ドコモは、今週に入ってまたトップが変わった。デザインケータイこと「P701iD」が4位から上昇して、初の1位を獲得している。先週トップだった「SH902i」は、2位に後退してしまった。
先々週のトップだった「SO902i」は、早くもトップ10圏外に消えた。初登場1位という目の覚めるような売れ行きを記録した割には、順位が落ちるのも早かった印象だ。なお、MUSIC PORTER Xなどの新機種は初登場でランキング入りとはならなかった。
auのランキングは、このところ「W41CA」が当然のようにトップを占めている。2位は、ワンセグ本放送開始の影響もあるのか、ワンセグ対応の「W33SA」となった。先週4位から上昇しており、1位をうかがっている。
ただし、同じくワンセグ対応の「W41H」は先週8位から6位へと、やや順位を落とした。ほかでは、上位陣の常連だった「W41K」が5位とランキング中位まで下降したのが少し目に付く。
ツーカーのランキングも、プリケーセット対応の「TK51」がトップという状況はこのところ変わらずにいる。プリケーセット対応でない、通常の「TK51」も先週9位から急上昇して2位に入っており、これで「TK51がワンツーフィニッシュ」という事態になった。
ツーカーは新機種が出ていないので、以下は既存の端末が細かく順位を入れ替えただけということになる。変化の幅が大きかったのは8位の「TT32」で、先週14位からトップ10圏内に入ってきた。
ボーダフォンは、東芝製音楽ケータイこと「803T」が順調に1位をとり続けている。以下、2位~4位は先週からの入れ替わりで、大きな変化はない。
注目は新機種の動向なのだが、いま1つ上位進出の動きは鈍い。ハイエンド端末の「904T」は、先週6位までランクアップしていたにも関わらず9位にまで落ちた。なかなかトップ端末をおびやかすところまでいかない。薄型で話題の「804SS」は、9位から8位へと一歩上昇。より上位を狙ってほしいところだ。
SH902i、首位の座守れず――MUSIC PORTER Xはどうなった?
DoCoMoのランキングは全体的な顔ぶれに大きな変化はない。SO902iは初登場1位をとったが、早くもベスト10圏外に消えた。これは在庫不足が原因なのか、初期需要が一巡してしまったのか、不明だ。また、D902iがじわじわと上がってきた。
auのランキングも全体的な顔ぶれに大きな変化はない。ワンセグ開始とお手頃な値段で、W33SA(写真)が2位まであがってきた。それに対して、1万円以上も高いW41Hは割高感からか順位を下げてしまった。この春に低価格な端末を揃えた三洋がベスト10に3機種も入っていて、かつての勢いを取り戻しつつある。
ツーカーのランキングも全体的な顔ぶれに大きな変化はない。相変わらず、通常契約5機種、プリペイド5機種という比率だ。
ボーダフォンでは、V502Tが再び2位に上がり、首位の803Tとともに、東芝がひさしぶりに1-2フィニッシュを飾った。
903SHが3位に上がったが、904SH発売直前ということもあり、在庫処分的な意味合いで順位をあげたのかもしれない。
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NTTドコモ |
au |
ツーカー |
ボーダフォン |
1 | ↑ | P701iD | → | W41CA | → | TK51(*) | → | 803T |
2 | ↓ | SH902i | ↑ | W33SA | ↑ | TK51 | ↑ | V502T |
3 | ↓ | P902i | → | A5518SA | ↓ | TT51(*) | ↑ | 903SH |
4 | ↓ | N901iS | ↑ | W41S | ↓ | TT51 | ↓ | V604SH |
5 | ↑ | D902i | ↓ | W41K | → | TS41 | ↑ | 703SHf |
6 | ↓ | N902i | ↑ | A5517T | → | TK31(*) | ↑ | V403SH |
7 | → | N701i | → | W41SA | → | TK41 | ↓ | 804SH |
8 | → | P901iS | ↓ | W41H | ↑ | TT32 | ↑ | 804SS |
9 | → | N702iD | → | A5515K | ↑ | TK40(*) | ↓ | 904T |
10 | ↑ | SH901iS | ↓ | neon | ↑ | TT41(*) | → | 903T |
(*)表記は「プリケ―セット」対応端末
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