでも全部じっくり見るのに1週間かかるとかいわれています。
 イギリスの大英博物館も全体をサッと見て回るだけで5時間とか書いてある記事もありましたし、どーなってんのヨーロッパの美術館( ゚д゚)


※こちらのホームページで紹介されていた写真です。

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8/9は何の日?

2020-08-09 11:47:22 | 日記


 本日はみんな大好きハンバーグの日です。
 ハ(8)ンバーグ(9)の語呂合わせからきています。


 8月9日というのは多くの地域で夏休みになっていることから、さらにたくさんハンバーグを食べて欲しいという願いが込められているそうです。
 この記念日を制定したのは、株式会社「味のちぬや」です。各種冷凍食品を手がけ、全国のお店やスーパーに流通させている会社さんです。

 ケチャップ、デミグラス、チーズ入り、和風、煮込みなどなど、いろーんな味が展開されているハンバーグは登場以来、老若男女問わず大人気のもメニューで、好きな食べ物ランキングでは常に上位をキープしてるようです。

 ハンバーグの起源は、18世紀ごろのドイツの港町ハンブルクで食べられていたタルタルステーキだと言われています。
 これは、さらに遡ること13世紀、ヨーロッパにまで攻め込んできたモンゴル帝国の遊牧民(タタール人とかタルタル人とか呼ばれていたようです)が食べていた生肉料理を原型としているんだそうです。
 遊牧民たちは遠征の際、乗り潰した馬の肉を細かく切り刻み、玉ねぎなどを加えて香辛料で味付けして食料としていたそうです。
 これがドイツ人たちに食べやすいように肉を固めて焼かれるようになり、今の私たちが知るハンバーグに近づくわけです。
 
 それから20世紀にかけて、ドイツからアメリカへ移住する人々が増えました。
 彼らがタルタルステーキをアメリカに持ち込み、「ハンブルク風ステーキ(ハンバーグステーキ)」と呼ばれるようになりました。

 日本にいつ入ってきたかは明確ではありませんが、明治の文明開化の頃に他の西洋文化と一緒に伝わったとされています。
 ですが一般的な家庭料理にまで広がったのは、1950〜60年代の高度経済成長期になってからだそうです。
 牛肉と豚肉を混ぜた合挽き肉は塊肉より安価で、それで作れるボリュームたっぷりのハンバーグは財布にとっても優しかったのです。

 ちなみに、乱暴に言えば丸いパンにハンバーグを挟んだサンドイッチの「ハンバーガー」は、誕生には諸説ありますが20世紀初頭にアメリカで誕生したものだと言われています。


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8/8は何の日?

2020-08-08 10:50:37 | 日記


 今日は世界猫の日らしいです。また、8月8日は日本で三番目に記念日が多い日なんだそうです。私は今までにも「今日は記念日多いな〜」と言っていましたが、確かにまとめサイトとか見ても、比じゃないぐらい今日は数が多かったですね...。


 ペットとして人気が高い猫ですが、殺処分数は同じく人気のペット・犬よりも多いそうです。世界猫の日を制定した国際動物福祉基金(IFAW:International Fund for Animal Welfare)は、そんな現実を知ってもらい、飼い猫だけでなく全ての猫を大事にしようという呼びかけをしています。

 約9500年前の昔から猫は人と共に暮らしていたといわれています。地中海にあるキプロス島のお墓から猫の骨が発見されたそうです。それだけ昔から世界中の人間に愛されてきた猫ですから、各国に『猫の日』があります。ちなみに日本は、ニャンニャンニャンで2月22日だそうです。

 2月17日 イタリア、トルコ
 3月1日 ロシア
 4月4日 台湾
 10月29日 アメリカ

 さらに、猫にハグをする日、黒猫に感謝をする日、招き猫の日など、あっちこっちに派生していたりします。うーん、猫は強し。


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8/7は何の日?

2020-08-07 21:19:50 | 日記


 今日は二十四節気のひとつ、立秋です。暦の上では今日から秋ですね。・・・都心では今年初めて猛暑日を記録してましたけど。
 現在では太陽黄経が135度のときを立秋と定めているので、年によっては日がずれることもあります。


 朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つことから『立秋』と名付けられたそうです。この日から後の暑さを「残暑」と呼び、残暑見舞いを出すのはこれからです。そしてどれだけ暑い日が長くても、8月末までに出すのがマナーです。
 今年は長雨が続き、梅雨明けが遅かったので余計に「これから夏だ!」感が強いので「今日から秋です」と言われても、違和感がすごいですよね。

 毎日の天気予報では「適切に冷房を使って熱中症にならないように注意してください」と言っています。我慢も遠慮もできる気温ではありませんから、これが現代的に一番いい夏の過ごし方でしょう。ですがそれでは味気がないので、日本の伝統的な夏の過ごし方を振り返ってみました。

 ①ところてんやそうめんなどの冷たいものを食べて暑気払い。

 ②水辺に涼を求め、納涼床や納涼船を利用する。ちなみに平安時代の貴族は家に池を作って、そこで釣りをしたり管弦の宴を催して暑さを忘れたそうな。

 ③風が吹いたときに音を鳴らしてくれる風鈴を下げる。

 ④かき氷を食べる。これは、一部の上流貴族だけにでしたが平安時代からあった習慣です。

 ⑤うち水をする。道路に水をまくことで、水が蒸発する際の気化熱の働きで周囲の温度を下がります。さらに、水をまかれたところを通る風は冷たいですから、ホッと息をつけます。


 ちなみに打ち水はやるタイミングを間違えると湿気が増して不快になるだけですのでご注意を...。気温が上がり切る前の朝方か、気温が下がり始めた夕方以降がおすすめらしいです。


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8/6は何の日?

2020-08-06 20:44:08 | 日記


 今日は雨水の日です。二十四節気の「うすい」ではありません。読んでそのまま「あまみず」です。なのにネットで漢字のまま検索をかけたらほとんどが「うすい」で出てくる...( ;∀;)
 1994(平成6)年8月6日に、東京・墨田区で市民主体による世界初の「雨水利用国際会議」が開かれたことにちなんで記念日に制定されました。


 近年、豪雨災害のニュースを聞かない年はなくなってきました。日本の都市部では道にアスファルトが敷かれ、河川敷はコンクリで固められ、雨が降っても地下に浸透せず海へ速やかに流されています。そのため大雨が降ると下水が逆流、河川が氾濫するなど都市型洪水が起こるようになりました。
 ということで、雨水を貯める場所を作り、逆にその雨水を有効利用してみようという活動が各地で行われています。

 墨田区では区役所や両国国技館、江戸東京博物館などの公共施設に雨水の貯水タンクを設け、特に両国国技館ではトイレの排水や冷房、散水などに利用しています。
 個人宅にも設置できる手頃な価格の雨水タンクも最近では売り出されているようです。日本は以前の記事で紹介したように安全な水道水が飲めるので、主な利用目的は飲料水ではなく生活用水。家庭菜園の水やりとか打ち水とか洗車とかですかね。
 また、地震などの災害に見舞われて断水した時でも、洗濯だってできるし、トイレの水も流せるので備えとして有効だと言われています。各家庭が雨水の貯水タンクをつければ、下水道に流入する雨水を減らして都市型水害の対策になるかもしれないという期待もあるそうです。

 自治体によっては雨水タンクの設置に助成金を出してくれるところもあるそうですよー。

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