徒然日誌(旧:1日1コラ)

1日1枚画像を作成して投稿するつもりのブログ、改め、一日一つの雑学を報告するつもりのブログ。

8/16は何の日?

2020-08-16 13:52:27 | 日記


 本日8月16日は、月遅れ盆の送り火の日です。
 お盆で我が家に帰ってきた人たちを再びあの世へ送り出すための送り火は、京都の五山送り火に代表されるように各地域でも大々的に焚かれます。


 明治以前、日本では月の運行を基準として定めた太陰暦を使用しており、そのころのお盆は文月の満月の日だったそうです。
 開国後、西洋にならって太陽の運行に従った太陽暦を採用し、お盆は新しい暦の上での7月15日にせよというお達しが政府から出たそうです。
 東京近郊など一部の都市部ではそれにすぐに従いましたが、地方ではその通達が届かず、旧暦の日付のままお盆を続けていたと言います。
 ところがカレンダーや新聞の日付と旧暦の日付のズレが次第に不便になり、旧暦のお盆の日付に近い8月15日を「月遅れ盆」と称して行うようになりました。
 新盆だと7月15日を中心とした2、3日になりますが、月遅れのお盆だと8月の半ばで学校も大半が夏休みです。
 帰省のタイミングともあいやすいので、8月の「お盆」の方が一般的なんじゃないかなあとは思います。

 さて、京都の五山送り火は例年8月16日の20時に大文字に火が入れられ、妙法、船形、左大文字、鳥居形と次々に点火されます。
 ところが今年2020年は、新型コロナウイルスの影響で3密回避が叫ばれている年です。
 五山送り火を見るためにたっっっくさんの人が集まりますので、クラスター発生不可避です。
 しかも集まるのは公園とか道路とかでも可能なので、施設のように「閉館します」というようなことができません。
 そこで、まさに苦肉の策というしかありませんが、点火する火床の数を減らして規模を縮小するという方法がとられることになりました。
 今日の夜は京都市内へ出かけても例年のように美しい大文字は見えないので、家でそっと手を合わせるようにしてください。


 ちなみに、私は小さい頃はこの五山送り火を「大文字焼き」と呼んでいたのですが、送り火を担う誇り高い人々にそれを言うと修羅か羅刹か般若かというぐらい激怒するそうなので、間違えないようにしてください。
 京都の送り火は五山送り火です!!!!



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8/15は何の日?

2020-08-15 10:51:58 | 日記


 今日は、私の大好きな刺身の日なんだそうです!!
 室町時代後期の1448(文安5)年8月15日、中原康冨という人の日記に初めて「刺身」という単語が登場したことにちなんで制定されました。


 そこには、「鯛なら鯛と分かるやうにその魚のひれを刺しておくので刺し身、つまり「さしみなます」の名の起り」と書かれていたそうです。
 つまり、切り身にすると何の魚か分からないのでその魚のヒレを刺していた、ということらしいです。
 魚を切ったものですから「切り身」と名付けられてもおかしくありませんが、武家社会では切腹に意味が通じて縁起が悪いとされました。
 ちなみに「刺す」もよくないということで生まれた言葉が「お造り」です。
 刺身をお造りと呼ぶのは関西地方だけのようで、ちょっと驚いています。

 四方を海に囲まれた日本では新鮮な魚が手に入りやすく、生食の文化が発達しました。
 海外で生食の習慣がなかったのは、生の魚には細菌や寄生虫がいて加熱処理をしないと食べられなかったからと言われているようです。
 
 刺身の原型は、鎌倉時代の漁師が食べていた魚を薄く切って酢で味をつけただけの即席料理だったと言います。
 これが室町時代になって醤油が登場し、殺菌効果のあるワサビと一緒に一部の上流階級の人々に食べられるようになりました。
 江戸時代になって醤油が大量生産されるようになり、一般庶民にも刺身を食べる文化が広がり、握り寿司も登場しました。


 刺身といえば、魚以外にも鶏や馬の刺身もありますよね。
 あれらも美味しくて好きなんですが、魚の刺身よりも高かったりするんで滅多に食べられないんですよねえ。

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8/14は何の日?

2020-08-14 13:13:28 | 日記


 今日は専売特許の日というらしいです。
 1885(明治18)年8月14日に、日本で最初の専売特許が交付されたことにちなんで制定されました。


 そもそも特許とは、技術的に新しく奇抜なアイデアを他人の模倣から守るための権利、簡単に言えば「凄いこと思いついた! 俺だけしか使えないようにして金を稼ごう!」ということを可能にする権利のことです。
 特許権は知的財産権のひとつで、これを取得しておくと何かを売り出したとき、ライバル会社による模倣品の販売を防ぐことができるそうです。

 1867(慶応3)年に福沢諭吉によって欧米諸国の特許制度が紹介され、1885(明治18)年4月に専売特許条例なるものが公布されました。
 日本の特許第一号は、彫刻家で漆工芸家でもあった堀田瑞松氏の「堀田錆止塗料及其塗法(=錆止め塗料とその塗り方)」他7件が受理されたそうです。
 この堀田錆止塗料は鉄船用の塗料で、日本海軍の軍艦などに使われました。
 この塗料は評判が高く、その改良品はロシアの海軍艦やアメリカのガスタンクなどにも使用され、日本初の世界的な発明として知られているそうです。

 特許取得までの大まかな流れは、特許を申請する→専門の機関で審査される→認められたら特許料を支払う→特許証が公布され、正式に特許が登録される。
 こんな感じだそうですが、特許を取得するまでには1年以上かかるのが普通だそうです。
 また、手続きや提出書類には難しいものも多く、お金を払って専門の弁理士という人に頼んでやってもらうのがいいとされているようです。


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8/13は何の日?

