海辺の町から

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土砂災害避難レベル4

2023-06-02 16:59:13 | 日記

  台風のウネリか 打ち付ける波が大きくなって来た


  施設に入られたR子さん 頂いた百合が咲きましたよ


海辺の町は急傾斜地に立つ 一度大雨に見舞われると山から下り落ちる石や木の枝枯れ葉と凄まじい。
家横の路地に大量のゴミを伴って流れ落ちる。
小止みの中長靴にスコップという出で立ちでゴミ除けをしていた。
我が家より上も下も誰も居ない全て空家となって誰にも頼ることが出来ず一人雨に濡れていた。
車道まで傾斜のある路地は勢いよく流れ途中で止まらないように流れの道を作っていた。

朝から比べると土色に濁っていた水も午後には透明になってきた。
大雨の後の土砂災害が心配で 雨によって柔らかくなった土をイノシシが掘り起こせば
又石垣を崩してしまう。
人が住まなくなったと言うことは此所かしこに弊害が出て
動物たちの天下が見え隠れする。

戦後先人達は海辺の町を開墾して痩せた土地で食べて行くために
「耕して天に至る」と言われるように芋麦大豆を植えたという。
海では鰯網漁が行われ良好な漁場だったらしい。

遡れば400数十年前伊達家が入部し海辺の町には近郷の藩主が入植し海辺の町は栄えたという。
今では見る影も無くヒッソリと建つお宮に大師堂に栄華が刻まれている。