2020-08-13 10:09:09 | 日記


 今日は函館夜景の日らしいですよ。
 行ってみたいですけど、夜景となれば1泊は確実...。コロナめ...。
 なぜ8月13日かというと、やけい=8K=8月+トランプの13番目のK ということのようですが、ちょっと苦しくないですかね(^_^;)


 函館出身の大学生の投稿がきっかけとなり、函館夜景の日実行委員会が制定したそうです。
 標高334mの函館山山頂から観る函館の夜景は、「兵庫県・六甲山からの夜景」「長崎県・稲佐山からの夜景」と合わせて日本三大夜景の一つに数えられています。
 山頂まではロープウェーで約3分で着き、市街地との距離がとても近いので「手が届きそう」という圧倒さが感動を呼ぶポイントのようです。
 さらに、函館夜景の明かりは住宅の照明や街灯が主なそうですが、これは市を挙げて整備した夜景づくりの成果だそうです。
 温かみのあるオレンジの街灯を採用したり、歴史ある建物のライトアップや家庭の明かりをパワーアップさせたりしているのだとか。
 しかも時間や季節によって見える景色が全然違うそうで、公式ホームページでも色々紹介されています。
 
 実はこの函館が含まれる昔ながらの日本三大夜景の他にも、「日本三大夜景」が存在するそうです。そいつぁ知らなんだ・・・。

 ○新日本三大夜景:山梨県・笛吹川フルーツ公園からの夜景。奈良県・若草山からの夜景。福岡県・皿倉山からの夜景。
  2003年に非営利団体「新日本三大夜景・夜景100選事務局」が認定しました。

 ○日本新三大夜景:長崎県長崎市。北海道札幌市。福岡県北九州市。
  2015年に一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」によって認定されました。これは上二つと違い、特定の夜景スポットではなく夜景が凄い都市を扱っています。


 九州多いですね...。

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天橋立日帰り旅行

2020-08-12 10:39:49 | 旅行


 昨日は更新できずに失礼しましたm(_ _)m
 実は天橋立まで日帰り旅行してきて、超軽度ですが熱中症になって寝てました(笑) OS1って、普通じゃない時に飲むと本当に飲めるんですねえ...。
 ということで、今日は昨日の旅行記について書きたいと思います!


 まずは、7:30ごろの電車に乗って京都駅から福知山まで。



 そこでまず驚いたのが、なんとこの電車、福知山まで行くのは前2両だけということ! 
 たまたま私は2両目に乗ってたので降りる必要はなかったのですが、後ろは途中の駅で切り離されますので、アナウンスにはご注意を。

 そして約2時間後、福知山に到着! ここからは観光列車「あおまつ」に乗って行きました。





 内装オシャレ! きれい! かっこいい! と内心盛り上がっておりました。
 「あおまつ」は大江山を抜けていく電車ですので、タイミングが良ければ霧深い幻想的な風景が見れるそうですよ。

 そして天橋立駅に到着! 駅から降りただけではあの松の砂浜は見えません。
 なのでまずは場所を確認してから昼食をいただきました。せっかくなのでいいお値段の海鮮丼を。

 天橋立駅を出て右へちょっと行ったところの信号を左へ曲がれば、知恵の餅を売るお店が軒を連ねています。
 そこを進んでいくとやがて右手に廻旋橋があります。
 行き来する船のために橋が電動で回って通すそうですが、残念ながらその様子を直接見ることはできませんでした...。



 この廻旋橋が松の砂浜の入り口です。せっかくなので歩いて渡ってみました。
 ここから道なりに進んでいくと、しばらくは海水浴場になっているので人が多いと思います。
 でもだんだん人が少なくなって、蝉の声しかしなくなります。



 こんな感じ。
 天橋立は昇り龍とも言われていますから、龍の腹の中を歩いている感じでしょうか?
 時々砂浜とかに出て海を眺めていましたが、そんなことをしてても1時間ぐらいで向こう側へ着きます。





 ただ、夏に行くなら暑さはマジで覚悟してください。
 昨日、天橋立がある宮津は34℃とか35℃とかになってたそうですが、とにかく暑いんです🥵
 水分とタオルは必須です。一瞬、レンタチャリを借りれば良かったと本気で思いました。

 向こう岸についた頃にはもうヘロヘロ。
 帰りは遊覧船を使うことを決めながら傘松公園の入り口を目指していると、遊覧船の乗り場で「遊覧船片道+傘松公園のリフト・ケーブルカー往復チケット」というまさにあの時の私にぴったりのチケットが!
 差額は80円ぐらいでしたが、いちいち小銭を出して買うのも面倒なので、ここでチケットを購入。

 そしてやってきました傘松公園の股のぞき!
 幸い人も並んでなかったので、堪能してきました。





 なるほど、確かに天へ渡る橋みたいですね。
 ここでしばらく休憩してからケーブルカーで降りて、遊覧船へ。
 デッキに立ってたのですが、結構な速さで走ってたのか風がすごくて、帽子が飛ばされるかと思いました。
 ちなみにえびせんを食べるためにカモメが寄ってくるそうで、手から直接食べさせようとしている強者のお兄さんがいました。



 帰りはもう元気がなかったので、京都まで直通の特急列車に乗って帰ってきました。
 自由席でしたが、がら空きだったのでどこでも座りたい放題。スマホの充電がかなりヤバかったので、コンセントがあって嬉しかったです。



 久しぶりの遠出を満喫できて楽しかったです。
 でも、行き先はもうちょっと考えればよかったですね。避暑地をなぜ「暑」さを「避」けるというのかとか...。

 あー、暑かった!!!



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